宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

短 信(十七)

2011-02-11 08:57:42 | 祈り
 人間にとって、また神を説く者にとって、
何が一番大切かと申しますと、それは人を
容れる心であります。
 この世には、実にさまざまな人が生きて
おります。価値観も、人生に対する
おもいも、まるで自分とはちがった、
正反対の人々がいるものです。
 そういう人々に出会った時、ただ
おどろきつづけるばかりではなく、その人の
心のなかに入って、共鳴板を探してゆく
こと。これが大事なのであります。
 なぜなら、神様は、本当に、ひとりひとり
を愛し切って、我々のいのちを、日々瞬々
生かしめて下さっているからなのであります。
 世界平和の祈りは、あの人この人という
小さないれものではなく、世界人類が平和で
ありますようにというウンと大きないれもの
なのであります。この容れ物は、神様の
私どもに対する愛に他なりません。どうぞ
力むことなく、ふんわりと、世界平和の
祈りのなかにとけ込まれて、ただ世界人類が
平和でありますようにと祈ってごらんなさい。
 あの人を愛さなければ、何とかこの人を
という苦しい気持ちは、いつの間にか、
守護霊守護神が消して下さるでしょう。
 そうしてさらに祈っていって下さると、
自分の心が、いつのまにかおおらかに人を
容れる心にかわっていることに、気付かれる
ことだとおもいます。
 ともあれ、まず、御自分を、祈りのなかに
投げ込んで、毎日祈ってごらんなさい。
 あとは神様がそなえて下さると信じる
ことです。
             合 掌
               昌 久