空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

日吉大社(ひよしたいしゃ)

2016-01-08 18:44:27 | 神社紹介
所在地
滋賀県大津市坂本5-1-1

ご祭神
西本宮:大己貴神(おおなむちのかみ)
東本宮:大山咋神(おおやまくいのかみ)

御利益
方除け
鬼門除け
家内安全
商売繁盛
天台宗の守護

公式サイト

比叡山延暦寺の鎮守社
日吉大社


こんにちは、空海法師です。

年が明けて1週間。今日は、申年に因んで、日吉大社を紹介します。

何で申年で日吉大社?
ご存じの方もいるかもしれませんが、この神社の神使(しんし)は、猿なんですよ。


さて、日吉大社は、比叡山の麓にあり、境内にある40ほどの神社の総称です。
うち、中心なのが山王七社と呼ばれる以下の神社です。

西本宮:大己貴神(おおなむちのかみ)
東本宮:大山咋神(おおやまくいのかみ)
牛尾宮:大山咋神荒魂(おおやまくいのかみのあらみたま)
樹下宮:鴨玉依姫命(かもたまよりひめのみこと)
三宮宮:鴨玉依姫命荒魂(かもたまよりひめのあらみたま)
宇佐宮:田心姫神(たごりひめのかみ)
白山宮:菊理姫命(くくりひめのみこと)

さて、もともとは大山咋神を地主神として祀る神社でしたが、
天智天皇が大津京を開いてからは、奈良県の大神神社から大己貴神を勧請して、都の鎮護を。
延暦寺が出来てからは、延暦寺の鎮守社となる…そんな歴史のある神社です。

また、この日吉大社は、全国の日吉神社(ひよし、ひえ)、日枝神社(ひえ)、山王神社(さんのう)の総本宮です。
比叡山は、昔は日枝の山と呼ばれていたようですね。
山王ってのは、天台宗に由来するようです。
唐の天台山国清寺が地主神として「山王弼真君(さんのうひつしんくん)」を祀っていることから、この日吉大社を、山王としたらしいです。

前に何かで、山王とは山の王、つまり猿だから、大山咋神は猿の王だか神だかという記事を目にしたことがある。
だから、神使は猿。
山の王って、私の頭には熊が浮かんだよ(^^;

こういう説もある。私はこちらを推したい。
大山咋神が猿かどうかはわからないが、山の地主神で、山に杭を打って山を鎮めるという神らしい。
またこの辺りは猿が今でも出没する。私も実際目撃したし。
そんな猿は、魔除けの動物とされます。北東を鬼門(丑寅:うしとら)の方角なんていいますが、未申(ひつじさる)は南西、つまり鬼門の逆だからね。
だから大山咋神の鎮める山に棲む魔除けの猿は神の使いなのでしょうね。o(^o^)o

さて、神社の紹介を。

県道47号沿いに見えてくる鳥居


参道を進むと変わった形の鳥居がある。
日吉大社独特の鳥居で、山王鳥居という。三角が、印象的。(^-^)/


猿が飼われている。神猿と書いて「まさる」と読むらしい。


西本宮の楼門


楼門には猿が彫ってある。みんなも実際に見つけてみよう(^-^)/



西本宮。


西本宮楼門前の大宮川。奥の方に宿がある。夏場は川床もやっているようだ。(^o^)


広い境内を進んで、色々はしょって東本宮の楼門
…写真少な( ̄□ ̄;)!!


東本宮


この神社の特徴は、社殿の廻りに堀があることかな。大宮川から水を引いていて、せせらぎが聞こえる。これは珍しいね(^o^)


山王神輿。
山王七社分揃っていたが、西本宮と東本宮の写真だけ(^^;
ちなみに、全国の神輿のルーツは、この山王神輿らしいよ。
てか、反射して見えにくい…(;´∀`)


改めて、ブログに書こうとすると、情報足りないな(^^;
申年だから、今年中にリベンジだなo(^o^)o

最新の画像もっと見る

コメントを投稿