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くじゅうの裾野で穏やかな

2011-03-18 17:16:28 | 九州 ヒガンバナの旅

 久住山 阿蘇のさかひをする谷の 外は襞さへ 無き裾野かな

                   与謝野 晶子

 

 

 国道442号線から、やまなみハイウエイに入りました。

 峠を越えてから振り返ると、久住の山が煙を上げています。

 

 

 何だかとっても気持ちが穏やかでした。

 

 久住山。

 この花の百名山は多くの人々を魅了するミヤマキリシマが有名です。

 

 「坊がつる讃歌」ではミヤマキリシマを次のように歌っています。

  みやまきりしま 咲き誇り
  山紅に 大船の
  峰を仰ぎて 山男
  花の情けを 知る者ぞ

 私もいつの日か、ミヤマキリシマが咲く季節にもう一度、この地を尋ねてみたいものだと思います。

 

 大分へ向けて走る途中でドライブインのような店に「くじゅう野の花の郷」の看板を見つけました。

 入場無料とあります。ちょっと覗いてみました。

 

                      

 

 今はほとんど見ることができないハナシノブを20万株ほど育てていると園内の説明にありました。

 

 今の季節、花の姿は見られませんでしたが、雰囲気の良い野草園だったので、帰宅してから早速ホームページでご紹介させて頂くことにしました。

 

 やまなみハイウエイから今度は庄内方面へ向かって、県道621号線に入りました。

 

 対向車が来たら退避場で待たないと、すれ違えない程の細い路が続きます。

 くじゅう連山の北側を回り込んで行きます。

 

 どれほど走ったでしょうか、民家が道路脇にちらほらと現れる頃、突然真赤なヒガンバナを咲かせた棚田が目に飛び込んできました。

 

                        

 

 道路に駐車させるスペースが無いので、田圃へ続く、草茂る農道へ頭から車を突っ込み、三脚とフィルムカメラを担いで撮影開始です。

 

 田圃の畦を傷めないように、花を傷つけないように注意して撮影しましたが、田の脇に流れる水の清らかさがとっても印象的でした。

 (ここでご覧頂いているのはデジカメの写真です)

 

 

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