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277.『マダムと奇人と殺人と~Madame Edouard~』みちゃった!(^^)!

2006年09月10日 20時54分58秒 | 映画
時々
今夜は、ブリュッセルが舞台となる連続殺人事件の物語
『マダムと奇人と殺人と』です。
ジャンルは間違いなくサスペンスに入るんですがー
(連続殺人事件が出てくるので・・・)しかしっ
思いっきりコメディモノとも言える仕上がり。
ただし、ブラックユーモアやシュールな笑いがダメな方は
拒否反応が出てしまうかも・・・。 (; ̄ー ̄)


2004年 フランス・ベルギー・ルクセンブルグ 本編97分
監督・脚本・原作:ナデーヌ・モンフィス
音楽:ベナバール
出演
レオン警視:ミシェル・ブラン
(『プレタポルテ』『可愛いだけじゃだめかしら』
 『仕立て屋の恋』他)
ボルネオ刑事:オリヴィエ・ブロッシュ

-あらすじ-
ブリュッセルで“美大生連続殺人事件”が発生。
レオン警視はボルネオ刑事と愛犬とともに調査を進め、
個性的な人々の集うビストロ“突然死”にたどり着く。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『マダムと奇人と殺人と』公式サイト


これより先、ネタバレ含みます。
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妙な作品とだけは言い切れます!

音楽、イメージ、インテリア、メイクや衣装・・・
ヨーロッパのポップスタイル(なのか)?

しかし、内容はといえば かな~りディープ。 (; ̄ー ̄)

連続殺人事件(しかもどの遺体も腕が欠落している)が発生。
皆、芸術家のお墓の側に埋められているのが発見されます。
町はこの話題でもちきり・・・
街中にあるバーでありアパートでもある“突然死”でも
濃いいキャラクターたちがその話題で盛り上がっていましたが
第一の被害者と第三の被害者が、住人だとわかり大騒ぎに!

コメディタッチなんですがね・・・・だって
ゲイだとカミングアウトするオヤジ。
解剖した遺体の胃から出たモノを“素晴らしい”という解剖医。
“日替わりピアス”(しかもビックリ!なもんばっかり)を楽しみ
美容整形にお金をつぎ込む警察署の秘書(兼事務)。
な~んて人たちの生活ぶりが出てきて、ジャンルはサスペンスに
入っているのに、賑やか。(笑)
以下、そんな濃いいキャラたちを書きとめておきます。

ボルネオ刑事…PCの漏電でオフィスをふっ飛ばし、解剖では気持ち悪くなる
       気が弱い刑事。ニーナとアヤシイらしい。
ニーナ…警察署の秘書。レオン刑事のママから色んなガラクタを
    (高価な値段で)買わされている。
神父様…昼間ッからアルコールの代わりに聖水を飲み、
    ちょっとトンチキなことしてしまう人物。
解剖医・・・遺体をこよなく愛するマニアックな解剖医。
“突然死”コック…美的感覚が少々凡人と違う。創作料理に精を出す。
“突然死”オーナー…店にマイナスになる事をとにかく恐れる小心者。
ゲイの“突然死”住人…数十年ぶりに再会した娘に、ゲイだというコトを
           カミングアウトしたおじさん。
“突然死”住人の娼婦・・・毒舌家。キツイんだけど、真実を言うおばちゃん。
肉屋の奥さん…夫が無きあと、“突然死”にやってくる小さい人と
       タダナラヌ関係を持つ。

いやぁ~~~ ミニシアター系作品ですが、イケます!!(私は・・・)
ブラックユーモアやシュールな笑いがお好みの方にはオススメかも。

今夜は、事件そのものより 出てくる人物達に注目してしまう
サスペンス・コメディーもの
『マダムと奇人と殺人と』(タイトルからしてスゴイ(^~^;))
をUPしました。

ミニシアター@マイナー系ですが、とってもパワフル!な作品でした。(笑)


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