中年夫婦の外食 総集編

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老舗の旅、この日は「美々卯 京橋店 (みみう)」。ランチのうどんすきを楽しんでみた。

2018-07-14 06:11:25 | 和食

 「うどんすき」というのは、聞いたことがなかったが、私の妻は京都(関西)出身、うどんすきというのは同然の名前、まして食べるのは美々卯と決まっているらしい。その美々卯を偶然京橋で発見、なかなか立派な建物、鉄筋コンクリートではあるが、和風の雰囲気を出していた。


 まずは①前菜三種盛合せ、お弁当のような器に3種出された。3種とはあるが彩り種類はなかなか。ごま豆腐・生麩と湯葉の炊き合わせ・季節野菜のおしたし。いずれも薄味、だしが利いたきれいな前菜。さすが京都の老舗という感じもする物。お腹かも落ち着きました。


 基本はうどんすきなので、仲居さんが少なめではあるが「うどんすき」を準備。ランチではあるが、二鍋を2人ののかたが丁寧に作ってくれた。独特な鍋が準備され、十分な薬味が各自に準備される。ビールも進み喉も潤し、鍋を食べる準備は十分。素材を運び丁寧に作ってくれる仕草を楽しみながら、のんびりとした時間が過ぎた。


 正直なところ、美々卯のうどんすきを食べるのは初めて。腰の強いうどんは最初にだしの利いた鍋に入れるらしい。意外と下ごしらえした具材も入れるらしい、それもきれい・おいしい物だった。すべて入れられると、彩りも素晴らしい、見ても楽しめる物だった。


 煮上がれば、食べ始める。ここの売りは秘伝のだし。まずは飲んでみた。さすがコクのある味
が出されていた。やはり特徴ある店はやはり残れるのだろう。具材をつまみにお酒を楽しめば、良くだしがしみたうどんの出番。当然おいしい。薄味のだしではあるが、食べれば十分なもの。ランチではあるがうどんすきを楽しんだ時間だった。量もランチ程度で十分と言うのが私の感想。


 とは思ったが、ご飯があるらしい。「かやくご飯」が登場。意外と濃い味になっていたのは面白かった。そうそう、色は薄くても結構味がついているのが関西、でもこのかやくご飯は醤油が結構利いていた。でもだしは十分、うどんすきのタレを使っているかもしれない。香の物もおいしい物だった。


 デザートは「季節の果物」となっていた。オレンジ、これも以外。でもさっぱりする物。ミニコースの取りを十分にしてくれていた。客席は個室、ゆったりとしたスペース。満たされた気持ちともなった。

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