中年夫婦の外食 総集編

情報を共用し,多くの方の意見も頂きたい思います。気ままな食生活。

いよいよ入店してみた、「魚勢(鱚や)・上越」。魚屋が経営するレストラン。

2014-03-29 08:54:01 | 和食

 上越は海産物が美味しい。市街(郊外)にも新鮮な魚を売る店も多い。特に、自ら名乗る「上越のアメヨコ」という「さかな魚勢」が国道沿いにある。当然、市場のように大きな販売所の魚は、新鮮かつ安い。いつも私は楽しみにしている。近くにあれば、毎日訪れたいと思う場所である。

 
 気になっていたのは、向かいにあるレストラン。同じ魚勢が経営する大きなレストラン。屋号は「鱚や」と言うらしい。いつも気になっていたのだが、娘ももうじき上越を後にする。その前に食べておきたく訪れてみた。外観は通常のドライブインであるが、なかはなかなかの構え。立派な設えをしている。


 メニューを見ればなかなか多い。それに格安のメニューが数種準備されている。14じ頃とラストオーダーぎりぎりにいたので客はほとんど居なかったが、この価格であれば、常連客も居るはずである。料亭のような構えは、多少年季がはいつているものの、綺麗に維持されていた。


 客席は、ある程度のグループ客にも対応できるようになっているが、通常は6人程度座れる座卓がよういされ、半個室的に使われている。そのブースには、魚の名前などがつけられ、粋な配慮がされていた。私どもが案内された窓際の明るい席は、快適だった。確か花の名前がつけられていた様な気がする。


 娘は、めざとく555円セットという、冬季限定特別定食を確認。鮨7貫と巻物2個、味噌汁+サラダまでつく。通常の寿司屋でも7貫あれば十分一人前。店の説明では、「ご縁を大切にする」と言う価格設定らしい。これに、牡蠣フライをチョイスした。


 私は、「3月の一押しセット」。①お造り②魚(メインデッシュ)③魚フライ④御飯⑤味噌汁のセット、店側の提示は、2020円→1300円らしい。どうも叔父さんはこういう触れ込みに弱い。即決とした。二人合わせても、2500円程度。十分名ランチ価格である。


 やはり、魚屋が営むレストラン。魚料理がメインである。しばらく待てば、遙か奥の方にある厨房からさほど待つことなく提供された。まずは鮨と牡蠣フライが出された。十分名鮨である。続いて、私のセットがきた。魚は、焼き魚と煮魚から選べる。最初から明示されているので考えやすい。


 大きなトレーに目一杯のせられた品々は、それぞれ十分過ぎる物。さすが魚屋。刺身(お造り)はすらしい物だった。メニュー通り鮪他3種、刺身は4種盛りだった。娘は、見ただけで満足げ。牡蠣フライが食べたかったのだろう、まず手をつけていた。当然、冷凍ではない。生の物を丁寧に揚げた物だった。


 鮨7貫は、①鮪(赤身)②鯛③サーモン④イカ⑤帆立⑥ハマチ⑦しめ鯖+⑧カッパ巻き2と言う具合だった。大好物のサーモンは、厚みもあり非常に気に入ったようである。いずれも鮮度がよさそう(良かったと言っていた)。しめ鯖を頂いたが、丁度良い状態。実に美味しかった。


 サラダには「ゆでたイカ」も盛られ、ミニ海鮮サラダとなっていた。味噌汁は海老の頭で出汁が取られた物出汁が利いていた。自ら好きな物ばかり頼んでおり、私からの返礼として「甘エビ」を差し出した。御飯は少ないかなと思ったが、シャリも見ため頼も多く、十分にお腹も満たされていた。


 元気よく食べる娘を見届けてから私も食べはじめる。まずは、刺身から、これだけで御飯は進む。ミル貝と思うが大きな部位はなかなか美味しかった。刺身も当然同様である。煮魚は、多少大きさ的には小さいが、味付けは丁度良い。薄味でした。


 フライは、大きな物が2種。鰯と串揚げになっていた。油が良い物を使っているのかもしれない。美味しく、ボリュームもあった。特に付け合わせ(マヨネーズorタルタルソース程度が付いているとありがたかった)も無いので、ソースで食べる。できたての揚げ物美味しい。肉厚の魚、大きな肉だった。


 上越では、臨海部に2箇所、①恋人岬②ここ市街外れ③新井SAに、民間ではあるが海産物を格安に販売する場所がある。是非訪れ、美味しい物を入手し食べて見たい。お奨めは、あまり見たことの無い雑魚(失礼)。食べ方も聞けるので楽しみである。

          201403

 
 
 
 
 
 

 

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