宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
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世界平和の祈りについて(3)

2021-10-03 11:07:14 | 祈り
    (前日からの続き)
我々はどこへ帰ればいいのか、神様の
愛の中。
ね、このことを天命という言葉でもって
さし示して下さった。

だから、私どもは、この自分を愛し人を愛し
のなかに、自らの天命のなかに帰ってゆけば
いいんです。

ここに帰一すればいい。
この祈りは大宇宙そのもの。
神様の愛、すがたそのものをあらわした
言葉なんです。
やさしい祈りです。
けれどずっと奥へ入ってくと、どこまで
深いか分からない。
そりゃあそうです。
神様の愛の祈りなんだから・・・

天命というのはね、あなた方、この世だけの
天命を指すんじゃない。何百生も何千生も
永遠のいのちを生きる私ども人間のいのちの
天命をさすんです。
個人の天命であると同時に宇宙の天命なんだ。

わかりますか。
さっきから、陰陽陰陽といったけれど、
私たちのなかに宇宙があるんです。
自在のいのちがあるんです。

人間のいのちというのは、神の分生命(わけ
いのち)分霊(わけみたま)です。
光そのものなんです。
その本体は神様の愛。
もうすべてをいつくしみ、調和させずには
おかないという愛、つまり、大宇宙に
満ちている大愛、大調和ともとは一緒なんです。
だから、私どもは、誰も彼も、一人のこらず
神様の子どもなんです。

人間をこうして生かしているのは神様の
愛です。
そして、その人、私たち一人一人のなかに
小宇宙があるんです。

私たちの本来心はそれを知っていて、ふるさと
である大宇宙の大宇宙神を、母親を求める
子どものように追い求めているんです。

呼び合っている。

その呼び合って生きる存在なんだという
ことを、余分なものをのぞいてね、生命を
スッキリと神様の方に向けて、想いではなく、
祈りで愛で満たしていって、それで、個人も
人類も、この地球全体を愛でいっぱいにして
変えてゆこう、光明でいっぱいにしよう
というのが世界平和の祈り。
大元へ帰る祈りなんです。

よろしゅうございますか。
それではどうもありがとうございました。
       昭和62年8月6日
          五井 昌久