内職を始めたらパートで働いていた頃よりも労働時間が長い!!もちろんミシンも触れずその反動からか手芸店でのセールに数千円費やしネットで欲しい生地をポチッとする。これじゃ働かない方がましかも。
日曜日以前から顔を出そうと思っていた『BLACK CAT』さんに空の市で出していた商品を手に行ってきた。あの日と同じ笑顔のJURIさんとお母さんに会えて縁って素晴らしいなとあらためて思った。自分の作るものはどれも好きなのに人に気に入られるかどうかで尻込みをしてしまうことがある。自分が良ければそれでよしと思う半面、売ることを思うとそうは言ってられないのかなとか、でも作りたくないものを作るのもいやとも思うし、楽しければ利益は二の次とか、いろんなジレンマと戦いつつ縫い物をしている。
仕事もそう。内職もやめて好きなバッグ作りだけできたらどんなにいいかと思う。二つのお店に置いてもらえて市やクラフトフェアなどで収入になったらなとか。でもまだまだだし3ヶ月も好きなことをして『縫い物だけをこれからもやる』ともいえないし生活していくには何かを犠牲にすることもあること。そんな理想と現実の狭間に揺れながら過ごす毎日。
『BRACK CAT』さんでも『Raku』さんでも共通して嬉しく思うこと。
それは持ち込んだバッグを「ここに飾ろうか、あっこう置くと素敵ね」って棚やフックを掛けたりしながら、置いてくれること。その瞬間がとても嬉しい。
部屋に出来上がったバッグを掛けてもあんまり見栄えがしないのに、お店の雰囲気に助けられオーナーさんたちの腕でバッグが品物以上に素敵に見えるディスプレイをしてくれる。自分の手から離れて二つのお店によって気に入られたバッグはその人のもとへ行く。そこまで想像するとわくわくしてもっとバッグを作りたいと思う。
9月の空の市にはまたぜひ参加したいし、他のイベントにももっと積極的に参加していきたい。これが当面の私の目標です。
以前コメントを頂いたこころんです。
あれからずっとお邪魔していました。
まったく同じジレンマをちょうどまさに!抱えていたところなので思わずコメントさせてもらいました。
この不況で派遣も切られ、でも空いた時間で頑張ったためか、委託先の雑貨ショップも少し増えてきたのですが、このまま「縫い物だけで収入をまかなっていく」とも言い切れず。
「好きなことだけをして生きていく」
って難しいんだなぁと思っています。
すいません。長々とコメントしてしまいました。
同じような気持ちを抱えた人が周りにいなくて。
でも、sproutさんのつくるバッグ、私好きです。
これからも頑張ってくださいね。
嬉しいコメント、そしてブログを読んでいただいていること、ありがとうございます。
私も同じ気持ちを持っている人がいるんだと思うと大変なのは自分だけじゃないんだって心が軽くなりました。
この何ヶ月かで状況がめまぐるしく変化して気持ちがあたふたしているのかもしれません。
自分の作品を気に入っている方がいてショップにおいてもらえるだけで夢がひとつ叶ったかもしれないのに、ついもっともっとと上を見てしまいます。
私もこころんさんの作品好きです。近ければ手にとってうっとり眺めたいほど。
バッグ褒めていただいて本当にとっても嬉しかったです。すごく励みになります。ありがとう。