そうたいせい の こと

日常の出来事をそこはかとなくつづります

新3K職場とは、すごい言われ方ですが・・

2007-01-06 22:08:01 | Weblog
昨日の日経新聞に載っていたのですが、最近の情報システム会社は「新3K職場」と呼ばれているとの記事がありました。

いわゆる「3K(さんけい)」と言う言葉は、ブルーカラー系とされる職種について、仕事が「きつい(Kitsui)」「汚い(Kitanai)」「危険(Kiken)」ことを意味して使われていますが、最近では少し意味合いがが違ってきているようです。
近年ではITサービス業界(情報システム業界)の仕事について「きつい」「厳しい」「帰れない」(または、「きつい」「帰れない」「給料が安い」)と言う意味で「新3K」と呼んでいるようです。

まあ、どんな意味合いの「K」であったとしても、間違いなくいい意味では使われていないので、ろくなことではありません。
そんなこともあって、今春の新卒採用でかなり苦戦しているとのことです。
当然ながら、誰がそんな3K職場にすすんでいく奴がいるか!!と言うところですから採用側としては大変だと思います。

と言っても、私は採用する側でも採用される側でもないため、ただただ「ふーーん」と言うだけなのですが、確かにその記事にはうなずけるところはあります。
ちなみに私もいわゆるその系の仕事をして、お飯を食っているので実情については実体験を持って身に沁みて分かっているつもりです。

運がいいことに、私自身はそれほどハードな仕事を担当しているわけではないため、1.5K~2Kぐらいですんでいますが、周りの人には3Kをクリアーしている人はたくさん思い当たります。
本当に感心するぐらいよく働いて(働かされて)います。
倒れるが出ないのが不思議なぐらいな状況も以前はありました。

また、私の身内にもいわゆるSEをやっている人が何人かいますが、きっと苦労しているのだと思います。
SEには正月もお盆もないのです。
システムが動いている限りは仕事は終わらないのです。

皆さんの周りを見てくださいよ。
銀行は正月でもやってますよね。
電車は一日も休むことはないですよね。
インターネットはいつでもできますよね。
みんな、裏では何かしらのシステムが動いているのです。

4月になれば理想を胸に抱いて入社してくる新入社員がたくさんいるはずです。
彼らの期待を裏切らないようにしたいのですが、あんまり自信はありません。
仕事が楽になれば、自分も楽になるはずなんですけど、なかなか難しい課題ですね。
誰かいい知恵ありませんか?