諦めた本当の理由

昨日の記事を読み返してみたらなんか自分がいい人っぽく表現されている気がしてきました。仲が決して良くはないけど義母の体が心配でライブを諦めた、みたいな。でもよくよく胸に手を当ててみればそればかりじゃない、いやむしろそれが最大の理由ではないことは自分がよく知っています。

入院間近と言えども都心でのライブだったらたぶんその日のうちに帰れるから行くと思う。私一人が行く手筈なら行ったような気もする。

夫がね、やっぱり心配そうなんですよ。そりゃ自分を生んでくれた母親ですから。仮に私だけでも行くというパターンに対しても心配なんですよ、おそらく。

当初はひとりで行く気で御殿場か三島まで車でそこから電車で清水市まで行くつもりでした。1泊で。そんな提案をしたら自分もライブに行ってみるって言って2枚取ったんですね。明らかにこの提案に不安を覚えたんでしょう。そう思ってても口には出しませんでしたが。私なら仕事終わってからスンギくんの映画を観るために六本木まで行っちゃうくらいだから全然不安要素なんてなかったのに。

で、昨日書いたような件があった訳ですが、都心でのライブなら『俺はちょっと心配だからよすけど、せっかくだから行っておいで』って絶対言ってくれるはずなんです。でも今回ひとこともそういうことは言わなかった。夫の中ではそれはさせられないっていう思いがあるのかな。

だから、だからかもしれないです。今回のライブを諦めたのは。

1泊して行こうって言ってたのに12月頭に再入院の大体の日取りが決まりかけてから何のアクションも起こさなかった。夫の中では行けそうにないことがわかっていたように。

何となく苦悩（そこまで大げさじゃないけど^^;）している様子だったので、私から『今回はよそう。また次の時チケット取ってライブ行けばいいから』って言いました。ちょっといい奥さんぶりました。思惑通りだったのかほっとした顔していた気もします。

夫に気持ちよく送り出してもらわなきゃ行けません。ほとんどノーって言わないから尚更そうなんです。

18日はいつも通りに仕事、そして翌日も土曜出勤の日なので仕事に行きます。会社2連休せずに良かった、と思うことにします。