mini-MAX 決勝

天気予報で絶望しつつオートポリスに向かう。
今にも降りそうな雲行き・・・
　
しかし、雨は降らない。

絶望＝霧で中止　（雨のレースは嫌いではない、むしろスキ）

オートポリスを知る者なら、奇跡の天気としか言いようがない。　

本日は勝負服、チームシャツは気が引き締まりますね。

今回はWAKO’Sさんからオイル(WR30S)のサポートを受ける事が出来ました。
ありがとうございます

薄く霧のでた状態でＯＰＥＮ／ＭＭクラスはスタート。


４時間暇なので、整備。


ライダー交代時間等の作戦会議中。

果たして作戦通りイクのでしょうか？耐久は何があるか判りません。

時間になり、グリッドに向かう。


スタート前の記念撮影。

決勝の朝から一つの事だけを考える。
土下座してお願いしたおす・・・
先週のレース前のblogに書いた『緊張』なんて何も無い。むしろ邪魔。
ホントの事言うと緊張感は無く、ただ『走りたい』と言う感情と『ある作戦』の事だけが頭の中をグルグル回ってたダケなのである。

『ある作戦』とは・・・

１コーナー曲がると下り、勝負所の第一ヘアピンまでは５速全開。
第一ヘアピン曲がると上り区間、非力なマシンなので如何に失速させずに第一ヘアピンをクリアする事に全力を尽くす。
ココで失敗すると自分の力だけでは追いつく事がほぼ不可能となるのね。
だから絶対失敗出来ないのよ～。

６月の合同走行会（霧で走れず）以降からはずっと考えていた事。

スータト時刻が近づき、ル・マン式スタートなのでコースを挟んでマシンと対峙する。
安全性を考慮してマシンのエンジンは始動済み。
で、マシンを見ると・・・
我チームのステップはkurodaya製で、キックアームがブレーキペダルに干渉する為ブレーキペダルが上にスイングする構造、始動後は速やかに元に戻すようにしてます。

が、舞い上がってる難局２号はペダル上げたまま（笑

まあ、いいかと笑いながらスタ～ト！！
ブレーキペダルを足で戻しながら１コーナーへ。
『よし４位だ』１コーナーをクリアして、後方を確認、５～６台の集団が迫る。
コレがいけませんでした・・・
第一ヘアピン手前のＳ字で両脇に並べかけられ、行き場の無い俺様アクセル戻す羽目に。
スピードが乗らないまま第一ヘアピンをクリア、当然上りで失速・・・
前の５～６台が一気に遠ざかって行く。

終了～。

走行中にも関わらず、マジで凹みました・・・
少しして、また後ろを確認、１台来てるだけで、後続とはかなり開いてるみたい。
とりあえず、今のポジションキープに切り替え、着いてきた１台とスリップ合戦で自分の走行時間をこなす。
そんでもって自己ベストから程遠いタイムで周回を重ねる。
マイナス思考なので、タイムも悪い・・・
　
ライダー交代後、順位は１０～１５位近辺をウロウロ、ＰＩＴ作業で順位が上下する。
２回目の走行でもタイムは上がらず、いろんな事試しながら走るもやっぱりタイムは上がらず・・・

笑いの神難局２号は絶好調で、自己ベスト更新でガンガン走る。
e-kdug氏も全開固定走法に慣れてきて、タイムＵＰ

心配してた雨も降らず、大したトラブル？も出ずにゴール。

１２位の結果を残しました。

レース終了後、ワイヤーツイスターを駆使してレザースーツを脱ぐ
笑いの神難局２号。


実はライダー交代直前にジッパー全壊（全開）に。

仕方なくワイヤーロックで、レースを乗り切る。（ホントはイケマセン）
この状態で、腹痛に見舞われたら難局２号はど～するつもりだったのだろう？（笑

とりあえず無事終了しました。
結果については各々想う所があるでしょう。
俺様は、悔いしか残らないレースとなりましたが、コレを糧にまた精進して行きたいと思います。









・・・チキショウ