万世橋に近づくと、交差点に面した千代田区万世橋出張所の玄関に「新型コロナウイルス ワクチン接種会場」の看板が掲げられていました。
良く見ると、その建物のガラスに、自転車にまたがってカメラを構える私が写っています。
世の中はコロナ感染でピリピリしていますが、こうして一人で風を切って自転車で走る分には、感染する、させる心配は殆どありません。
万世橋から下流を望むと、秋葉原駅に停車する山手線がスピードを落としながら川を渡っていました。
ところで、ちょっと余談ですが、秋葉原を「あきばはら」と読む人がいますが「あきはばら」が正解です。
ですが、秋葉原の名の由来となった「秋葉神社」は ‘あきばじんじゃ’ や ‘あきはじんじゃ’と呼ばれており、呼称は統一していませんでした。
しかし、明治23年に貨物用の駅ができ、その駅の読み方が‘あきはばら’に決まったことから、地名も‘あきはばら’と呼ばれるようになったそうです。
JRの線路の下を抜けると、和泉橋の横の岸に、階段状に掘り込まれたテラスが設けられていまいた。
そして、そのテラスの入口に「親水テラスについて」という説明が添えられています。
「この親水テラスは、防災船着場への乗り入れのために整備したものです。
親水テラスの範囲は児童遊園として利用できますが、河川区域なので水位に十分注意するとともに、下記事項を必ず守って下さい。」
と記されていました。
高田馬場付近の源水橋にも同様の設備がありましたが、あれも同様の機能を持つのでしょうか?
和泉橋の先に、ビルの谷間に流れる神田川の姿がありました。
そして、その先の美倉橋下流も同じような景色が続きます。
水の透明度は高くありませんが、川に空き缶やペットボトルなどの浮遊物が無いことが、逆に不思議です。
これだけ多くのコンビニや自販機で缶コーヒーやペットボトル飲料が販売されている現状を考えると、この光景を得る為に、きめ細やかな対策が打たれている筈です。
それとも、全て日本人のマナーが為せる技なのでしょうか。
私はそう信じたいのですが。
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