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秋の気配の国道235号 人生100年の自転車旅

2015-09-28 00:12:39 | 自転車でコスモスの島へ

 

 9月9日、今日からいよいよ、コスモスの島北海道でのサイクリングが始まります。

  

 20歳の時以来となる40数年ぶりの自転車旅行ですから、足腰の筋肉に注意を払いながら、慎重にペダルをこぎ始めました。

 

 苫小牧市内での買物などに手間取り、昼近くの出発となってしまいました。

 

 苫小牧市内の県道259号を北東に進み、

 

 

 

 沼ノ端でインターチェンジを右折して国道235号線に入り、進路を南東方向へ変えました。

 

 右手に自動車専用道路を見ながら、交通量の少ない道を進んで行きます。

 

 今回の旅で私は、決して自転車ではしらず、自転車で歩き通す旅にしようと考えていました。

 

 また、東京から大洗までの初日の経験から、体力的には1日100㎞前後の距離が無難と判断していました。

 

 

 進みゆく路肩にユウゼンギクが揺れていました。

 

 

 並んで咲くのはネバリノギクでしょう、赤紫色の花がなかなかに綺麗です。

 

 目にする野の花は、もうすっかり秋の気配に染まっていました。

 

 

 ゆったりペースで自転車を進め、苫小牧市エリアを抜け、隣の厚真(あつま)町に入ってきました。

 

 

 道路脇のヒマワリ畑に、一瞬の夏が蘇りますが、空を覆う雲と涼やかな大気が、すぐに初秋の気配を意識させます

 

 

 鵡川市街を抜けると、道は鵡川に掛かる橋を越えてゆきます。 

 

 

 鵡川を過ぎて富川に進むと、胆振から日高へと変わり、過ぎゆく道の両側に馬牧場が姿を現しました。

 

 

 そして、国道235は沙流川を渡ります。

 

 この川は日高山脈北部の日勝峠付近を源流域とします。

 

 私が若かりし頃に親しんだ日高幌尻岳や戸蔦別岳からの雪解け水を集め流れ下るのです。

 

 ナキウサギが棲む戸蔦別岳カールには、今でもあの頃と同じ光景が広がるのでしょうか。

 

 

 日高紋別を過ぎると道は、海岸に沿って進み始めました。

 

 今まで聞こえていた虫の声が、波の音に換わりました。

 

 

 厚い雲が覆う空の下、なだらかなアップダウンを繰り返しながら道は伸び、

 

 

 対向車線を過ぎ去る、車のヘッドライトに灯が点り始める頃、

 

 

 新ひだか町 静内の街に辿り着きました。

 

 

 今日の走行時間は6時間弱、85㎞程の道のりでした。

 

 

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