大宮でお洒落名寿司(魚)屋を発見。「魚匠・基」、ランチも運営。850円でなかなかのもの。

　1年ほど前に開業したと思われる魚料理店。ランチを出し始めたいたので、興味があった。土曜日はだめかなと思えば、土曜もランチが出されていた。①かき揚げ丼②海鮮丼③にぎりが850円で提供されている。写真で見る限りなかなかのラインナップおいしそうだった。

　時間的にもＯＫ。入店する。道路に面しているが、路地の様な空間を進む。その奥に入り口がありオープンキッチンのカウンターが迎えてくれる。一人なので申し出ればカウンターに案内される。ローカウンターの幅のある気持ちの良い空間。格子越しに行き交う人の姿も確認できる。

　夜には合う空間。寿司カウンターは、奥にあり職人が注文に応じ仕事をしていた(トイレが奥にあり、路地の様な空間を抜けると「寿司コーナー」となっていた)。全体的に綺麗に維持され(新しいこともあるが)ている。

　若い男性がサービスを一手に行っていた。なかなか動きも良い。やはり鮮度を扱う店舗はきびきび動く従業員があう。握りを注文。お茶を嗜む。うむ?お茶はほうじ茶、煎茶は用意されていないらしい。すぐに、３品入ったお通しのような物が出される。

　突き合わせらしいが、①びじきの煮物②サラダ③煮豆(大豆)が入っていた。いずれもおいしい物。少量ではあるが何か得した感じがする。豆を食べてみたが、薄味。丁度良い具合。ひじきも同様である。これだけ夜のお通し出だせば、500円はとるであろう。

　程なく、奥の方から寿司が出された。椀(味噌汁「ワカメの味噌汁・赤味噌」)も付いている。握りは９貫＋玉子＋干瓢巻き６のセット。十分な量である。①鮪②イカ③生エビ④ハマチ⑤しめ鯖⑥サヨリ(キスかもしれない)⑦鯛⑧白身魚(たぶんヒラメ)⑨貝(鮑のような食感)⑩玉子(2個)⑪干瓢巻き(６)。

　握りの大きさがネタと丁度あっている。小さめ、女性好みの大きさである。シャリの具合も丁度良い。柔らかく握られている。いずれも食べやすいように下ごしらえも施された逸品。特記すべきは、海老。ボタン海老ではないだろうが、肉厚でなかなか甘味もあるおいしい物だった。

　しめ鯖だと思うが、あまり酢の香りはしない、素材の味が感じる物だった。そのほかも管理がしっかりとしたネタ。おいしい物だった。量的にも十分。この価格で。このセット。なかなか充実しているランチでした。

情報を共用し，多くの方の意見も頂きたい思います。気ままな食生活。