空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

攻略!京都十六社朱印めぐり その3

2014-07-21 10:22:19 | 【連載】神社ツアー体験談
十六社体験記3日目
2002年1月3日

う~ん、記憶が怪しくなってきたぞ(^^;;

この日の夜は、大学時代の友人と新年会だ。行き先は、大阪の梅田だった。
プランとしては、出来るだけ昼間に攻略して、その足で梅田に向かう。約束の時間は17時だ。

とすると、今日の最終目的地を長岡天満宮として、無理無く周るには、京都駅から南西に位置する3つの神社(六孫王神社、吉祥院天満宮、長岡天満宮)を
行くのがベストだと考えた。
・・・が、やらなきゃならない用事とかが、いろいろあって家を出たのが、またしても1時半だった。やってしまったよ…(ー ー;)

第6の社:吉祥院天満宮

結局…京都駅についたら14時半だったので、3つ行くのは、時間的に無理だと考えた。
ホントなら京都で降りて、六孫王神社へ向かうはずだったが、
予定を変更して、吉祥院天満宮に行った。
京都で乗り換えて、「西大路」の駅で降りて、神社に辿りついたら3時前…
幸い参拝客で混んでいることも無く、朱印はすぐにもらえた。それが救いか。(^^;;


第7の社:長岡天満宮

ここには16時前につきました。
約束の時間のこともあって、ゆっくり見れなかったけど、いろいろと見所はあるように思った。
参拝客が多かったので、朱印をもらうのに、少し時間がかかった。
境内は広かったし、池も大きかった。
今度時間が出来た時にゆっくりと訪れたい。


長岡天満宮に立ち寄った後、梅田まで遊びに行った。
梅田に着くと16時半ごろだった。まぁまぁな時間だ。

残る神社は9社だ。まだ半分も制覇できていない・・・。
残された日にちは、わずか1日!
明日中に、完全攻略できるんだろうか・・・?
いや、俺はやる!俺はやるぞ~!!
明日こそは絶対に、朝早く起きてやる!

【質問】一宮って、どういう意味?

2014-07-21 08:06:53 | 神社用語とよく聞かれる質問
一宮の読み方は、いちのみや です。

国司って、わかりますか?
小学校だか中学の歴史で習うのですが、
平安時代、朝廷から地方に派遣された地方官のことです。

で、この国司は、赴任先の有力神社を参拝する決まりになっているのですが、数ある神社に、参拝順序を決めるために順位をつけたんです。
上から順番に一宮、二宮、三宮…ってね。これの名残りです。

つまり、当時のこの地方において、国司が最初にお参りする由緒正しい神社ってことになります。

今でも神社の看板や御朱印、由緒書きに「○○国一宮」と書いてあることがあります。

由緒書き


御朱印


神社に行くことがあったら、気にして見てみましょう!(^o^)

賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)

2014-07-05 23:44:39 | 神社紹介
所在地
〒606-0807 京都市左京区下鴨泉川町59

ご祭神
賀茂建角身命
(かもたけつぬみのみこと)
玉依媛命
(たまよりひめのみこと)

御利益
(多いから、主と感じたものだけ…)
王城鎮護(平安京守護)
導びき、交通、旅行
勝利
方除、厄除け
縁結、安産、育児等の婦道の守護神
水を司られる神

公式サイト

京都開拓以来の護り神
賀茂御祖神社


賀茂御祖神社は、別名、「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」です。
この別名の方が、馴染みがあるのでは?
鴨川の下流に祀られているから、下鴨神社ともいうそうです。

世界遺産「古都京都の文化財」の1つとしても登録されている由緒ある神社です。


では、順番に紹介。

まず参道には、糺の森(ただすのもり)が広がります。
原生林なのですが、なんとも清々しく、気持ちの良い参道です。
パワー感じますよo(^▽^)o


参道を抜けると、禊ぎ場があります。
糺の森を流れる清流です。
祭神の玉依媛命が水の神様でもあるので、水神の札があります。
ここも神聖な場所ですね。


禊ぎ場から鳥居をくぐると、


立派な楼門が見えます。


あ、鴉が止まっている!
私はラッキーだ♪( ´▽`)
…え?何故か?
もう1柱の祭神、賀茂建角身命は八咫烏(やたがらす)の化身と言われています。
祭神に迎えられているようで、嬉しい(^O^)/


さて、祭神の解説を少々。
賀茂建角身命は、京都を開拓した神様です。
また、神武天皇が大和に入る際、道案内をし、勝利をもたらしたとされています。

一方、その娘である玉依媛命は、
縁結や子育ての神様とされています。
それは、鴨川で身を清めているときに、上流から流れてきた丹塗の矢を拾われたところ、矢は美しい男神となり、結婚され、子が産まれたという神話があるからです。

この産まれた子が、賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ)、別名、上賀茂神社のご祭神です。

さて、楼門を抜けると、拝殿に続く門が


中に入ると干支ごとの神様が祀られています。
自分の干支の護り神にも挨拶しましょうね。



そして、拝殿へ。
立派ですね~♪( ´▽`)


あ、そうそう。
この神社には、御手洗の池ってのがあって、それが「みたらし団子」の名前の由来になってます。
池の写真は…ない!
今度撮ります(^^;;

感じる神々しさも、見所も、
何度でも訪れたくなる神社です。

お近くに行かれる際は、是非!(^_-)-☆