olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

インターナショナル・スクール見学 (2・前編)

2016-03-22 | 学校とその周辺
2校目のインターナショナル・スクールの見学は 息子が3年生の時でした。 そのきっかけとなったのが、授業参観。 授業中の息子の姿を見て、 私は深く考えさせられたのでした。 息子は活発に授業に参加していました。 …参加し過ぎていると言いましょうか。 先生が望む答え以上のことをどんどん口に出し (一応、手をあげるというルールは守っている)、 先生はそれをさばききれず、授業がやりにくそう。 . . . 本文を読む

インターナショナル・スクール見学 (1)

2016-03-20 | 学校とその周辺
国語が得意な割に、外国語はからっきしダメな私。 (勉強しないんだから当たり前) (だいたい、日本語だって文法はとっても苦手!) 外国語習得に成功したためしがないので 自分の経験をもとに「どうあるべきか」なんてことは 何も言えません。 今だって、何も、確固たる信念などありません。 とりあえず早期教育には関心がなかったし、 子どもに英語を習わせることも 特に考えていませんでした。 小学校に入 . . . 本文を読む

宿題について (3) 「がんばりノート」と秋田の「家庭学習ノート」

2016-03-18 | 学校とその周辺
ベネッセのこちらのページに、秋田県の「家庭学習ノート」 について書かれています。 事実関係未確認ですが、沖縄の「がんばりノート」は 低学力県の沖縄が、高学力県の秋田に視察に行き、 それを真似て取り入れた、と聞いたことがあります。 うん、この自由度の高い宿題ノートを取り入れたのは良いと思う。 けどね、たぶん、秋田県では使い方が違うはずよ。 つまり、先生の関わり方、手のかけ方が全然違うはず! そし . . . 本文を読む

宿題について (2)

2016-03-17 | 学校とその周辺
つづきです。 宿題の内容に加え、先生の関わりについて。 以前、学校から 「宿題は親が見て、丸つけをし、 子どもを励ますコメントを書きましょう」 というプリントが配布されました。 「親子のコミュニケーションになります」とね。 けどね、課題を出すのは先生。 コミュニケーションというなら、 先生が投げたボールを生徒が投げ返したら 受け止めるのは先生であるべきでしょう。 しかし、先生には . . . 本文を読む

宿題について (1)

2016-03-16 | 学校とその周辺
子どものやる気を上げるのも下げるのも 先生のひと手間があるか無いかで決まる、 ということを実感した話の続きです。 そういう子どもの姿を見て、 学力を上げる要は「先生の関わり方」にあるのでは? と思い至るようなったのです。 沖縄では長らく低い学力が問題になっていて、 学力の高い県に視察に行った教育委員会が 保護者向けに報告会をするらしいのですが、 それに行った友人から話を聞きました。 そう . . . 本文を読む

先生の労力と子どもの学力の関係

2016-03-10 | 学校とその周辺
子どもの頃の読書感想文ノートを見て驚いた という話のつづきです。 子ども(私)の文章もさることながら、 何より驚いたのは、どの文章にも、先生が必ずかなり長い、 しっかりしたコメントをつけてくだっていることです。 子どもの文章を丁寧に読んでいるのが分かるコメント。 良いところには赤線を引いて ちょっとしたコメントで褒めてくれ、 最後には先生の思ったことなどを いろいろ書いてくれています。 当 . . . 本文を読む

やはり書く力は書くことでしか養えない

2016-03-09 | 学校とその周辺
読書感想文と日記に力を入れていた小学校に 通っていたという話の続きです。 読書感想文と日記がどのような割合で 宿題になっていたのか さっぱり覚えていないのですが、 母の記憶によると隔日で書いていたそうです。 つまり、提出したら先生が持ち帰り 丁寧な長いコメントをつけて 次の日にノート返してくれます。 だから生徒が書くのは隔日になると言うことです。 当時、1クラス40人以上いたはず。 先生がこ . . . 本文を読む

ある田舎の小学校の学力レベルが高かったわけ

2016-03-08 | 学校とその周辺
昨日の続きです。 ・・・という砂川先生の言葉に共感したのは 自分の経験から思うことがあったからで… 私は、国語が好きという訳ではなかったけれど、 大学入試を含め、国語の試験や文章を書くことで 苦労を感じたことはありませんでした。 国語以外の教科は別に良くなかったので なんの自慢にもならないのですが(残念!)、 国語だけは勉強しなくてもだいたい満点で当たり前。 大学、国語だけだったら、どこで . . . 本文を読む

書く力は書くことでしか養えない

2016-03-07 | 学校とその周辺
先日の記事で登場した「南の島の学級日誌」。 図書館に返す前に、印象に残った言葉をメモしておきます。 この本、沖縄の私立中高一貫校の 現国の先生が、担任をしたクラスで 学級日誌のコメント欄に力を入れ、 それが面白いということで 抜粋して出版されたものです。 実際のコメント欄の内容というよりは、 その経緯が書かれていた部分に 私はとても共感できました。 自分の子どもの文章や宿題の様子を見て . . . 本文を読む