空色のたね

小さなひと言や出来事をここに種まきしようと思う。
いつか誰かの心の中で花が咲き、大きな木に育つかもしれない。

ストレスからシャント不全?

2010-08-21 | 病気

覚え書き ⑦ 平成19年4月~8月


退院3日後からの新学期は、とても大変でした。

この仕事は、転勤しても基本的にやることは変わらないのですが、

細かいところは学校によって違うので、分からないことばかりです。

元気いっぱいの時でも大変な転勤したての新学期なのに、

低髄圧症状がまだ治まらず、1日頭を起こしておくのが苦痛でした。


旦那の方も転移が見つかり、日に日に弱っていきました。

仕事があるので、ついていてあげるわけにもいかないし・・・・・・。

6月末には、息苦しくてどうしようもなく入院し、

最期の数日は、私も病院に泊まり込みでした。


旦那が亡くなって、ものすごくバタバタした日々の中、

夏休みになりました。

病院どころじゃなかったので、久々に眼科に行ったら、

眼底の乳頭浮腫が治まっていないとのこと。

シャントを入れて脳圧が下がっているのなら、

浮腫も治まるはずなのに・・・・・・・・。

というか、視神経の圧迫を取り除くために

脳圧を調整するシャントを入れたはずなのに・・・・。


そのうち、手術前の脳圧が高かったときによくあった、

周囲の音(風の音とか、道路の雑音とか)がすべてパクンパクンと

波打って聞こえるようになってきたし、

息切れがひどくて、2階まで階段を上るのが辛くなってきた。

朝起きたときの頭痛と耳鳴りも、ひどくなってくるし・・・・・・。


脳外科で、腰椎穿刺をして脳圧を測ったら、30を超えていた。

シャントが機能していない。

透視で、チューブの様子を見ても分からないし、

シャントバルブの圧変更(磁石でガチャガチャする)をしても

効果なし。

中がどうなっているかは、開けてみないと分からないけど、

3月末に入れたシャントが機能していないことは確かだそうだ。


もう一度、同じ手術をするというので、セカンドオピニオンへ。

他の大学病院の脳外科に行ってみたけれど、

シャントの入れ替えがベストでしょうとの答え。

再手術が決定したのが、8月の終わり。

2学期が始まってしまう。


夏休みの課題を処理して、学期はじめの学級事務を済ませ、

運動会の練習の見通しが出来てから、入院手術。

9月11日入院で12日に手術。

10日の夜まで仕事して、家の方もバタバタいろいろ準備した。

どうせ入院したら、ずっと寝ていなくちゃいけないわけだから

数日寝てなくても大丈夫だろうと思って・・・・・。


シャントを入れ替えるだけだし、3月の経験もあるし・・・・・と

すぐに退院できるだろうと考えていたのは、間違いだった。

このあと、とんでもなく大変な16日間の入院になった。

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