*sprout* 毎日の暮らしの中で・・・。

好きなモノ・コトや感じたことをつれづれに。

アートな旅

2010-10-12 15:51:26 | おでかけ

              

日曜日山梨市へアートな旅に出かけた。といっても大げさなものではなく、期間同じく点在している展覧会を見にいったのだ。

始めは一宮にある『kivis』という喫茶店の『ちいさなもの展』(10月10日~10月31日まで)。HPにあったとおりに地図を見ながら道を進むと交差点の角にそのお店はあった。2階の展覧会スペースに足を運んだ。

 
                        
                       

去年お世話になったitokaraさんの手織物や(kivisを知ったのもここのHPから)古い器、ポストカード、染物、布小物など手のひらにおさまる小さなものがいくつも並んでいた。どれも手にとると連れて帰りたくなるようなものばかりだった。その中で私が選んだものは『Une fois por mois』さんのアクセサリー。アンティークやヴィンテージのビーズを使ったネックレス。

緑色がとてもキレイでひとくくりにできない『グリーン』がとても気に入って購入。自分がアクセサリーを作れないとか、センスを持ち合わせてないせいか手作りのネックレスがとても好き。Vネックやシャツの間から覗くのってシンプルな中にキラリと光る気がしてついつい手を伸ばしてしまう。

娘と夫はそれぞれ気に入ったポストカードを買った。お店の方もとても感じのいい方でした。

次は山梨市駅に程近いパッシーモというギャラリーへ。夫の仕事の関係で顔見知りになった方のアクリル画の展示会。数ある作品は日常のひとコマだったり思いを馳せることを描いてあったり。その中で私は『5つの木の実』という絵がとても気に入った。全てを見終わったあとに最初の方にあったその絵の近くを通った時夫が『この絵が一番いいな』と言った。それはまさに『5つの木の実』でちょっとびっくり。買うには考えてから~で購入には至らなかったけれど玄関先にあったらきっと素敵だと思う。

最後はそこから数分の『アートギャラリーコスモス』の『姫崎由美写真展』へ。本職は知的障害者のケアホーム職員らしい。障害者の方の写真がモノクロで展示されている。この写真を見て自分は何をどう感じたらいいのか、何を伝えたかったのかしばし悩む。

芸術というのはいい、悪いの評価はつけられないところに奥深さがあると思う。好きか嫌いかわかるかわからないか・・・ひとりひとりがその人の持つ感性と一致した時、心に残るものなのかなぁとも。

今東京では『ゴッホ展』が開催されている。12年ぐらい前の横浜美術館でのゴッホ展では平日にもかかわらず長い行列の中、私と夫はゴッホの絵が見たいために並んでいたことを思い出す。今年も混んでいるんだろうな、そんなことを思いながら『行きたいね』と話している。

久しぶりにいろんなジャンルのアートに触れて短い時間ながら充実した時間が過ごせた。私もそんな空間をお客様に感じてもらえるよう、昨日の地区の運動会でのひどい筋肉痛に耐えながらバッグを作りたいと思います。