つなぐ
娘と映画を見てきました。
「つなぐ」
死者と一度だけ会うことができる話。
「予告見たら、いっぱい泣きそうだったから、タオル持っていきゃあ。」と言われたけど、
それほど泣けなかった。
いろいろ考えることは多かったけど。
人間はいつか必ず死ぬ。死亡率100%。
死んだらどうなるんだろうな。
誰にも分からないから、いいんじゃないのだろうか。
は、すべて消えてなくなるんじゃないか・・・と思う。
去年の手術の後、とても鮮明な夢を見た。
ものすごい痛みでうつらうつらとしか眠っていなかったと思うのだけど、
途中で目が覚めても、またうつらうつらすると、同じ夢が続く。
映画でも見ているみたいに、続いていく不思議な夢。
照明も窓もないのに明るい真っ白な部屋に寝ていた。
目が覚めると、自分も白い服を着ていて、近くに男の人がいた。
「さあ、行こう」と、まず連れて行かれたのは、
山間の川の流れている所。
田や畑がたくさんあって、野菜を育てている人たちがいた。
風が吹いていて、堤防沿いに景色を見ていた。
次に、湖のようなところ。
船を作っている所のようで、
その人は、そこで暮らしていると言っていた。
湖畔に大きな病院のような施設があって、
何か研究をする人たちが暮らしているらしい。
「自分の好きなところで暮らせるんだよ。
僕は船が作りたかったんだ。」と。
そこからは、自分一人でいろいろなところに行った。
水の中にも、そのまま入っていけるし、
次の場所へは、ふわっと移動する感じ。
テーマパークのジェットコースターを下から見たり、
本がたくさんある場所だったり、
海の底を歩いていたり・・・。
結局、どこに住むとも決められず、
そのうちに目が覚めてしまったのだけど・・・。
決めていたら、死んでいたのかも?
術後のものすごく苦しいときに、2日くらい続けて見ていた夢。
夢なのに、しっかり覚えていて、1年たっても覚えている。
小説や映画にしたら、おもしろいかも?
もうすぐ、手術から1年です。
今日、眼科に視野検査に行ってきました。
眼底も視野も大きな変化はなし。ほっ。
今月末の造影MRIにドキドキです。