空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)

2015-12-31 14:25:41 | 神社紹介
所在地
長野県上水内郡戸隠村

ご祭神
九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)

御利益
水分神
水口神
雨乞い
五穀豊穣
虫歯
開運守護魔除け


公式サイト


戸隠神社の地主神
九頭龍神社


こんにちは、空海法師です。

今年もあと10時間ほど。
最後の更新をすることにしました。(^-^)/

今回の紹介は、戸隠五社最後の九頭龍神社です。
この神社は、奥社と同じ境内にあります。


奥社を紹介した時は、初めてブログを書いた時だったから、境内の紹介が少なかったが、今回はそれも踏まえて紹介しますね。

じゃ、はりきっていってみよう!o(^o^)o

戸隠神社奥社と境内を共にするので、入り口には戸隠神社とある。戸隠森林植物園とも書いてある。


鳥居をくぐると、奥社まで1900mとある。参道は2キロ近くある。
そんなに登りのイメージはないが、行くならハイキング用の履き慣れた靴がいいよ(^o^)


最初は、参道というよりなるほど植物園って感じ。


1キロ歩くと随神門が見える。ここでちょうど半分くらい(^^;


随神門近くの灯籠。彫られているのは龍。地主神の九頭龍大神だろうか?


随神門を抜けると杉並木。雑誌なんかで紹介されている景色になるよo(^o^)o
スピリチュアル的に…よりは、マイナスイオンたっぷりの自然を感じる。
参道を歩くだけで癒やされるような気がします。p(^-^)q


奥社の後ろのギザギザな山が戸隠山です。
天岩戸の扉としては、非常に大きいよねw(゜o゜)w


九頭龍神社の本殿。
ここも仏教との習合があるから、建築様式も中社、宝光社に通じる。


一方こちらは、奥社の社殿。
うん、よくみる神社らしい建築様式ですね。


ところで、
神社が主体で、それに付随する寺が神宮寺。
寺が主体で、それに付随する神社が、鎮守社。

奥社が主体なら九頭龍神社は、神宮寺なのかも?
でないと、奥社の建築が影響少ない理由が説明しにくいなぁ。
誰かわかります?(´-ω-`)

ちなみに、冬は深い雪に覆われる。
つまり、雪のある時期は参拝出来ない。
それもまた、神秘的だ。
お気に入り神社の一つです(^-^)/

では、皆さん、今年もご愛読ありがとうございました。良いお年を。m(_ _)m

火之御子社(ひのみこしゃ)

2015-12-30 18:10:16 | 神社紹介
所在地
長野県長野市戸隠

ご祭神
天鈿女命(あめのうずめのみこと)

御利益
舞楽芸能
縁結
火防

公式サイト


太々御神楽を現代に伝える
火之御子社


こんばんは、空海法師です。

今年も残すところ1日となりましたね。
明日、何か更新するかしないかわからないですが、今日もはりきっていってみましょう!o(^o^)o

今日は戸隠シリーズ第4弾。
火之御子社の紹介です。



この地方には太々御神楽(だいだいみかぐら)という神楽が伝わっています。

戸隠神社の太々御神楽は、古事記の岩戸段の神話に由来する岩戸神楽で、この火之御子社に仕えていた人により古来から伝わっています。
出雲の石見神楽、高千穂の高千穂神楽と観たことがありますが、太々御神楽もいつか観たいですね。

さて、地方により、色々種類がある神楽ですが、その紀元は、天岩戸開きの際に岩戸の前で天鈿女命が舞い踊ったのが始まりといわれています。

天鈿女命を祀る神社は、全国には他にもありますが、この神社は、なんとなく「舞い」に相応しい気がします。
戸隠の神話しかり、祭神のいわれしかり、加えて神社の雰囲気かな。

木々に囲まれたひっそり静かな雰囲気で、空気が違う。何か神聖な儀式に参加するときのような。


社殿の感じも、どことなく神楽殿に見える…のは、こじつけ過ぎだろうか?(^^;



社殿側から境内を見ると意外と広い。
境内で舞を奉納したりするのだろうか?


そうそう、戸隠五社のうち、この神社だけは、神仏習合されていた頃も神社として存在したらしいです。ここだけ仏教と融合しなかったのにも、きっと何か意味があるのでしょうね。


戸隠神社 中社(とがくしじんじゃ なかしゃ)

2015-12-26 23:45:04 | 神社紹介
所在地
〒381-4101 長野県長野市戸隠3506

ご祭神
天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)

御利益
学業成就
商売繁盛
開運
厄除
家内安全


公式サイト


神々の中心となる知恵の神を祀る
戸隠神社 中社


こんばんは、空海法師です。

今日は、戸隠シリーズ第3弾、中社の紹介です。

早速紹介をしますね。

木製の鳥居が力強く感じます。


鳥居をくぐってすぐの三本杉は、御神木。


階段を登ると拝殿がみえます。


この拝殿、ぱっと見た感じは、宝光社に似てますが、こちらは彫刻がない。
もっとも拝殿の天井には立派な龍の絵が描かれているらしいが、写真がない…(´-ω-`)

前にも書きましたが、戸隠神社は、宝光社、火之神御子社、中社、九頭龍神社、奥社の5つからなります。
県道36号線に沿う感じでの参拝になるのですが、中社はちょうど3つめで、真ん中になります。
上記の神社の順番は、南から36号線を廻った場合の順で書いてみました。

だから「中社」というのか?それは謎ですが、祀られている祭神の天八意思兼命は、天岩戸開きの伝説において、神々の中心となり、作戦をたてた知恵の神です。
宮崎県高千穂の天安河原宮に祀られている神と同じですね。(^-^)/

そうそう、宝光社、中社、奥社では、戸隠流御神籤をひける。
この御神籤は、ちょっと特殊でね。o(^o^)o
受付で、年齢を告げると、奥の方で何やら呪文?のようなものを唱えている人がいて、その人がサッと差し出した御神籤を受付の人が渡してくれる。そんなシステムだ。

書いている内容も、少し変わってるかも。
過去に2度、この中社に参拝して、御神籤を御願いしたが、2回とも日の神に縁があり、御利益を授かれると書いてあった。

天照大御神を天岩戸から出すために作戦をたてた神を祀る神社の御神籤に、日の神との縁について書かれているとは、なんか嬉しいです。o(^o^)o
私が晴れ男なのは、日の神に縁があるからかなぁ。(^o^)

また、行きたいですね(^-^)/

戸隠神社 宝光社(とがくしじんじゃほうこうしゃ)

2015-12-20 14:43:44 | 神社紹介
所在地
〒381-4101 長野県長野市戸隠2110

ご祭神
天表春命(あめのうわはるのみこと)

御利益
開拓
学問
技芸裁縫の神
安産の神
女性や子供の守り神

神仏習合の名残が残る
戸隠神社 宝光社

こんにちは、空海法師です。

新しいスマホに変えてから、どうも操作がやりにくい。
だから久しぶりの投稿になります。

さて、このブログも2年。
今日は、記念すべき第一回で紹介した戸隠神社奥社に関連する、宝光社を紹介します。

戸隠神社は、
中社、奥社、火ノ御子社、九頭龍神社、そして今回紹介する宝光社と合わせて5社で戸隠神社というそうです。

道は、つい行き過ぎそうになるから注意が必要です。(^-^)/


この石段、270段ある。長い…(^^;


石段を昇ると社殿が見えてきます。


神社の社殿には立派な彫刻が施されています。江戸時代の宮大工による宮彫りの技らしい。


特にこの親子龍は、有名だそうです。


祭神の天表春命は、八意思兼神の御子神で、饒速日命が天磐船に乗って天降った時、護衛として随従した32柱の神の一柱。
御利益は、その祭神のもののようです。

でも、なんでこの祭神なんだろうか?
戸隠神社の祭神は、天照大御神が天岩戸に隠れた神話に関連があります。
中社の祭神である八意思兼神が知恵を出し、
火ノ御子社の祭神である天鈿女命が踊って気を引き、
奥社の祭神である天手力男命が岩戸をひっぺがして投げた。その投げた岩戸が戸隠山。

天表春命の御利益は、天鈿女命のと似ている…。この関連性は、なんだろうね?
また、調べてみようo(^o^)o