olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

宿題について (2)

2016-03-17 | 学校とその周辺
つづきです。


宿題の内容に加え、先生の関わりについて。



以前、学校から
宿題は親が見て、丸つけをし、
子どもを励ますコメントを書きましょう

というプリントが配布されました。
「親子のコミュニケーションになります」とね。


けどね、課題を出すのは先生。
コミュニケーションというなら、
先生が投げたボールを生徒が投げ返したら
受け止めるのは先生であるべき
でしょう。


しかし、先生には時間がない。
そこは親が対応してほしい。
…ってことですよね?

つまり、親だけが見て、親子で完結する宿題ってことですね?

・・・なら宿題の内容に先生が口を出すのはやめてほしい!!


少なくとも、単純作業的なドリルを毎日課して
先生はハンコを押すだけ
という形態はやめたほうがいい。

「宿題係さん」によるページ数チェックも必要ありません。
余白をあけずに詰めて書けなんて指導はもってのほか。

(補足:子ども達に頑張りノートのページ数、冊数を競わせている
 先生もいらっしゃるとのことです。
 そしてズルしないように、詰めて書けと指導する。)

(・・・バカバカしい!!
 見やすいよう美しくレイアウトしたノートは「ズルしてる」?
 内容見ずにページ数だけ競わせて何になる?
 子どもの何を伸ばしたいわけ?
 と聞きたい。
 「がんばりノート」の悪評はこの辺に原因があるんじゃ?)

(更に言うと、親子で完結するなら
 別に学校に提出する必要もないのでは?)



だいたい一律に課される宿題は、
個々の子どもの必要性には合っていないわけです。

時間ばかりかかる退屈な繰り返し問題は
それがもう必要ではない子にとっては
ただでさえ短い家庭での貴重な時間が無駄に奪われるだけ

本当にやりたい勉強ができなくなる。


(もちろん、やるべきことが分からない子や、
明らかに「この子には今、これが必要」と分かる時は
先生が指示を出せば良いと思うんですよ。)

(単純ドリル問題がすべからく悪、とも言いません。
が、その程度のことは学校内で済ませて欲しい、
というのが本音。)


とにかく私がダメだと思うのは
投げっぱなしな先生の態度と、
つまらない出題
だという話です。
「決められた宿題」は必要最低限でいいです。ほんと。


そこが改善されれば、「がんばりノート」は
やりがいのある宿題形式になるのになぁ、
と残念でなりません。

(ま、学校が変わらなくても
 息子は勝手にやってるからいいんだけど…)

(みんな、もっと自由にやればいいのに!!)



それはともかく、単純ドリル問題に替えて
学校にぜひ宿題として出してほしいことは、
例えば月に2回くらいでもいいから
日記などの長い文章を書かせて
先生がそれにきちんとコメントを返す
ことです。

親がコメントするのと先生がするのでは
やはり違うんです。
先生からの肯定的なレスポンスは
俄然子どものやる気に跳ね返るはず。

そしてこれが最も確実な学力向上法だと思います。


つづく。

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