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【追悼・永井一郎さん】アニメ『吸血鬼ハンターD』を久しぶりに観る。

2014年02月02日 | 音楽・本・漫画・映画・芝居・アニメ



この作品に関しては、もうどこから書いて良いのやら。

それほど、後々の私の人生に大きな影響を与えてくれました。


吸血鬼ハンターD - Wikipedia



……といいつつ、当時友人宅にてビデオで観たこの作品はそれ以降、もしかしたら一度も観ていなかったかもしれません。

何故なら、あまりにも影響を受け過ぎて、それに付随した事柄の方にあまりにも夢中になってしまったからです。



まずは音楽。

この作品の主題歌及び音楽に携わった哲ちゃん……もとい、TM NETWORKの音楽にやられました。

中でもエンディングで流される『YOUR SONG』は、私の中で名作中の名作です。




このアルバムを今までに何十回、何百回、いやもしかしたら何千回?馬鹿みたいに繰り返し繰り返し聴いて来ました。

現在でも聴いてます。

TMの初期の作品ですが、だからこその初々しさとまだまだ当時では珍しかったTMの音、そして歌詞などにドハマりして夢中になったものです。

まだ、まわりにTMを知ってる人は非常に少なくて共感出来る人が少なく、寂しかったのを覚えています。



そしてキャラデザの天野喜孝さんの絵!



正直、アニメの絵は好きではないのですが(Dが美しくない><。)、それでも原作の表紙を飾る天野さんの絵の美しさと繊細さに惚れ込んでしまい、あっという間に虜になってしまいました。


でも、一番好きなのは今現在よりもやはり、当時の絵柄でしょうかね……(;^ω^)



もはや芸術作品といっていいほどのレベル。

本当にうっとりとしてしまいます。




そしてやはり、原作者の菊地秀行さん!

今回はあえてのコミック版、しかもメフィストでw


菊地さんのお陰でどっぷりヴァンパイア世界にはまり、そしてついにはコミケの世界に入るキッカケの1つに……(爆)

(ちなみに私が同人作り始めた理由は1つや2つではなく、たくさん理由がありまして……。今思うと“必然”だったのだと思います)




……ということを思い出しながら。


今回、DVD版のアニメ『吸血鬼ハンターD』を購入し、非常に久しぶりに観てみました。

とはいえ、アニメ版は2種類あり、私は初期の方のみしか観てません。




↑これが、その後新たに作られたという、第3作目を原作としたバージョンのもの。

観てみたいとは思いつつ、初期のアニメの方にあまりにも思い入れが強いため、まだ観れません……。

でもその内、観たいと思います。



さて、今回『吸血鬼ハンターD』を久しぶりに観たいと思ったのは……そう、永井一郎さんの訃報を聞いて、です。

あまりのショック、でも『ついにこの時が来てしまったか』という思いが錯綜して、しばらく何も手がつけられませんでした。


私のように小さい時からアニメが好きで、それを観て育った人達は同じ思いを持った人が多いのではないでしょうか?


永井さんの声優としての作品で一番有名なのはやはり波平さんやガンダムのナレーション等だと思いますが、私が真っ先に思い出したたのはそう、この『吸血鬼ハンターD』でも非常に重要なキャラクターでもある“Dの左手”の声です。ナレーションもされてました。

主演のDの声を演じたのはあの塩沢兼人さん。


……って、私の中で“悪いことはすぐ忘れる”という事があるのですが、そうか、塩沢さんって2000年にお亡くなりになっていたんですよね……あの私好みの、低いイケメン声は本当に大好きでした。

私の中で至宝の名作『シザー・ハンズ』のジョニー・デップの声も、そういえば塩沢さんでした。

あ、オーベルシュタインやアルスラーンのナルサスもか……。

今更ながらショックで……今、ちょっと惚けてしまいました。






DVD裏のキャスト陣。

思えば、非常に豪華なメンバーでした。



この塩沢さんのDと、Dの左手……人面疽の声の永井さんとのやり取りはそれは素晴らしく(そして面白く)、もう最高の組み合わせでバッチリとハマっていました。


この2人の組み合わせで、もう新たな作品は聴けないのかと今改めて思うと……非常に寂しくて仕方がありません。


……でも、お2人の声は、作品の中で何度も蘇るんですよね。

お2人の事を思い出しながら、また作品を観てみたいと思います。



改めて、お2人のご冥福をお祈り申し上げます。

そして、ありがとうございました。





【蛇足】

今回、この『吸血鬼ハンターD』を観ていて思いましたが、当時のアニメというかテレビ業界全体を含めてでしょうか、ホント規制が緩かったというか遊び心満載で、そう言う意味でも面白かったなぁと思います。


例えば、今回もかなり出て来ましたが“モブに他作品のキャラクターを登場させる”ということです。

一番有名どころで「北斗の拳」のケンシロウとか、もうその他諸々w

分かる人には分かる、と行った部分ですね。

こういうのを探すのを、当時は楽しみにしていた部分もありました。


そういえばアニメ「北斗の拳」にはやたらとそういうキャラが出て来て、毎回必ず登場していた記憶が……(笑)
(北斗の拳も大好きな作品でした♥)



最近のアニメにはそういうキャラはあまり出てこない?ような気がします(出したくても出せないのかなぁ?)

あ、キルラキルに少し出てたかな?(笑)



……あ~、それにしても、まいっちんぐマチコ先生とか超懐かし~!(爆)


























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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-02-02 21:56:00
あまりの懐かしさに初めてコメントさせていただきます。
自分も当時のアニメ誌でこの作品を知って原作を読んでハマって……というパターンでした。

OVA監督の芦田豊雄さんも2011年にお亡くなりになられてるんですよね。北斗の拳の監督もやられていたので、ケンシロウなどが出ていたのはこの方の遊び心だったのでしょうね。

ソノラマ文庫も無くなって久しいですし、時代の流れを感じます。
返信する
Unknown (NASHIKO。(なちこ))
2014-02-03 20:13:27
@Unknownさん

初コメ、ありがとうございます!(≧∇≦)


>OVA監督の芦田豊雄さんも2011年にお亡くなりになられてるんですよね。

なんと、そうだったんですか! それは存じ上げませんでした。
確かにもう、この作品が発表されてから30年近く経っているので、残念ながらそういうこともあるんですね……時の流れの速さを感じます。

そういう思いで、またこの作品に向き合ってみたいと思います。

返信する

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