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『わが孫育て』-佐藤愛子-

2021-01-19 20:36:31 | 映画DVD&本


Ⅲ章で構成されていて、Ⅰ章のタイトルがわが孫育て

孫育てから受ける内容以上に、作者の日常生活に対する感性が面白い^^v

大正12年生まれの作者が、戦前の生活を、昭和の古き良き時代として描いていて、田舎育ちのワタシはとても懐かしい
戦後の闇市時代、餓死する人はいても自殺した人の話は聞いたことがない・・・・も印象的




1998年から2007年に書かれているエッセイ📖

高齢者それも後期高齢者にありがちな内容で、高齢者あるある@@^^;

だからワタシもよく分かるし共感しちゃう




一昨年の7月、不適切販売が問題になって今も信頼回復に至っていない、かんぽ生命に関する内容のエッセイがあった🏣

毎月必ず、雨風の中でも勧誘にやってくるかんぽの勧誘員に同情して、いくつか加入していた作者
(保険やお金に興味ないがゆえに、保険に加入する動機がそもそも違っている)

数年たって整理してみたら、小学生の孫が契約者・娘が被保険者・受取人が作者本人(佐藤愛子)という保険契約があった
かんぽ生命に説明を求めたときの、自宅で勧誘員とのやり取りを書いてある✐

日本の常識とタイトルが付けられたこのエッセイの主題は、超が付くほど真面目な勧誘員がもしもの場合とかという言葉に異常に反応する、その可笑しさである^^;


佐藤愛子さんをもってしても、かんぽ生命の保険勧誘の異常さに気付かなかった事、その巧みさに驚かされる@@


エッセイは気楽に読めていい👌


Ⅲ章の末尾のエッセイ『国を愛してどこが悪い』の内容は、これからの日本・日本人・若者たち・・・・・を憂いて提言している

同感しながら気が重くなったワタシ
同じように憂いて憂鬱!!




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