空海法師の神社巡り

空海法師が今まで巡った神社を、実際に感じた御利益や見所、感想など交えて紹介。

高千穂神楽、再び!

2014-10-26 14:28:03 | 日記
今日は、奈良県立美術館に
「大古事記展」を見に行った。

大古事記展の半券を持つ先着300名が、隣の奈良文化会館で、高千穂神楽を見ることが出来た。
昨日と今日だけだから、ラッキーだなo(^▽^)o


演目は、
・彦舞
・手力雄
・鈿女
・戸取り

写真は、彦舞。
猿田彦大神が、神庭を浄めるようすを舞ったもの。

先日、高千穂に行った時は、彦舞がなくて、変わりに、御神躰の舞があった。

冒頭の説明では、今日、高千穂から来られたのは、二上神社(ふたかみじんじゃ)のほしゃどんの方々。


奈良にも二上山(にじょうざん)という似た地名があったり、神話に関連が深いなどから、高千穂町との交流は多いそうだ。

案外、今後も奈良で高千穂神楽見ることが出来るのかも。o(^▽^)o

ふいに思い出した一句

2014-10-20 21:23:37 | 日記
「今日褒めて、明日悪く言う人の口。
泣くも笑うも嘘の世の中。」

はい、誰の句でしょうか?

ち○まる子ちゃんのと○ぞう爺さん!
…ではないぞ。

これは、あの有名な一休さんの句です。

意味は…まぁ、まんまだな。
今日はある人を褒めた同じ口で、明日はその人の悪口を言う。そんなことを気にして、いちいち泣いたり笑ったりしても仕方がない。そんなことで成り立っている世の中なんて、所詮は嘘っぱちだ。

要は、誰かに何か言われても、落ち込むことはない!ということかな?

ただ、指摘を気にするなということではない。
指摘されたら、内容を自分で確認して、
自分が悪ければ謝るし、
そうでないなら気にしない、
または、必要があれば誤解を解く。
…かな。

実は、結構前から知っていた句だが、
その言葉の意味は理解出来るものの、
気にするなってのが、なかなか実現出来ない。
だって、なんか言われたら気になるからな。f^_^;)

私もまだまだ未熟だな(-。-;



大馬神社(おおうまじんじゃ)

2014-10-11 12:26:43 | 神社紹介
所在地
三重県熊野市井戸町3444

ご祭神
天照大御神

公式サイト

海に吠える獅子岩が狛犬とされる
大馬神社


4年前行ったんだが、今は台風の影響で鳥居が被害受けたんだっけ?
だから紹介は、全て4年前に撮影した写真になりますが…

神社は、海岸から車で10~15分ぐらいだったかな?の所にあります。
でも、これだけ立派な石碑や鳥居があるのに狛犬がいない…


その理由は…


この岩、凄いでしょ!なんかカッコいいo(^▽^)o
海岸には、この獅子岩と呼ばれる岩があり、それがこの神社の狛犬とされているため、大馬神社には狛犬がないのだそうです。
自然の造形って、凄いね(^ ^)

さて、神社に戻って…
鳥居をくぐると橋が。緑も綺麗だ。


神の森というに相応しい雰囲気だ。o(^▽^)o


禊場があるぞ(^ ^)


禊場に流れ込む水は、この滝から。
見にくいかな?中々の迫力だったよ( ´ ▽ ` )ノ


これが拝殿。
この奥が本殿だね(^ ^)
地元の方が大切にされてるんだな。
綺麗だ。


神社の由来としては、平安時代から祀られている神社らしく、
その昔、坂上田村麻呂がこの地方を荒らす賊を討伐して、賊の頭の首を地中に埋め、その上に社殿を造ったのが始まりといわれる。
その後、智興和尚が参拝しようとしたとき、田村麻呂の霊が大きな馬に乗って案内したことから大馬神社と呼ばれるようになったという。

磐と滝と森
それが楽しめる神社ですね。
台風の傷痕が、修復されてたらいいなぁo(^▽^)o

最後に海と獅子岩の写真を。


元伊勢天の岩戸神社(もといせあまのいわとじんじゃ)

2014-10-05 11:32:28 | 神社紹介
所在地
〒620-0321 京都府福知山市大江町仏性寺

ご祭神
櫛岩窓戸命
(くしいわまどのみこと)
豊岩窓戸命
(とよいわまどのみこと)

御利益
開運

参拝するには鎖を持って登る
元伊勢天の岩戸神社




「天岩戸神社」で検索すると、宮崎県の天岩戸神社がヒットするが、こちらは京都の元伊勢三社の1つ。

近くには、元伊勢皇大神宮と元伊勢豊受神社がある。

参拝客はあまりいないし、雰囲気が秘境を思わせる。階段で河原に降りていく。
写真は、階段上から。


岩の上というか、崖に作られた社殿。
Σ(゜д゜lll)
鎖を登れない場合は、下の賽銭箱の場所から参拝する。o(^▽^)o


河原の大きな岩がゴツゴツと…
まるで岩がまるで舞台みたいだ。(^ ^)


その舞台のような岩から撮影。
社殿の裏に位置する御座石
川が増水していると、このアングルからは見ることは出来ない。


御座石のアップ。
これが岩戸とされている。(^ ^)
御祭神の櫛岩窓戸命と豊岩窓戸命は、門の神様。
岩戸を護るに相応しい。


写真左下を、さらにアップ。
宮司さんが言うには、この隙間から天照大御神が覗いたのだとか。( ´ ▽ ` )ノ



私はゴールデンウィークに参拝したが、時期によっては雪解け水で増水していることもあるらしい。

参拝する際は、無理せず、お気をつけて…


友人A氏と行く神社ツアー 冬の愛宕神社(愛宕山)参拝

2014-10-04 22:31:13 | 【連載】神社ツアー体験談


今から4年前の年明けのことだ。
友人A氏からの年賀状に、「神社巡り行こうぜ」とあった。
早速、成人式の三連休を狙って企画した。

行き先は、2人とも行ったことが無くて、日帰りで、有名なところ。
私が兼ねてから行きたかった愛宕神社を提案すると、A氏は賛成してくれた。
これが、記念すべきA氏と行く神社ツアーの第1回となった。

有名な神社ってことと、場所ぐらいしか予習しなかったんだが、これが後々ハプニングに繋がる…
あ、着くのに山道歩いて2時間くらいかかるというのは知っていた。


当日の天気は曇り。
で、愛宕神社は、愛宕山の頂上にある。この日、愛宕山には雲がかかってた。

いくつか登山口はあるらしいが、
ナビに任せて水尾入口に着いた。

今から2時間の登山が始まる。
時間は、10時。
まぁ、12時に着いて、12時半くらいに飯食って、下山。
そんなイメージでいたんだよ。

約4キロの登山。
100メートルごとに看板がある。
しかし書いてある内容が…
「引き返せ。今なら間に合うその装備」
とか、こんなんとか…


なんのことか?わからなかった。
ちなみに僕らの装備は、
街を歩く程度の防寒着に普通の靴。
今から買い物にでも行くと言っても通じるような格好だ。

周囲の雰囲気としては、
山道だし、でも、うちの実家の近所もこんな感じだし?
特に危険は感じなかった。


しばらく歩くとハイキング風の人とすれ違う。
まぁ、僕らはハイキングに来たわけじゃない。
前述の通り、リュックなんて大袈裟なものは持ってない。

「山だからな。あの人はハイキングなんだろ」
特に気にもしなかったが、次にすれ違った人は、雨ガッパにアイゼン、そして杖…という、なんとも本格的な装備だった。

しかも、向こうからは怪訝な顔で見られた。
まぁ、山登りの格好ではないしね。

で、歩き続けると、最初の誤算が!
体力が続かなくて、予定より遅い。
道にも雪がチラチラと…


2つ目のミスは、腹が減ってきたこと…
(´・_・`)
途中には何もない。喉が渇いて来たが、自販機も当然ない!
山頂に行けば、自販機ぐらいあるはず!
僕らは気合いで登り続けた。

そして、3つ目の誤算は、雪が予想より積もって来たこと…
全く想定していなかった状況だ。
「引き返せ、今なら間に合うその装備」なるほど…って、遅いわ!Σ(゜д゜lll)


しかし、幸いなことに寒くはなかった。この登山は何気に暑い(;´Д`A
もう一つ。周りに登山客も多かったこと。

腹は減ったが、山頂の神社に無事に辿り着いたよ。o(^▽^)o


他の参拝客からは、
「君達は、その格好で来たのか?!」と驚かれた様子で…。
まぁ、そうだろうなぁ。f^_^;

境内の気温は、マイナス1度。
前髪が、さりげなくパリパリに{(-_-)}


無事に参拝出来たo(^▽^)o


参拝を終え、自販機を探す。
暖かいコーンスープが売っていた。
これを飲むと、更に腹が減った…

そして、下山!
雪で何回か滑ったが、そんなに怖くなかったし、何より行きより全然楽だった。
まぁ、こんなペラペラの靴なのに、がんばったよf^_^;)


水尾口に戻ったら15時半…
車に乗って、飯を求めて移動。
16時半に飯にありついた。
そりゃもう、ガッついたさo(^▽^)o

今回、計画がアバウト過ぎたことと、調査が足りなかったので、想定外の事は起こったが、A氏は「これを超える苛酷な参拝は、無いだろう。次も行きたい。」と言ってくれたのが嬉しかった。m(_ _)m

これを期に、A氏とは度々、神社巡りをしています。
その話は、次の機会に(^O^)/