ゆうとのお役立ちメモ

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何故、放射性物質が危険なの?

2013-03-06 08:43:14 | 日記
コンチワ^^、皆様いかがお過ごしですか?

放射性物質が危険だということもぐらいはみなさんご存知だといえるのではないでしょうかが、では何故、放射性物質が危険なのか、理由をちゃんとご存じですか?

まず、放射能(「放射能を浴びる」といった表現は正確にいうと間違っているそうです)とは、原子核が崩壊して放射線を出す能力の事です。


放射能(放射線を出す能力を指す言葉であって、放射能物質をいうわけではありません)の単位はベクレルで、1ベクレルは1秒間に1個の原子核が崩壊する事を意味しているのです。

そして、この放射能(「放射能を浴びる」といった表現は正確にいうと間違っているそうです)を持つ物質が「放射性物質」と呼ばれていて、代表的なものにウランやプルトニウムのような核燃料物質があるでしょう。


放射性物質は極めて不安定である為、一定の確率(運がよければ、運が悪ければなんてよくいいますね)で原子核崩壊を起こし、放射線が放出されているのです。

この時に放出されているのが、α粒子、β粒子、γ線です。

人体がこういった放射線を浴びる事で、DNAの鎖が破壊されたり、2本の鎖をつなぐ塩基が壊されたりする事があります。


これが放射線被曝で、放射線被曝行うことによって起こる人体への悪影響(青少年への影響が懸念されることが多いものですが、実際にはそれほど影響がないことも)が、放射線障害です。

放射線障害には、数週間後ぐらいまでに出る急性放射線障害と、数年、場合によっては、数十年後に出る慢性放射線障害があります。


急性ならね、やけどや内臓などからの出血、痙攣、脱毛、目の水晶体混濁、白血球減少、永久不妊などの障害が現れ、さらに多量の放射線を浴びた場合には、死に至る事すらもあるのです。

慢性なんだったら、癌や白血病、白内障、胎児(積極的に良い影響を与えようとするのが胎教ですね)の障害、遺伝障害などがあげられます。


ただ、これは放射線を浴びた人が、将来発症してしまう可能性が高いと言うだけであり、何十年後にこれらの症状(その程度やどんなものがというと、人によって個人差があるでしょう)を発病しても、放射線との因果関係を証明する事は困難だといえます。


ということで、今日はそろそろこのあたりにしてと・・・。