☆日々是好日☆

最凶・最強~荒波乗り越えどっこい生きてる、🐔のひとりごと

慣れても困るけど、慣れって怖い?!

2010-10-30 05:00:33 | 日々つれづれ
「もう2回目やから慣れたし~」
と言う私に
「そんなもん、慣れてもらっても困るんやけど・・・」
と返すのは母。

此処にも何度か書いていますが、ガンの事。
ずっと読んでくださっている方は”またかぁ~?”なんて思われるかもしれませんが、如何せん自分でも呆れるくらい脈絡なく気分で怒涛の更新をしてしまう故、時々こうして振り返ってみないと自分でも忘れる事が有るのですよ(笑)

ん・・・たぶん忘れちゃいないんだろうけど、こうして書く事によって気合いを入れ直すと言うのかなんと言うのか・・・
たぶん同じ様な状況で書いている方には分かるかと。

闘病日記の類って『前進派』と『振り返り派』が有るのかなぁ~と思うんですよね。
日々の症状をどんどん進んで書いていく方。私の様に振り返り振り返り書いていくパターン。それは様々かと・・・

先日ニュースを見ていて改めて納得したのですが、ガンって病気は必要以上に怖がる事も無い病気だと思うのです。
自分が罹ったからって言う訳じゃないのですが、ヘタに風邪ひくより余程怖くない訳で。
実際私はガンで生命の危機を感じるより、風邪をこじらせ過ぎて生命の危機を感じた・・・いや、生命の危機に陥った事があるから言えるんですけどネ。
「喉が痛いなぁ~腫れだしたなぁ~お!!熱が出てきたぞ~」なんて思っている間に、あれよあれよと言う間に病状が悪化して、入院した時には「あと2日遅かったらかなりマズイ状態でしたよ。侮っちゃいけません。これで命を落とす人もいますから」と言われる始末。(実際入院してなかったら死んでた!)

癌の場合は、見つかった段階ではホントに元気なんですよ。
普通に仕事も出来るし、家事も出来る。
唯一つ違うのは”ヤツ”の存在を知った以上、叩かなきゃいけないし闘わなきゃいけない。
奇襲攻撃かけられて戦争を始める様なものですネ。

実際には大腸がんとか乳癌って、進行がゆっくりだからその”芽”が出来始めて気がつく、あるいは目立ち出すには2~3年かかると言われている。
その2~3年して姿を現し始めた時に叩いてしまえば、ホントに100%治るのですよ。
大腸がんが見つかった時も当時の担当医師から言われたのは
「早期だからね99.9%(100と言えないのが医師の心情?!)大丈夫だからね。ガンなんてものは”おでき”と一緒だから」
~と。
2~3年で約1センチになる乳がん。・・・と言う事は私のは4~5年前から出来ていた計算になる。
今はネット社会だからケータイやパソコンで簡単にその病気について調べる事も出来る。
だからか、先生も「たぶん色々調べているだろうけど、心配し過ぎる必要はない」そんな言葉を出してくるのでしょうね。
昔はガンだなんて言うと、家族が別室に呼び出されて”告知”され本人には内緒にされる・・・。そんなシーンをドラマでも時々見るけど、診察を受けていとも簡単に「ハイ!ガンですよ~」(実際はもっと丁寧に言ってくれますが)てな勢いで告知されtしまう。一瞬呆気にとられて何が何だか分からないまま、怒涛の検査予約が入って行く。検査三昧で”病気だぁ~ガンだ~”なんて落ち込んでる暇も無く、気がつきゃ手術。そしてもう”ヤツ”はいない。
ん~でも、2度目とは言え…いや2度目だからこそか、大腸がんの時には無かった不安は乳がんには有りましたけどネ。
乳がんは全身病だから小さいうちから”飛ぶ”事があるって・・・よく言われている話し。
だけど、どの先生が言うにもそれは考え過ぎ無くって良いと。確かに無いとは言えない。小さいうちから旅に出るやつもいるにはいるけど数的にはごく僅か。殆んどはある程度大きくなってからウロウロし始めるらしいですからね。

だからこそ早期発見・早期治療が必要なんだって声高に叫ばれている訳です。
何でもそうだけど、傷は浅いうちに対処するに越したことは無いですから。

前にもここで書きましたが、私の場合ももっと早く見つかっていたはずだったのです。
2年前健康診断を受けた時に、乳がん検査のエコーでやたらと左胸を診る時間が長かった事、検査技師の先生の顔が険しくなった事を”今”振り返れば、たぶんその時から有ったんだろうな~とは思いますね。
ただ、返ってきた結果が「乳腺膿胞疑いあり。要経過観察」・・・と。
読影の先生のミスか~?と思った事も有りますが(いや…今でも思ってる!)過ぎた事は仕方ない。考えたところでどうなる訳でなし、育っちまったものはそれ以上育つ前に身体から退去して頂かなくてはこっちが困りますからね~。

ヘンに慣れてしまったのか、病気をしまくりで感覚が鈍くなっているのか、いずれにせよ人間って何にでも慣れが来る生きものなんだって、そう感じましたね。
特に私はその傾向が強いのかも!(笑)

別にね強がってるわけでもないし、何も考えていないわけじゃない。
だけど不安って抱え出したら大きくはなっても小さくはなってくれませんから。

「ガンは他の病気と違って見通しの付く病気」
それをニュースの特番で聞いてすごく納得。
母にも言われたのですが
「あんたの病気は治療の見通しもついてるからええけど、あの子(妹)の場合は何時治るか分からんやろ。向こうが治る前にこっちが潰れるワ」と。
妹は心の病故…見通しがつかないんです。

まぁとにかくです。何だかんだグダグダ書いてしまいましたが、これを読んで下さっている方がひとりでも多く検診に行ってくれれば、私はそれで嬉しいですよ。
いつも言う様に、何か有ったら怖いから病院に行かないのではなく、何かあったら怖いから是非定期的に健診は受けてくださいね。
大腸の場合は何も無ければ次回の検診は3年後でも良いと言われるほど。
胃の検診は30歳過ぎたら2年に1回、40歳過ぎたら1年に1回だそうです。
私の場合ですが、マンモもさほどいたくなかったですよ。
「痛いぞ~痛いぞ~すっごい痛いかもしれない~」って思って行けば、痛くなかったときに「なぁ~んだこんなもんか」っておもえますよ^^

病は気から!前向きで行きまっしょい♪



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