宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

短 信(二十)

2011-02-14 09:58:10 | 祈り
 光というものは、あたり一杯に渦まいているのだと御理解
下さい。
 どこかに行けば光がある、というのではなく、どこも光
なのだということなのです。今あなたの住んでおられる
お宅も、あなたが歩かれるところ、すべてに、光はあるのだ
ということであります。
 人間というものは、光のいのちなのです。私がいつも
申しますように、神からわかれた分生命(わけいのち)、
分霊(わけみたま)、これが人間の真性、真実のすがた
なのです。
 神様の本質というのも変だけれども、神というものは、
愛とゆるしの光、調和の光をずっと放射しているそういう方
ですから、その光を受けて生まれてきた人間は、神の子、光の
子というわけなのであります。ですから、光というものは、
あなた自身のなかにあって、いつもあなたを導き、肉の身
そのままで、光にみたそう、明るい、素直なおもいに
満たそうと一生懸命なのです。
 生命の源である光が、今、あなた自身のなかに活きて、
働いているのだということをどうぞかたくお信じになって
下さい。
 そうすると、先ず、自分自身が光なのですから、光は、
そこら中にみちているということになります。それは、
あなたの(人間の)本心の光が、かがやいて、自然万般に
みちている光(生気)と相抱き、互いにそのかがやきを
増すのであって、決して、人間が偉いからではありません。
 すべてのものが、みな、素直に大生命に帰一する時、光
となるのであります。光そのものとなってゆくのであります。
 私も、昌美も、また、この世界に生きる心ある宗教家は、
元々の大生命のかがやきと、その大生命を源として、人が
生まれてきた事実とを、あるいはまた、人間が本来、
すなおな朗らかな、おおらかないのちそのものであることを
伝えつづけているのであります。
 光は遠くにあるのではない。光は自分のうちにあって
自分を生かし、光と光を結んで、この地上を、宇宙を
照らしてゆくのであることを、どうぞお覚え下さい。
 世界人類が平和でありますように
                        昌 久