olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

ある田舎の小学校の学力レベルが高かったわけ

2016-03-08 | 学校とその周辺
昨日の続きです。

・・・という砂川先生の言葉に共感したのは
自分の経験から思うことがあったからで…


私は、国語が好きという訳ではなかったけれど、
大学入試を含め、国語の試験や文章を書くことで
苦労を感じたことはありませんでした。

国語以外の教科は別に良くなかったので
なんの自慢にもならないのですが(残念!)、
国語だけは勉強しなくてもだいたい満点で当たり前。
大学、国語だけだったら、どこでも行けたはずー。

(あ。文法は苦手だったので、どこでも、はウソですね。
 ←勉強しないから文法の知識は入ってこない…
 なぜか古典は大丈夫なんだけど。)

(そして、過去の能力はいつまでも
 保持されるもんではないんですね。
 当然、使わなければ衰えるのです…。とほほ。)


ありがちなことですが、
勉強したことないから
自分は出来ても、人には教えられません。
先生にはなれないタイプです。



近頃、子育て本のコーナーで
「国語力が上がれば全ての学力が上がる」
みたいな宣伝文句の本をたまに見かけます。

ほんとかー?!と己を顧みて
まず疑いの念が沸き上がるので
中身を確認する気にはならないのですが。

まぁ確かに国語力が無ければ問題でしょうけど、
たとえ国語が得意でも、その基礎の上に何かを築こう
という意思と努力がなければ他の学力は伸びません
よね。
当たり前だけど。

・・・やる気がないわりに普通レベルに留まれたのは
国語力のおかげ?と言えないこともない
のかもしれませんが。その辺、分かりません。



それはさておき、私が学校生活の中で
国語に不自由を感じずに済んだのは、
1年生から4年生まで通った小学校の先生
のおかげだと思っています。
(小学校は2度転校、計3校行きました)

父の転勤で行った島根県。
山と海が迫る自然豊かな漁業と農業の村。
当時、塾もスーパーも無い、かなりの田舎でした。

私達家族は社宅にすんでいました。
社宅内は主に東京および大阪の都市圏から
転勤してきた家族ばかり。
数年でまた都市圏に戻る家族です。


そういう状況では、社宅の母親たちの間では
当然、地元小学校のレベルが話題になりますよね。
母は、周りの先輩お母さん方から

「ここの公立学校に行かせておけば安心よ。
 かなりレベルが高いのよ。
 首都圏や関西のどこの学校に戻っても
 学力で困ることはないわ。
 むしろ出来る方に入るみたいよ。」

と聞いていたそうです。


その小学校は、田舎の普通の
のんびりした公立小学校でした。

特別宿題が多い訳でもない。
勉強時間が長い訳でもない。
学校が終われば、毎日、野山でたっぷり遊んでいました。

ただ、その学校は読書感想文と日記
とても力を入れていました。



長くなったので、つづく。

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