空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

春日大社(かすがたいしゃ)

2014-05-04 13:02:44 | 神社紹介
所在地
〒630-8212 奈良市春日野町160

ご祭神
武甕槌命
(タケミカヅチノミコト)
経津主命
(フツヌシノミコト)
天児屋根命
(アマノコヤネノミコト)
比売神
(ヒメガミ)

御利益
厄除け
交通安全

公式サイト

奈良時代から続く平城京の守護
春日大社




奈良公園に隣接し、五重塔で有名な興福寺や、大仏で有名な東大寺からも近い神社です。

三笠山の山頂に、茨城県の鹿島神宮から武甕槌命を勧請したのが始まり。

鹿島神宮…
鹿島といえば、鹿島アントラーズ!
マスコットキャラは、鹿ですよね。



武甕槌命が奈良に来た時に白い神鹿に乗り、多くの鹿を引き連れてきたそうな。
だから、奈良公園には鹿が多くて、神の使いと言われています。
参道にも、多くの鹿がいますよ。


眷属(けんぞく:神に仕える使いのこと)が鹿だから、手水舎にも立派な鹿の像が!


その後、768年に、千葉県の香取神宮から経津主命、大阪の枚岡神社から天児屋根命、比売神を合祀し、現在にいたります。
時期的に奈良時代後期ですね。

そして四柱の神様を合わせて、春日大明神とし、藤原氏の氏神となりました。

よく、神社で見かける灯籠は春日灯籠といいます。
で、灯籠に彫られている模様を見ると大抵、鹿!
これは、別の神社で撮影したもの。

ね?鹿でしょ?

春日大社の境内には、鹿の紋章が刻まれた灯籠も!なんか、カッコいい(^^)


また、全国にも春日大神を勧請した神社が約3000社存在します。
それだけ、藤原氏の力は強かったのでしょうね。

春日大社といえば、何と言っても、この朱色が綺麗ですね。写真は楼門。


他にも見所は多いですし、万灯籠や若宮おん祭りといった季節の風物詩もあります。
奈良公園にお越しの際は、春日大社の参拝は観光としてもお勧めですよ。^ ^







高野山に行って来たゾ!

2014-05-03 15:48:41 | スピリチュアルな日記


今日は、高野山に行きました。

金剛峯寺の拝観料は500円で、お茶菓子付きで、住職の説法を聴くことが出来ます。

今日の説法のテーマは、
人を信じること。
でした。

どんな内容だったか?

嫁と嫁の母と一緒に海に行ったとしましょう。2人同時に溺れたら、どちらを先に助けますか?

という問いかけをされました。
何人かに聞いて回られましたが、みなさん「嫁」と回答しました。私もそう。

しかし、住職の回答は、
「どちらか助けやすい方を先に助ける」
でした。
なるほど、そりゃそうかも。

続けて、住職は言う。
「このように、人は知らぬ間に自分の中にランク付けを作り、それによって左右されている」と。

子供は純真無垢なので、素直に思ったことを口にする。
大人はランク付けに左右されたりするから、「この人にこんなこと言ったら失礼かな?」とか考えてしまう。
これは、お互いに信じる心が薄れているからなのだと。

じゃ、どうやったら互いに信じられるのか?
まずは挨拶。
その時に、
単純に儀式的に「おはよー」だけ言ってサッと済ますのではなく、
相手の顔をみて、ゆっくり挨拶する。
相手の顔色が悪ければ「大丈夫?」と自然に声をかける。これが素直な気持ちのはず。
日々、こうしたことの繰り返し。

…なるほど。
私にも身に覚えがあるぞ。
さっと、挨拶済ませちゃうんだ。
悪気はない。
で、相手に対する信頼感が薄く、この人に任せて大丈夫?と不安だらけ。

今、私はリーダーの立場にある。
正直、色々と不安もある(´・_・`)
でも、気が合う、合わないに関わらずまとめなきゃいけない。
必要なものは、カリスマか指導力だと思っていたが、私が部下を信じて指示をし、話を聞かなきゃいけないんだな。

さすが、お坊さんの説法は、理解しやすく心に響く。

すぐには変われないだろうけど、
今日から私も実践してみよう^ ^