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徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

359.『毛皮のエロス/ダイアン・アンバース 幻想のポートレート』みちゃった!(^^)!

2007年11月18日 23時38分53秒 | 映画

皆様こんばんは~(^-^)/
今夜は、美しいニコール・キッドマンがさらに!
美しく観賞できる作品『毛皮のエロス』をご紹介します。

“心の奥に、人には言えないものを秘めた”女性。
ヒロイン、ダイアンの良妻賢母な部分と
人とは違うものに強烈なフェチシズムを抱く部分が
絶妙!! そして、そんな相対するキャラクターだからこそっ
ニコールの美しさが際立っています。
彼女の作品は好きで、よく観賞するんですが・・・
この作品も私の好きな“ニコール作品”BEST10に入れたい作品です。


2006年 アメリカ 本編122分
原題:FUR: AN IMAGINARY PORTRAIT OF DIANE ARBUS
監督:スティーブン・シャインバーグ
脚本:エリン・クレシダ・ウィルソン
原作:パトリシア・ボズワース
(『炎のごとく 写真家ダイアン・アーバス』文藝春秋刊)
音楽:カーター・バウェル
出演
ダイアン・アーバス:ニコール・キッドマン
(『アイズ ワイド シャット』『ムーラン・ルージュ』
 『アザーズ』『めぐりあう時間たち』『ドッグヴィル』
 『コールドマウンテン』『白いカラス』『記憶の棘』
 『奥様は魔女』『インベージョン』他)
ライオネル:ロバート・ダウニー・Jr
(『相続人』『追跡者』『ゴシカ』『キスキス、バンバン』
 『ゾディアック』『シャギー・ドッグ』
アラン・アーバス:タイ・バーレル

-あらすじ-
過激な題材によって写真芸術の概念に一石を投じた、
天才写真家ダイアン・アーバスにオマージュを捧げる官能ラブストーリー。
裕福な両親とファッション・フォトグラファーの夫を持つダイアンは、
隣に越してきた男ライオネルに興味を抱く。
ライオネルは奇妙なマスクで頭を覆い、コートで全身を隠していたのだが、
それは全身が毛むくじゃらの多毛症を隠すためだった。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『毛皮のエロス』 公式サイト


『FUR』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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NYで、両親が毛皮会社を経営するダイアンはカメラマンの夫アランの
アシスタントをしながら娘2人とマンションの1Fで暮らしていました。
しかし、両親主宰の毛皮コレクション、新作発表会の夜
自室の窓からコチラを見上げる不思議な格好をした男と目が合います。
その男・ライオネルはダイアンたちの上の階に住む住人でした。
ダイアンは、アランから勧められていた“写真撮影”の被写体として
ライオネルに「モデルになってほしい」とお願いに行きます。
最初は、ダイアンの出方を見つつ、中々写真を撮らせてくれなかったライオネル。
そのうちダイアンはライオネルによって自分の中に押し込めていた
“興味の対象”や“それを楽しむ方法”を見つけ、家庭を省みず
ライオネルと彼の仲間たちと過ごすようになります。
始めのうちは、アランや娘達にライオネルと会っていることを
秘密にしていたダイアンでしたが、そのうち
ダイアンの“家”にも、ライオネルとその仲間は入っていきます。
本業の撮影や、両親の家業に支障が出始めたことを感じ取るアランは
ライオネルと切れるようダイアンに相談しますが、ダイアンは
聞き入れてくれません。
ところが、ダイアンのバースデイパーティーの夜、ダイアンとライオネルが
親密そうにしているのを目撃してしまったアランは遂に、
ダイアンを罵ってしまし、ダイアンはライオネルのもとへ・・・
ライオネルはある病に侵され、余命少ない命だと知るダイアン。
彼の最後の望みは、多毛症である彼の体毛を全て処理し
本来の目的、ダイアンの被写体になり、行きたかった海へ行き
ダイアンに最後を看取ってもらうことでした。
ダイアンは、彼と関係を持った翌日、彼の望みを叶える為海へ・・・。
一人、どんどん沖へ沖へと泳ぎ始めるライオネルをダイアンは見送ります。

タイトルに「エロス」とありますが・・・決してそんなことは無く
寧ろ切ない物語です。
途中、ダイアンとライオネルが段々と意志の疎通をし始め
それまで、ぎゅぅーーーっと絞ったコルセットのように
“お堅”かったダイアンが“ほぐれ”て来た辺りは、ちょっぴり
そんなシーンもありましたが、「エロス」というほどのものでもありません。
まぁ、これまでキチキチと締め付けられながら厳しく育てられた
ダイアンが、こうも艶っぽく変化してしまうなんてっ!?という部分では
言えなくも無いけれど・・・。
それとも、終盤のダイアンがライオネルの体毛を剃るシーンのこと?
でもこの場面も私は「エロス」というより、キレイと
思ってしまったんですがねー。(^~^;)
ラスト。“ライオネルの毛”で作った“毛皮のコート”を羽織り、
彼が膨らませた“ライオネルの息”を吸い込む場面くらいでしょうか~
アレは、アランとのHな場面や、ライオネルと結ばれた場面より
数倍もっっ 淫靡な感じはしました。
とはいえ、愛する人が亡くなり、その痕跡を必死に掴もうとするダイアナの
「必死さ」の方が勝っていたのでこれも“切なさ”>“淫靡”という具合。
はて?・・・・・どこが「エロス」なんだ?

タイトルにとっても引っかかった私ですが~
あんまり、関係なさそう・・・? (; ̄ー ̄)

ところで・・・今回のニコールも美しい!!
あのギャップが溜まりませんYO~♪
“お堅い”ダイアン・・・かと思えば、
多毛症のライオネルとその仲間たちと打ち解けてしまう
人とは違う“好み”を持つダイアン。
幼い頃からの“押し隠した”ダイアンの気持ちや感じた事を
ライオネルに吐露するダイアン。
“ON”も“OFF”もイケちゃう女優・ニコール・キッドマン
だからこそ美しく演じられたキャラですね~。( ̄ー ̄)ニヤリ

今夜は、実在の人物ダイアンを美しいニコールが
切なく演じた恋愛ヒューマンもの『毛皮のエロス』をUPしました。

毎回思うんですが、ニコールの作品って大体において映像が美しい!
今回も、ダイアンの“理性的”な部分(アランと娘達との生活)
でのモノトーンと、“本能的”な部分(ライオネルの部屋や彼の仲間たち)
での発色を抑えたカラフルな色調、という対極のバランスが絶妙!!
ヨーロッパの作品のようでした。



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358.『眉山~BIZAN~』みちゃった!(^^)!

2007年11月17日 23時59分59秒 | 映画

今夜は、リリース(レンタル)したて♪
『眉山』をUPです。

松嶋さん、ほんわかしてる顔や印象とかけ離れた
気の強~~い一面をドラマなどでよく目にしますが、
この作品でも、母の体調を気にかけたり
昔を思い出しつつ苦労して育ててくれた母を慕ったりする
静かな部分(私の松嶋菜々子像ってこんな感じなのですよ~)
を見せつつ、Drをドヤしたり、まだ見ぬ父を思うあまり
母に猛然と詰め寄ったりと、違う一面を見せてくれています。
そんな強気な松島さんを凌ぐ勢いを見せてくれたのが
このお話の主役!宮本さんです。
宮本さんのキップの良さは見てて気持ちイイですよね~。
だからこそ、龍子さんの隠し通してきた「過去」が
これだけ引き立ったのですよね。
あまりヒューマンものは得意でないsoratukiですが
これは観ておきたかった作品です。


2007年 日本 本編120分
監督:犬童一心
脚本:山室有紀子
原作:さだまさし(幻冬舎刊行)
音楽:大島ミチル
主題歌:“蛍”レミオロメン
出演
河野咲子:松嶋菜々子
河野龍子:宮本信子
寺澤大介:大沢たかお
大谷啓子:円城寺あや
島田修平:永島敏行
篠崎孝次郎:夏八木勲

-あらすじ-
東京で旅行代理店に勤める咲子は、徳島で一人暮らしをしている
母・龍子が入院したとの報せを受け、久しぶりの帰郷を果たす。
咲子はそこで母が末期ガンであることを知る。
元々江戸っ子の龍子は入院してもなお、何でも自分で決めてしまう。
そんな母に寂しさを感じながら看病を続けていた咲子は、
医師の寺澤と出会い、少しずつ心を癒されていく。
そんな中、母からは死んだと聞かされていた父が
今も生きていることを知った咲子は、母の人生を知りたいと、
まだ見ぬ父のもとを訪ねるのだが…。
(all cinema 解説より引用)


『眉山』 公式サイト


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久しぶりに、きゅ~~っと 泣けました。

私の泣き所・・・それは、母龍子の危篤ではなく
阿波踊りのクライマックス父との再会でもなく
ラスト、メッセージカードに書かれた龍子の言葉
「娘 咲子が、私の命でした」が出たとき。

本編中、最初から最後まで気丈に振舞う龍子さん。
町の人たちも、病室の中や病院全体でも
皆、龍子さんに一目置くほどに
人を引っ張っていく天性の存在感がありました。
軽はずみな発言をしていた看護師やDrに喝を入れたり、
物語の半ばで“献体”を勝手に申し込んだり、
・・・と、ビックリするけど龍子さんの言動は
“本当のこと”だったり、筋道を明確にして
自分の中のルールを守りそれを実行したり、と
普通では「思っててもできない」ことを、さらりと
やってのける龍子さんに脱帽でした。
でも、咲子さんの気持ちとしたら
「病人らしくしろ!!」ですよね~やっぱり。^^;

物語の流れは2つありました
まずは、咲子さんの父親探し。
これは龍子さんが残していた手紙で判明。
以外にあっさり見つかって、物足りないくらい。
次は、龍子さんと咲子さんの深い親子関係。
咲子が幼い頃に父が彼女たちのもとを去り
残された龍子は、必死で咲子を育てます。
終盤、咲子のことを寺澤に託す龍子の台詞
にそれが表されていますよね。

1つ気がかりなのは~
咲子が、幼い頃に自分と母を置いていった父を
憎んでいなかったこと。
いくら、既婚者だとしても・・・まず、見つけたら
捨て台詞の1つでも吐いてしまいそうな気がしますが
彼女は、大人しく引き下がっています。
咲子というキャラの設定が「大人」過ぎた?
もうちょっと、父に対する怒りが表現されていた方が
より咲子を近く感じることが出来たのでは?と、残念です。

今夜は、リリースしたてホヤホヤ♪な
『眉山』をUPしました。

徳島の抜けるような青い空と白い入道雲
眉山の緑・・・・最近めっきり寒くなって
今ではあの酷暑が懐かしいと思えるほどの
キレイな空模様が印象に残りました。


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351.『あるスキャンダルの覚え書き』みちゃった!(^^)!

2007年11月11日 23時17分56秒 | 映画

今夜は、実際にあった事件を題材にしたサスペンス
『あるスキャンダルの覚え書き』です。

イギリスの2大女優の競演!!
ジュディ・デンチ演ずる、皆から嫌われている
怖~~いベテラン教師のバーバラと
美しいけど、満たされていない新任教師シーバの精神抗争物語。
恋愛ものか?とばかり思ってたけど、どっちかというと~
サスペンスっぽい作り方。
実際に起きた事件を題材にした作品独特の
重苦しい雰囲気がバーバラの恐ろしさと、シーバの転落具合を
一層引き立たせています。


2006年 イギリス 本編92分(R-15)
原題:NOTES ON A SCANDAL
監督:リチャード・エアー(『アイリス』)
脚本:パトリック・マーバー
原作:ゾーイ・へラー(講談社発刊)
音楽:フィリップ・グラス
出演
バーバラ・コヴェット:ジュディ・デンチ
(『シッピング・ニュース』『007/ダイ・アナザー・ディ』
 『リディック』『ラヴェンダーの咲く庭で』
 『プライドと偏見』 他)
シーバ・ハート:ケイト・ブランシェット
(『ヴェロニカ・ゲリン』『コーヒー&シガレッツ』
 『アビエイター』『ライフ・アクアティック』
 『バベル』 他)
リチャード・ハート:ビル・ナイ
(『Jの悲劇』『ナイロビの蜂』『銀河ヒッチハイク・ガイド』
 『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』
 『アンダー・ワールド:エボリューション』 他)
スティーヴン・コナリー:アンドリュー・シンプソン

-あらすじ-
美しい美術教師と、彼女に執拗な関心を抱くオールドミスの教師との
スキャンダラスな関係を描く心理スリラー。
アメリカで実際に起こった女教師の事件を基に作られた小説。
おもに労働者階級の子供たちが通うロンドン郊外にある
セントジョージ総合中等学校。
ここで歴史を教えるベテラン教師のバーバラは、厳格すぎるゆえに
生徒ばかりか同僚教師たちからも疎まれる孤独な存在だった。
そんなある日、美貌の美術教師シーバが赴任してくる。
彼女との間にならば友情が築けると確信したバーバラは、以来
シーバを秘かに観察し、それを日記に書き留めていく。
そして、ある出来事をきっかけにシーバと親しくなったバーバラは、
上流階級の幸せそうな家庭生活にシニカルな感情を抱きながらも
シーバとの友情に喜びを感じていた。
ところがある時バーバラは、シーバと男子生徒の
情事の現場を目撃してしまう…。
(all cinema 解説より引用)


『あるスキャンダルの覚え書き』 公式サイト


『NOTES ON A SCANDAL』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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物語はある高校で起きた生徒と教師の“ただならぬ関係”を
軸に描かれます。

ロンドン郊外のセイントジョージ校。
そこに赴任してきた美術教師のシーバ。
彼女は、学生の頃、自分を教えていた先生と恋愛関係になり
そのまま結婚。子供が二人。
一方、セントジョージ校の生き字引で、生徒はもとより
同僚である教師からも、その性格から疎まれているベテラン教師の
バーバラ・・・友達はおらず、猫と同居暮らしで
楽しみといえば、毎日欠かさずつけている日記のみ。
そんな二人が偶然親しくなり、友人となります。
ところが、ある日、バーバラはシーバが生徒の1人と
深い関係になっていることを知ります。
なんとかシーバを自分の思うようにしたかったバーバラにとっては
絶好のチャンス到来!
「校長には言わないし、他言するつもりもない」と
バーバラはシーバに言いますが、それは彼女を自分の側に
おくためのいわば“脅迫”のようなもの。
バーバラには「彼とは別れる」といったシーバでしたが
分かれることが出来ず、それどころか反対にどんどん関係に
のめりこんでいきます。それを知ったバーバラ・・・彼女は
校長にシーバと生徒の関係を話してしまいます。
結果、シーバは淫行罪で逮捕、勿論仕事も辞め、家族とは離れ離れに。
行く当てが無いシーバは、バーバラの自宅へ転がり込みますが
「バーバラがシーバの一件を知っていた」ことが学校中にバレ、
今度はバーバラが教職を辞める事態に・・・更に彼女にとって一番
現実になってほしくない“シーバに自分がバラした事がバレる”
という結末に。
シーバと離れ離れになってしまったバーバラでしたが、
新たなターゲットを見つけるのでした。

自分の娘と同じくらいの男の子との関係・・・・
すみません、私は理解できません。
というのも、私は基本的に“オヤジフェチ”!!
恋愛対象となる男性像の第一条件は「年上」(しかもカナリ年上)
とするsoratukiにとって、若いオトコに走る気持ちがわからない。
だからヒロインがどうして、そこまでのめりこめたのか?
という根本が分からない。

一方、そんな若いオトコに走ったヒロインを
思い通りになる“お友達”にしたい!と強く願う
曲がった欲望を持つバーバラの気持ちも
イマイチちゃんと理解できない・・・。
同性愛とも違う・・・でも、それとよく似た感情を
考えるだけでは飽き足らず、実行にうつしてしまったシーバ。
(本編中、彼女は自分が“欲求不満”であることを
 自覚している台詞がありますが・・・、これは
 1人の女としての一般論のように思えた私。)

どっちもどっち・・・・それが私の感想なのです。

本編見てて、疑問に思ったこと それは
シーバの若い恋人くんの友人たち、彼女と彼の関係に
気が付いてなかったのか?
いえいえ、きっと一部の男子は気が付いていたんでしょうね?
(劇中、スティーヴンが友人に本気でキレた場面がありましたが
 この時の友人はきっとスティーヴンと先生のことを知ってて
 からかったんでは?と私は受け取りました)

この作品が一番「問題視」しているのは、親子ほどの異性と
関係を持った教師 というのも然ることながら~
シーバが抱き、実行した、バーバラへの歪んだ思いです。
バーバラの淫行罪にまぎれてしまっていますが、この作品
シーバとバーバラとの関係が主なテーマです。
シーバは、バーバラの前にも同じようなことをして
相手に“接近禁止命令”を出されてしました。
もともと“ストーカー体質”なのか?
それとも猫以外に彼女を受け入れてくれるものが居ない生活を
長年送っていた所為でそうなってしまったのか?
今となっては謎ですが、シーバがあまりにも憐れでなりません。
バーバラに去られたシーバ・・・彼女は物語のラスト、
新たなターゲットを見つけたようですね。
また、同じ事を繰り返し、同じように憎まれ、逃げられる。
どこかが歪んでるとか、間違っているとか気が付かず、
同じ事をこの先も続けるシーバ。
(たとえ誰かがそれを彼女に指摘したとしても、彼女自身
 それを認めない。)
表のヒロインはバーバラでしたが、本当の主人公は
シーバでした。
ショッキングな事件だけど、本当にショッキングだったのは
シーバの言動と彼女が、それに気が付いていないこと・・・
それがこの作品の見どころですね。

今夜は、“流石!”と唸る実力を見せてくれた
ジュディ・デンチの“普通すぎる”のが怖かった・・・
『あるスキャンダルの覚え書き』をUPしました。



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350.『ゲゲゲの鬼太郎~劇場版~』みちゃった!(^^)!

2007年11月10日 23時55分34秒 | 映画

皆様、こんばんは~ヽ^0^ /
今夜は、リリースされたものの・・・
ずぅ~~~っとレンタル中でなかなか入手困難^^;だった
『ゲゲゲの鬼太郎』をUPします。

言わずと知れた、水木先生の妖怪漫画が元ネタ。
原作も読んだし、アニメも小さい頃みて、今OA中の
新『鬼太郎』もみてるsoratukiです。(笑)
映画化されると聞いたとき、一番不安だったのが
主人公“鬼太郎”をウェンツくんが演じるということでした。
(他の妖怪キャストはなんとな~く納得♪できた。)
今回の実写映画版鬼太郎は、いつもTVアニメで見てる
彼より、少々大人っぽい・・・しかもカナリカッコいい!!
更に言うならば、猫娘がアニメより大人に見えて
仕方なかったということ・・・。 (; ̄ー ̄)
現代っ子風な物言いやアニメの鬼太郎&猫娘らしくない単語も
ちらほら聞けて、アニメと違ったキャラ@鬼太郎+猫娘が新鮮でした。


2007年 日本 本編103分
監督:本木克英
脚本:羽原大介
原作:水木しげる
音楽:中野雄太、TUCKER
主題歌:ウェンツ瑛士“Awaking Emotion 8/5”
出演
ゲゲゲの鬼太郎:ウェンツ瑛士
三浦実花:井上真央
猫娘:田中麗奈
ねずみ男:大泉洋
子なき爺:間寛平
砂かけ婆:室井滋
天狐:小雪
輪入道:西田敏行
ろくろ首:YOU
大天狗裁判長:中村獅童
ものわすれ:谷啓

-あらすじ-
妖怪世界で目玉おやじや猫娘たちとのんびり暮らしていた鬼太郎。
そんな鬼太郎のもとに、人間界の小学生・健太が助けを求めてきた。
彼が父・晴彦、姉・実花と暮らす団地では、
テーマパーク建設のため、裏山の稲荷神社の解体工事が
始まってからというもの、不気味な妖怪たちが出現し、
住民たちを震え上がらせていたのだ。
一方同じ頃、妖怪世界でも大事件に揺れていた。
恐るべき魔力を秘め、地下深くに厳重に封印されていた
“妖怪石”が忽然と消えてしまったのだった。
やがてその妖怪石はひょんなことから健太と実花の手に渡る。
妖怪石を狙う邪悪な妖怪たちの魔の手から姉弟を守るため、
鬼太郎が立ち上がる。
(all cinema 解説より引用)


『ゲゲゲの鬼太郎』 公式サイト


『ゲゲゲの鬼太郎』 アニメ劇場版公式サイト


水木しげる 公式サイト


Yahoo!ムービー『ゲゲゲの鬼太郎』特集ページ


コレより先ネタバレありますので
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実写ならではっ!という部分(良きにすれ悪きにすれ)を
排除して、好意的な視点で見たら、非常に面白い作品。
でも、やっぱり~ 妖怪はアニメで見たほうが断然
面白いと思われ・・・・ (; ̄ー ̄)
特に、まるっぽキグルミの“からかさ”とかね~
声をあててる方が、上手いだけにー
アニメと比べてしまう。

物語の流れとしては
相変わらず、のんびりとした生活を目玉のおやっさんと
過ごす鬼太郎のもとに一通の手紙が!
「自分の住んでいるマンションに妖怪が出るから助けて欲しい・・・」
鬼太郎は手紙の差出人・健太くんのもとへ~と、そこでは
鬼太郎とは顔馴染みの妖怪達が大騒ぎを! 鬼太郎に詰め寄られ
「ねずみ男に頼まれて、人間を脅かすバイトをしている」と
白状する面々。それを見ていたねずみ男はその場からは何とか
逃げる事が出来ました。ところが、ねずみ男はひょんなことから
妖怪の世界では秘宝とされていた妖怪石を入手っ。
ちゃっちゃと質屋にて売り飛ばしますが、そこへ偶然やってきた
健太くんの父が、その妖怪石を持って行ってしまい事態は
ややこしくなって参ります。
妖怪石を取り戻したい狐一族、中でも、一族の長・天狐を
引き摺り下ろし、自分が上に立とうとする者たちの内部闘争・・・
更に、普段から鬼太郎を鬱陶しく思っている下級妖怪たちが
妖怪大裁判でうそっぱちの証言をしちゃったもんだから~
妖怪石を盗んだ罪で、鬼太郎には
「かまゆで100年の刑」という判決がくだります。
しかし、砂かけ婆や子泣き爺、目玉のおやっさんの協力のもと
鬼太郎は石を健太くんが隠し持っていることを突き止め見事!
石を法廷へ持ってきて、めでたしめでたし~♪
まあ、これだけならアニメでも観れる物語の展開。
でも、鬼太郎がほのかな恋心を寄せる人間・実花の
記憶を消しちゃったというラストの場面は、映画ならでは?
お子ちゃまにはちょっと難しいかもー。(^~^;)

先にも書きました、妖怪の皆様のキャスティング
バッチリ♪ぴったんこ♪でした。>私にとっては。
(猫娘除く。)
特に、ラストにちょこっと出てきた“ものわすれ”の谷敬さんと
“輪入道”の西田敏行さん!! そして、きっと
“子泣き爺”はこの人にしかできないだろう・・・と思われる
間寛平さん。室井滋さんも、ナカナカの婆ぶり(笑)でした。

続編、あるのかなぁ~? 
もし製作されるとしたら、次回作も観たい!と思います。

今夜は、やっとレンタルできた気になっていた作品
『ゲゲゲの鬼太郎』劇場版をUPしました。

最後に~ 
以前から、鬼太郎関係のレアな裏設定(どんなんだ?)を
ちまちまと入手していたワタクシですが~
(例えば“目玉のオヤジは結膜炎になった時、目薬の湯につかる”
 とか“寝ているときの目玉オヤジには、ちゃんと瞼がある!”
 とかね・・・( ̄ー ̄)ニヤリ)
今回もレアな情報を入手!!
「鬼太郎は、墓の下中学校中退」
ウェンツ君が劇中言ったこの台詞が
一番印象に残ったsoratukiでした。(笑)



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343.『13/ザメッティ~ロシアン・ルーレット~』みちゃった!(^^)!

2007年11月04日 23時19分43秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜は、ぱっと見は「未公開」っぽいけど~
実はしっかりと(R-15指定で)劇場公開済み な
モノクロヨーロピアンサスペンス『13/ザメッティ』を
ご紹介します。

この作品、ブラピがリメイク権を取ったらしい~( ̄ー ̄)ニヤリ
ブラピの“セバスチャン”役・・・・今から楽しみ!!
見てみたいゾっっーー 期待してしまいます。
ブラピがリメイクするっていう前情報を偶然GETしていなくても
この作品の主人公セバスチャンが自然とブラピとオーバーラップ
してしまうんでは?というほど、彼にぴったんこ♪なキャラ。
ジンワリとくる恐怖と、欲にくらんだ者たちの血走った眼が印象的。
全編モノクロなのも、この作品の“ジンワリ恐怖”を
煽る良い効果を引き出していると思います。
・・・・リメイク(ハリウッド版)カラーなのかな??
カラーも見てみたい!!と思ったsoratukiです。


2007年 フランス/グルジア 本編93分(R-15)
原題:13 TZAMETI
監督・脚本:ゲラ・バブルアニ
音楽:イースト
出演
セバスチャン(No 13):ギオルギ・バブルアニ
ジャッキー(No 6):オーレリアン・ルコワン
ゲーム進行役:パスカル・ボンガール
ジャン=フランソワ・ゴドン:フィリップ・パッソン
アラン:フレッド・ユリス

-あらすじ-
集団ロシアン・ルーレットに巻き込まれる青年の、悪夢のような体験を描き、
2005年ヴェネチア国際映画祭最優秀新人監督賞ほか数々の映画賞に輝いたスリラー。
グルジア移民の22歳の青年セバスチャン。
ある日彼は、仕事先の家主が大金を手にする方法があると吹聴しているのを耳にする。
もうじき連絡の手紙が届くというのだ。
しかしその男は不運にも急死してしまい、彼宛の手紙をセバスチャンが横取りする。
封筒の中には、パリ行きのチケット。
意を決してパリへと向かったセバスチャンは、何者かに導かれるまま、
暗い森の奥に佇む不気味な屋敷へと辿り着く。
しかしそこには、思いも寄らぬ運命が待ち受けていた。
なんと彼は、13人のプレイヤーが一斉に引き金を引く
集団ロシアン・ルーレットに参加させられてしまったのだ。
そしてその周囲は、プレイヤーの生死に大金を賭け、ドス黒い
欲望の固まりと化したギャンブラーたちの狂気に満ちた眼光で埋め尽くされていた…。
(all cinema 解説より引用)


『13/ザメッティ』 公式サイト


『13 TZAMETI』 本国公式サイト


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タイトルのザメッティ=TZAMETI・・・言語はグルジア語で
数字の「13」だそう・・・。

あらすじは上記しました通りのまんま・・・です。
でも!! ラストのラストまで、気を抜いてはなりませぬ。( ̄ー ̄)ニヤリ
どんでん返し~~が待っておりました。
しかも、あんだけ勝ち抜いて“強運”を奴らに知らしめた
彼が、思わず故郷へ向かう列車に乗る前に購入した
ミネラルウォーター(2本分)の所為であんなことになろ~とはっ!!

どんでん返し、この手の作品なら最早、お約束と言っても
過言ではありません。
そう・・・私も、本編を観賞しつつ
「きっとラストは、どんでんが待ってる」と勘繰りつつ(笑)
観賞したんです。
どんでん、確かにありました
そして私の想像通りの“ラスト”ではありましたが~
その経緯(ラストの原因となったいきさつ)があまりにも
皮肉・・・・。
ミネラルが1本だったらー はたまた、
中身を手に持ってたらー ラストは違ってた!?
でも、私は「どんでん」も含め 楽しめた作品でした。

テーマになってるロシアンルーレットの人数の“13”
はやっぱり、キリスト教での教え=不吉な数“13”から
きているようですね。>公式サイト豆知識より。^^;
私は宗教に関して詳しくは分かりませんが、どうやら
ゲームに参加した13人の人たちのキャラも
キリスト教の「イエス・キリストと12人の弟子(12人使徒)」
と何某かリンクしていたんでしょうか?
そこまで、知識が無いため 深く追求できませんでしたが
何かありそう・・・・。

今夜は、静か~にでもゾワゾワと毛穴が開く緊張感を
味わえる『13/ザメッティ』をUPしました。

私的にはオススメ♪な作品です。



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342.『バベル~BABEL~』みちゃった(^-^)/♪♪

2007年11月03日 23時29分25秒 | 映画

今夜の作品は、公開当時 色々と話題になった『バベル』です。

今週の映画カテゴリーの記事に『バベル』を選んだ理由・・・
それはやっぱり、話題になったからー というのが1つ。
さらに言えば、ブラピとケイト・ブランシェットが
出ているから~ということが一つ。
あと、公開当時に嫌でも耳に入ってきた
菊池凛子さん演じるキャラクター・チエコも気になってました。
・・・・といいつつ、実はー
ブラピ好き~━(゜∀゜)━なもんで(恥)これはやっぱり
“おさえとかなきゃネ♪”ってことでっ。( ̄ー ̄)ニヤリ


2007年 アメリカ 本編143分
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
(『21グラム』『美しい人』他)
脚本:ギジェルモ・アリアガ
音楽:グスターボ・サンタオラヤ
出演
リチャード:ブラット・ピット
(『12モンキーズ』『セブン』『スリーパーズ』
 『オーシャンズ』シリーズ 『トロイ』
 『Mr.&Mrs.スミス』『ディパーテッド』他)
スーザン:ケイト・ブランシェット
(『エリザベス』『理想の結婚』『耳に残るは君の歌声』
 『ギフト』『シャーロット・グレイ』『シッピング・ニュース』
 『ヘヴン』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ 他)
サンチェゴ:ガエル・ガルシア・ベルナル
(『ブエノスアイレスの夜』『dot the i ドット・ジ・アイ』
 『バッド・エデュケーション』『キング 罪の王』 他)
ヤスジロー:役所広司
チエコ:菊池凛子
ケンジ:二階堂智
アメリア:アンドリアナ・バラーザ
歯科医師:小木茂光

-あらすじ-
モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、
ブラッド・ピット、役所広司らが演じるキャラクターが、
それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく
衝撃のヒューマンドラマ。
モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦のリチャードとスーザンが、
突然何者かによって銃撃を受け、妻が負傷するという事件が起こる。
同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、
満たされない日々にいら立ちを感じながら、孤独な日々を過ごしていた……。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『バベル』 公式ページ


Yahoo!『バベル』公式BLOG


『BABEL』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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モロッコに旅行に来ていたリチャードとスーザン。
息子を亡くし、夫婦関係の修復をするための二人きりの旅でした。
ところが、バスで山道を走行中、スーザンが撃たれてしまい瀕死の重体に。
彼女の左肩を打ち抜いたのは、地元民の子供たちの遊び半分の発砲でした。
そのライフルは彼らの父親の知り合いが、ヤスジローという日本人から
貰ったもの・・・ライフルの元持ち主ヤスジローは
日本で娘と二人暮らし。母親は、数年前に自殺。
娘チエコは無気力な生活を送っていました。
親子の関係がギクシャクしていた二人・・・しかし、皮肉にも
今回のモロッコでの発砲事件が二人の関係を修復することになります。
一方、リチャードとスーザンの子供たちを預かった
ベビーシッターのアメリアは、自分の息子の結婚式が
故郷のメキシコであり、どうしても代わりのシッターが見つからず
子供たちを連れてメキシコへ・・・ところが!帰り道、飲酒運転をしていた
彼女の甥が検問を強行突破! 警察に追われる身になってしまいます。

物語はリチャードとスーザンのアメリカ人夫婦を中心に描かれています。
作品、ナカナカ良い出来栄えのものだと思います♪
でも、どうしてもこの作品観賞中に引っかかったことがありまして~
それは、ブラピとケイト・ブランシェットのアメリカ人夫婦が
VIP扱いされていたこと!
ま、製作されているのがアメリカで、白人ではない人たちが
事件の加害者側の立場になってて、しかも昨今問題となっている
未成年の銃の発砲や、テロまがいの事件・・・ときたら~
主人公の二人以外がこんな扱いをされても仕方のないことなのかもしれません。
それにしても~ 本編中まるでどっかの親善大使とか、
議員の先生のような重要人物扱いです。
普通のアメリカ人夫婦なんですがね。^^;

そうそう♪公開当時に話題になった凛子さん!
スゴイ、演技 上手な方なんですね??
彼女のオールヌードを披露した女優魂にも驚きましたが
違和感のない聾唖の少女の演技や、普段は分かり辛いけど
何かの拍子に“ふっ”と現れる、焦燥感のようなものとか、
それらが噴出して泣き崩れたあのシーンとか・・・
お見事でした。>注目されただけのことはありました。

物語は、良いんですけどねぇ~
インパクトないというか、淡々と流れていくからでしょうか?
非常に地味目な仕上がり。
ブラピが出てるとは思えない、マイナー志向の作品でした。(笑)

今夜は、以前から気になっててリリースされたら
レンタルで“ゼッタイ見ちゃるっ!”と狙ってた♪
『バベル』をUPしました。

私の今夜のツボ♪は・・・・
凛呼サン@チエコに“積極的にセマられドギマギする小木さん”。
役所さん思いのほか出番少なくて~ (; ̄ー ̄)
小木さんの歯医者さんの方が、脳裏に残りました。(笑)
また、ブラピの“疲れきった男”っぷりと
オロオロする情けない男ってーのも○マル、でした。


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335.『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』みちゃった!(^^)!

2007年10月28日 23時33分09秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/

今夜の作品は、ひっちゃかめっちゃか!!
8人の暗殺者に狙われた一人の男と、それを捜査する
捜査官たちの物語『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』です。

私の好きな、レイ・リオレッタがでてます♪
でも、彼は今回も脇役~~
彼には“ヒトクセもフタクセもある脇役”がピッタリ。
下手に主役なんか演じたら、“イイヒト”になっちゃって
彼らしさがなくなって、面白くなくなる~~!
今回は途中で亡くなってしまいますがーでも
“相棒と、情報に振り回される”という
そこまでの彼の役回りは、お見事でした。( ̄ー ̄)ニヤリ


2007年 アメリカ 108分
原題:SMOKIN' ACES
監督・脚本:ジョー・カーナハン
音楽:クリント・マンセル
出演
リチャード・メスナー:ライアン・レイノルズ
(『ブレイド3』『悪魔の棲む家』他)
ドナルド・カラザーズ:レイ・リオッタ
(『コップ・ランド』『ハンニバル』
 『アイデンティティー』『ダウト』他)
ジャク・デュプリー:ベン・アフレック
(『恋に落ちたシェークスピア』『アルマゲドン』
 『ドグマ』『パール・ハーバー』『トータル・フィアーズ』
 『ペイチェック消された記憶』『デアデビル』他)
スタンリー・ロック:アンディ・ガルシア
(『オーシャンズ11』『ツイステッド』
 『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』他)
ジョージア・サイクス:アリシア・キーズ
バディ・エース・イズラエル:ジェレミー・ピヴェン
“ピストル”・ピート・ディークス:ピーター・バーグ
シャリス・ワッターズ:タラジ・ヘンソン
ダーウィン・トレモア:クリス・パイン
ホリス・エルモア:マーティン・ヘンダーソン
ルパート・“リップ”・リード:ジェイソン・ベントマン
サー・アイビー:コモン

-あらすじ-
報酬100万ドルを我がものにせんと猛者たちが入り乱れるさまを描いた
ノンストップ・バイオレンス・アクション。
マフィア“コーザ・ノストラ”のボス、スパラッザの邸宅に
張り込んでいたFBI捜査官のメスナーとカラザーズは、
スパラッザがイズラエルという男を殺すためにスウェーデンから暗殺者を雇い、
イズラエルの心臓に100万ドルの賞金をかけた、という内容の電話盗聴に成功する。
一方、標的となってしまったラスベガスの人気マジシャン、バディ・イズラエル、
通称“エース”。彼はスパラッザらギャングたちに気に入られて以来、
裏社会に足を踏み入れるも強引な振る舞いで裏社会全体に混乱をもたらし、
FBIに目を付けられるハメに。さらにはスパラッザの容疑の証言を得るために
司法取引を持ち掛けられ、その決断を迫られていた。
そんな中、エースの心臓に100万ドルの賞金がかけられた噂はたちまち広がり、
世界中の暗殺者たちが続々エースの籠もるタホ湖のホテルに集まってくる。
また、エースの弁護士から依頼を受けた保釈保証人デュプリーらが
エースを連れ戻しに、そしてメスナーとカラザーズはエースを保護するため、
現場へ急行するのだが…。
(allcinema解説より引用)


『スモーキン・エース』公式サイト


『SMOKIN' ACES』本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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ベン・アフレックとレイ・リオレッタがFBI捜査官で共演!
なかなか魅力的なコンビでした。
(とはいえ、ベン・アフレックよりもライアン・レイノルズとの
 2ショットの方が多かったレイ・リオレッタ。)

FBIの捜査チームにある情報が飛び込んできます。
マフィアの大ボス、スパラッザが一人の男
イズラエルの“心臓”に100万ドルの賞金を賭けたという情報です。
それに素早く反応したのは、殺しを生業とする者たち・・・
しかも各々がかなりの腕前!!(というウワサ・・・。)
FBIはそれを阻止し、スパラッザの身柄を保護し
スパラッザと取引をしようと試みますが~
時既に遅し。100万ドル欲しさに8組の暗殺者達が
スパラッザのいる湖畔のホテルへと集まってきてしまいます。
そして、FBIを交えての大乱闘・・・
ラストでは、驚くべき真実が語られます。

ここでこのお話で“ややこしい”活躍をしてくれる
暗殺者たちのご紹介♪デス。
○ジョージアとシャリス
女性二人組みのスナイパー。たった二人でデカい
中国マフィア組織を壊滅させたと言う過去を持つ。
仲介役はロレッタ。
○アコスタ
またの名を“破壊屋”。
多言語を使え、傭兵だった過去も手伝いCIAとのフリー契約で
裏の仕事をする男。拷問術は伝説になっている。
アイルランドで特殊部隊に捕まりそうになり、指紋を消す為に
自分の指先を噛み切ろうとする。
○トレモア兄弟
三人組で各々父親は違う。
彼らの手法はカミカゼスタイルと呼ばれている。
グリーブランドでは、たった一人のターゲットのために
30人を巻き込んでの銃撃戦をやらかした。
“最低のバカで、いきなりキレる危険人物”だそう。(FBIファイルより)
○ラズロ・スート
誰も本当の顔も名前も知らず、雇い主でも容赦をしない。
正体不明、神出鬼没で“業界”では恐れられている存在。
○スウェーデン人
盗聴の中でしか出てきていない、顔も名前も性別も
何もかもが分からずじまいの謎の人物。
スナイパーかどうかも不明・・・。

全遍通して、とにかく賑やか。
細かいオヤジギャグ、下ネタも出し惜しみせず出してくるわ~
バンバン撃ちまくるわ~ガンガン物を壊すわ~
どんどん人が亡くなって行くわ~
と・・・クエンティン・タランティーノもビックリ!!な
ドタバタで進んで行きます。
もうですねぇ~ 中盤から終盤にかけて
現地入りした殺人者らの位置関係を把握するだけでも
大変です。 (; ̄ー ̄)
で、結局彼らは失敗するんですが~ 実はこの暗殺劇には
とんでもない裏があったことが最後の10分ほどで明らかにされます。
それに対しての私の反応は
「・・・・え゛ Σ( ̄□ ̄)!! なんじゃっそりゃ~??」
というのが感想。(笑)
冒頭の“心臓”の意味、“謎のスェーデン人”の正体、
昔々のマフィアの抗争事件、“伝説のFBI捜査官”殺害事件。
これらがカギなんですがね・・・しかし、こんなどんでん返しに
もって行くとはー>ちょっとズルい!!
(FBIが血眼になるのもわかります。)

う~~~ (; ̄ー ̄)~~~ん。
オススメしたいところですが、好き嫌いがはっきり別れそうだし
1回観ただけでは、わかり辛い作品です。
スピード感はありますし、途中の人間の入れ替わりとか
個性的な殺し屋の皆様も嫌いじゃ無い・・・・し、
“意地悪”(ん?)なラストのどんでん返しを踏まえた結果
私は“好き”>“苦手”ですね~~。

今夜は、忙しいけど見応えあるアクションもの
『スモーキン・エース』をUPしました。
最後までお付き合い ありがとうございました(^-^)/



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334.『スパイダーマンⅢ~SPIDER-MAN 3~』みちゃった!(^^)!

2007年10月27日 23時50分51秒 | 映画

皆様、こんばんは~~ヽ^0^ /
今夜は、つい先日にリリースとなりました
『スパイダーマン 3』をUPします。

さて~本シリーズ、もう3までになったんですねぇ~~ (; ̄ー ̄)
「1」のときのスパイダーマンこと、トビーくん
メチャクチャ頼り無さげでした。
(こんなんで、超人が務まんのかっ!?
 暗いし・・・ 情けないし・・・>ケチョンケチョンでした。)
そして「2」。やっと超人としての自覚が出来てきたように
思ってたら~ ありゃりゃ? 友人のパパと、友人との対決に
これまた“スパイダーマン”を凌ぐ“タコおやじ”との戦い!!
一応、勝利を収めたものの~ やっぱり頼り無さは
なくなっていませんでした。
寧ろ、恋人MJ(キルステン・ダンスト)のしっかり者っぷりが
分かったという・・・・。^^;
そして、最新作の「3」!!
今回の敵は? なんとっ、3人も!?
(内1人は前回「2」で父親の仇討ちに目覚めた
 幼馴染ハリー!今回、彼もパワーアップしてました。)
そして、「3」ではピーターのもう一つの顔が出てきますが
私は、この“もう一つの”パーカーの方がイケてる♪と
思っています。(たとえそれが、正義の味方でなくっても!)
今夜の記事は、ストーリーよりも
中盤以降の、黒Verスパイディーになったピーターに重点を置いて
書いてみました。


2007年 アメリカ 本編139分
監督:サム・ライミ
(『スパイダーマン』シリーズ
 『死霊のはらわた』『シャイニング』『ギフト』
 『THE JUON/呪怨』
脚本:サム・ライミ、アイヴァン・ライミ、アルヴィン・サージェント
原作:スタン・リー、ステーヴ・デッコ
音楽:クリストファー・ヤング
(『ギフト』『バンディッツ』『シッピング・ニュース』
 『ザ・コア』『THE JUON/呪怨』『エミリー・ローズ』他)
出演
ピーター・パーカー/スパイダーマン:トビー・マグワイア
(『ラスベガスをやっつけろ』『シービスケッツ』
 『スパイダーマン』シリーズ 他)
メリー・ジェーン(MJ):キルステン・ダンスト
(『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
 『ジュマンジ』『アナスタシア』『チアーズ!』
 『ブロンドと柩の謎』『マリー・アントワネット』
 『スパイダーマン』シリーズ 他)
ハリー・オズボーン:ジェームズ・フランコ
(『25年目のキス』『トリスタンとイゾルデ』
 『スパイダーマン』シリーズ 他)
フリント・マルコ/サンドマン:トーマス・ヘイデン・チャーチ
(『スコーピオン』『森のリトル・ギャング』
 『シャーロットのおくりもの』 他)
エディ・ブロック/ヴェノム:トファー・グレイス
グェン・ステイシー:ブライス・ダラス・ハワード
ジョージ・ステイシー:ジェームズ・クロムウェル
メイ・パーカー:ローズマリー・ハリス
タイムズ・スクエアの通行人の男:スタン・リー

-あらすじ-
かつて暴漢に襲われて亡くなったベンおじさん殺害の真犯人、
フリント・マルコが刑務所から脱獄。
その情報を知らされ激しい怒りに燃えるピーターは、
メイおばさんの制止の言葉も聞かず犯人の行方を追う。
(DVD JK解説より引用)


『スパイダーマン 3』 公式サイト


『スパイダーマン3』 オフィシャルサポートサイト


『SPIDER-MAN 3』 本国公式サイト


Yahoo!ムービー『スパイダーマン 3』 特集ページ


『スパイダーマン 2』 BLOG


コレより先ネタバレありますので
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「2」のあと、MJと恋人になったピーターでしたが
友人で幼馴染であるハリーに、敵視されるように・・・。
MJの初舞台のあと、夜の街でピーターは、ハリーに襲撃されますが
彼の攻撃をなんとかかわします。しかし、この時の対決の所為で
ハリーは一時的な記憶喪失に・・・。父親の死についてピーターを
憎んでいたこと、MJを横取りされちゃったこと等々、全てを忘れてしまいます。
そんな時、夜空から隕石が落下! その真っ黒な隕石からは
真っ黒なゲル状の地球外生命体が宿っており、そいつはネバネバ状態のまま
ピーターを追い掛け回し、いつのまにやら彼の自宅まで付いてきて
果ては、眠っていたピーターに寄生してしまいます。
一方、別の場所では、体の弱い娘に一目会いたいと脱獄した男マルコが
ひょんなことからサンドマンへと変貌してしまいます。
ピーターは、地球外生命体の宿った“スパイダーマンスーツ”(黒Ver)を着て
記憶が回復したハリーと、サドマンと戦い圧勝を収めますが
彼の精神は“黒い生命体”が寄生した所為で病んでいきます。
最早、ダークスーツを手放せなくなったピーター(スパイダーマン)
何とか“黒い自分”から開放されたピーターでしたが、地球外生命体が次の
獲物として選んだのはピーターのライバルのカメラマン、エディ。
記憶が戻り真実を悟ったハリーと共に、“ヴェノム”に寄生されたエディと
サンドマンを倒す為に壮絶な戦いが始まりました。
人質となってしまったMJの救出の成功と、“ヴェノム”と
サンドマンを倒した二人でしたが~ハリーは力尽きてしまいます。

一度は悪の道に両足を突っ込んだピーター@スパイダーマン。
彼に寄生したのは空からやってきた地球外生命体“ヴェノム”。
奴が好んで寄生するのは“嫉妬”と“隠滅”な心をもつ人間・・・
だから途中、奴はピーターよりも精神を病んでいるエディに
「乗り換え」たんですね。
ところで、冒頭に書きました“悪いピーターの方がカッコイイ”ですが、
どんな風に違うのか?というと~
ちょっとワルぶってて、強気なピーター!
「1」「2」とへなちょこ君が抜けなかったピーターでしたが
「3」の中盤、奴に寄生されてからのピーターは一気に年を取ったような
大人っぽく変身しています。
前半までは、いつもの頼り無いピーター君なんですがね~^^;
中盤以降の“目的の為なら、何でもする!”という強い意志のお陰で
いつもの数倍増しで大人っぽくなってました。
(もともとトビー・マグワイアが童顔のために、必要以上に
 頼り無いピーターの大変身!でした。)

【今夜の見どころ】
1.ハリーとの空中戦
2.サンドマン誕生シーン
3.ハリー、ピーターVSサンドマン、ヴェノムとの戦い

今夜は、ワルなのに~ ソッチのほうが良い男♪
「スパイダーマン3」をUPしました。
最後までお付き合いありがとうございました。




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327.『ホラーバス/オノバルと魔王フェルシ』みちゃった!(^^)!

2007年10月21日 23時10分55秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜は、オランダの「ハリポタ」と言われ
本国で出版されている原作8巻の児童書は爆発的な人気という
『ホラー・バス/オノバルと魔王フェルシ』をUPします。
原作では、少々設定が違うようです。
主人公オノバルはホラー作家で、“子供読書週間”に小学生4年A組と
担任ベーカー先生をあるツアーに招待したオノバル。
目的地までのバスの中は、奇妙な仕掛けがあり、
八つの品物にちなんだ恐ろしい話しを自著「ホラーバス」から
読み聞かせるのですが、驚くべき結末が・・・・!
という物語だそうです。
しかしながら、今夜の映画版の方はというとー
オノバルは小学生で、カレを含む同級生達が怖い目に!!
毎度毎度なんですが・・・
未公開作品の為、一切の公式サイト、見つかりませんでした。
(本国オランダのサイトも然り)


2005年 オランダ 本編96分(劇場未公開)
原題:DE GRIEZELBUS/THE HORROR BUS
監督:ピーター・クイバース
脚本:バーニー・ボス、ピーター・クイバース
原作:パウル・ヴァン・ローン
音楽:ヘット・パレイス・ヴァン・ボエム
出演
オノバル:セルジ・プライス
リスローラ:リサ・スミット
ジーノ:ジム・ヴァン・ダー・パン
魔王フェルシ:フレッド・ゴエンセス

-あらすじ-
人気童話作家、ポール・ヴァン・ルーンによる
ベストセラーを映画化したオランダ版「ハリー・ポッター」
ともいうべきファンタジックアドベンチャー。
いじめられっ子のオノバルは、腹いせに
クラスメートに大惨事が起きるゴーストストーリーを書くが…。


コレより先ネタバレありますので
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ジャンルは、ファンタジーホラー となってます。
ええ、確かにね、ファンタジーですわ♪
ドラキュラとか、狼男、とかルシファ(フェルシの語呂遊び)
とかね~、でもね、全然ホラーじゃ無いんですけど・・・。

ストーリーは・・・・主人公、小学生のオノバル君は
クラスの“ジャイアン”ことジーノ君にイジメられる毎日。
そんなオノバル君が唯一みんなより秀でていること、それは
作文、小論文、を書くことでした。
ある日、オノバルは大好きな女子リスローラが、天敵ジーノと
キスしてるところを目撃!! 
傷心で家に帰るオノバル。そしてその夜、オノバルのもとに
魔王フェルシがやって来て「お前を苛めた奴に仕返ししろ。
怖くて、残酷な物語を書け! 私がそれを現実にしてやろう」といいます。
彼は、言われるがままフェルシが差し出した本に“怖くて残酷な”物語を
書いてしまいます。
そして、学校の遠足の日、オノバルが書いてしまった物語が本当に!
担任のフレンド先生とクラスメイトらと乗り込んだバス・・・・
目的地は、怖いアトラクションが売り物の「ホラー・ランド」。
と、突然、バスの形が変化! 運転手もいつの間にか骸骨野郎に?
次に、後のドアが開いたと思うと、カラスから変身した
不気味な男“ツアーガイド”がオノバルの書いた本を手にこれから起る
恐ろしい出来事を、フレンド先生やクラスメイトらに話して聞かせます。
そして遂にバスは目的地ホラー・ランドへ到着。
何者かの見えない手に背中を押されるように、次々と敷地へ入っていく
いじめっ子グループ5人組みたち・・・それを追いかけオノバルとリスローラも入館。
ジーノ以外のいじめっ子は途中で脱落し、ジーノとオノバル、リスローラの
三人はヴラボノ伯爵の城へ侵入。そこには白猫が変化したアースラと
ヴラボノ伯爵のペットであるモンスター・ハウリーが待ち構えていました。
ジーノはまんまと捕まり、リスローラは地下の冷凍庫へ閉じ込められてしまいます。
ここで、さっきまでビビりまくってたオノバルが勇気を振り絞り
“たった一人で”敵をバッタバッタと倒し、終いには魔王フェルシをも
倒して、自分の書いた本を入手!ハッピーエンドへと書き換えます。
しかし、出てくるはずがないリスローラの登場でハッピーに変更出来ず。
唯一の助かる方法は、生き残っていたモンスラーを倒すこと!
オノバルは“狼男”に変身し、見事敵を倒し、ハッピーエンドに。
勿論リスローラともハッピーになったのでした♪チャンチャン

という物語。
ファンタジーホラーというより、ファンタジーコメディって感じ。
ところで、映画監督のティム・バートンはこの作品になのか、それとも
作者パウル・ヴァン・ローンになのか・・・影響を受けたとか~。
確かに、作品のブラックユーモアの部分は非常に似てると思いました。
いじめっ子を御伽話で殺しちゃう、なんて ちょっとコメディ無いと
描けませんよね・・・・。
ところで原作は、数話出版されているそうで~
この作品でも、まるで「続編作るから、乞うご期待♪」みたいな
感じのラストになってます。
やっぱり、第2話とか3話とかやっちゃうのかしら?? (; ̄ー ̄)

今夜は、オランダの「ハリポタ」という触れ込みが非常に気になった
『ホラーバス』をUPしました。

オススメまでは行きませんが、興味のある方はドウゾ~
(“駄作”との境界線ギリギリラインかも・・・^^;)
でも、ティム・バートン作品や「ハリポタ」とは
決して比べないでください。(汗)




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326.『リーピング~THE REAPING~』みちゃった!(^^)!

2007年10月20日 23時50分57秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、虫が嫌いな人はご用心・・・『リーピング』です。

私の友人にカエルがダメ!というコがいますが~
彼女には、この作品 絶対に勧められません。
「空からカエルが降ってくる」なんて言ったら、それだけで
気を失ってしまいそう・・・。
(バッタ系がダメな方にも同じく・・・・)
私は、手足がある虫だったら大丈夫♪なので
「お~~~♪ イッパイ出てくるなぁ~
 スゴイスゴイ! 壮観だ。」などとお気楽に
観賞しましたがー。
虫orカエル嫌いな方は用心して観賞してください。


2007年 アメリカ 本編100分
監督:スティーヴン・ホプキンス
(『エルム街の悪夢5』『プレデター2』
 『ロスト・イン・スペース』『アンダー・サスピション』他)
脚本:ケイリー・W・ヘイズ、チャド・ヘイズ
音楽:ジョン・フリッゼル
(『ダンデズ・ピーク』『エイリアン4』『13ゴースト』
 『ゴーストシップ』『DEATH GAME デスゲーム』他)
出演
キャサリン・ウィンター:ヒラリー・スワンク
(『ベスト・キッド4』『ギフト』『ザ・コア』
 『マリー・アントワネットの首飾り』『インソムニア』
 『ミリオンダラー・ベイビー』『ブラック・ダリア』他)
ダグ:デヴィッド・モリッシー
(『ロビン・フッド』『コレリ大尉のマンドリン』
 『すべてはその朝始まった』『氷の微笑2』他)
ベン:イドリス・エルバ
ローレン:アンナソフィア・ロブ
シェリフ・ケイド:ウィリアム・ラグズデール
コスティガン神父:スティヴン・レイ

-あらすじ-
かつてキリスト教の宣教師として活動していたキャサリンは、
幼い娘と夫を失ったことで信仰を捨ててしまう。
そして、宗教的な様々な“奇跡”を科学的に解明する専門家として、
その道の第一人者となる。
そんな彼女のもとに、小さな町ヘイブンで起きている
不可解な出来事を解明してほしいとの依頼が舞い込む。
調査を始めたキャサリンは、この町で起きている事件が
旧約聖書の“10の災い”にそっくりなことに気づき、
やがてそれが科学では解明できない現象であることを悟るのだったが…。
(all cinema 解説より引用)


『リーピング』 公式サイト


『The Reaping』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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ヒロインの元宣教師キャサリンは、5年前
赴任先の難民キャンプで、夫と娘サラを亡くします。
それから数年後、彼女は大学で教鞭をとりながら
宗教がらみの事件を科学的に検証・解決する専門家となります。
そんな彼女のうわさを聞きつけてやってきたのは、
田舎にある小さな町“ヘイブン”からやってきた
科学と数学の教師ダグ。
彼は、町の川が「血の様に」真っ赤に染まったこと、
また町民たちはある一人の少女がそれをやったんだと
信じていること、かれらは“出エジプト記”の
「モーゼの10の災」で、残る9つの災いが起るのでは?と
問題になっていること等をキャサリンに話します。
キャサリンは、パートナーであるベンと湿地帯が広がる
信仰深いヘイブンへとやってきます。
問題の少女ローレンの家族は“悪魔崇拝”をしていて
彼女の兄ブロディーは“川が染まった”日に亡くなっていました。
キャサリンはローレンに会おうと彼女の自宅へ向かいますが
次々と信じられない“現象”が彼女達を襲います。
町民らは、手に手に銃を持ちローレン殺害に向かいますが
不思議な現象が町民とキャサリンを待ち受けていました。

物語の中で、次々と起る不思議な現象。
これらは、宗教的な意味を持つ「10の災い」に
なぞらえて出てきます。
「血の川」「カエルの雨」「アブの大量発生」
「家畜の不審死」「ブヨの頭皮寄生」
「町民に広がる正体不明の水泡」
「意志を持つイナゴの大群」
「突然の暗闇」「落雷の攻撃」「初子は皆死ぬ」
何れも、完璧な(!)映像です。>特に“イナゴ”はスゴイ。
虫とカエル、キライじゃないけどあれだけいたら
やっぱり気持ち悪いですね。でも、私が一番ゾワっとしたのは
「赤い川」の正体が本物の「血」という検査結果がでたとき・・・。
人間20~30万人分の血液がドロドロ~と流れてるなんてーヲエッ。
色とかニオイとか、想像しちゃって、一番エグかったです。

物語ですが~、熱心な宗教家の町・・・・のはずが
実は、彼らこそが“異教徒”で、彼らが“悪魔”呼ばわりし
殺害しようとした少女ローレンが“神の使い”だった!
というどんでん返し。
・・・まぁ、なんとな~く展開は読めちゃいました。(^~^;)
でも、最後の最後ローレンがキャサリンに言った
“新たな真実”は正直“読めません”でした。
(ネタバレズバリ!は書きません~。)
なので、エンドロール チョイ手前のあの展開はビックリ!でした。
「初子は皆死ぬ」という予言どおり、キャサリンの長女サラは
5年前に、夫と共に不慮の死を遂げています。
そのあとの“真実の出現”ということになるんですね。
でもあれって、キャサリンがヘイブンに着いた日のあの夜の
出来事が“原因”? ダグ、狙ってヤッたのか?
ってかローレン・・・スゴイよ、まだほぼ“卵”な状態をスキャンしたのか?
流石、神様の使い!!お見事♪
非常に、不思議な顛末でしたね~。>このラスト、嫌いじゃ無いです。

今夜は、虫とカエルがダメな方にはオススメできない ^^;
『リーピング』をUPしました。

前評判で期待しすぎたのか?
スンゴイ、面白い♪とまでは行きませんでした。
バッタ(イナゴ)の場面と落雷、生きてるみたいに動く闇の使い方は
流石っ 広告や番宣でみていた通りの出来栄えでしたが~。
私は「レンタルで充分」だと思いました。


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324.『カオス~CHAOS~』みちゃった!(^^)!

2007年10月19日 22時53分00秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、早い段階で犯人(ってか、カラクリ)が
分かっちゃう!けど、中谷さんがきれいだから許す!
という邦画『カオス』です。

タイトルの「カオス」が一体どこにどう関係しているのか?
実はこの作品、初見のとき 途中で爆睡(笑)してしまった私。
でも、見直してみて 中谷さん作品の中で、中谷さんが一番キレイに
写ってるんでは?と・・・・で、今回UPすることにしました。
(中谷美紀さん、好きなんですよ~♪)


2000年 日本 本編104分
監督:中田秀夫
(『女優霊』『リング』『リング2』
 『仄暗い水の底から』『ザ・リング2』他)
脚本:斎藤久志
原作:歌野晶午“さらわれたい女”(講談社発刊)
音楽:川井憲次
出演
便利屋・黒田五郎:萩原聖人
津島さと美:中谷美紀
小宮山隆幸:光石研
浜口警部:國村隼

-あらすじ-
とある高級レストラン。
実業家の小宮山とその妻・佐織里が二人で食事をしていた。
しかしふとした隙に、佐織里は突然姿を消す。
そして誘拐犯から身代金を要求する電話がかかってくる。
しかし、これは夫の自分への愛情を確かめたいがために、
佐織里が便利屋の黒田を使って仕組んだ狂言誘拐だった。
そして佐緒里と便利屋の関係も徐々に妖しくねじれていく……。
(all cinema 解説より引用)


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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以前、UPしました同じタイトル『カオス』とはエライ違いが・・・ (; ̄ー ̄)
物語そのものは、数倍もっ 洋画の『カオス』の方が面白いです!ハイ♪
なので、あんまり物語というか~ 中身では勝負!という
作品ではない・・・ような? ヲイ(^~^;)

大会社を経営する小宮山。
ある日の昼、妻と二人でランチを食べ終え、彼は会計に・・・。
ところが、小宮山が外に出てみると妻・佐織里の姿はありませんでした。
昼一で重要な会議があった小宮山はそのまま会社へ。
しばらくすると謎の男から「お前の妻を預かった。三千万用意しろ。」
と電話が! 小宮山はすぐに警察に通報。
次の日の正午、犯人から受け渡しの連絡が入り小宮山は指定された場所へ。
事件真っ只中のその頃、小宮山の姉の自宅に、犯人から連絡が入り
姉は単独で500万を渡してしまいます。
犯人からの連絡が途絶え、不安になる小宮山。
しかし、この事件、実は・・・佐織里が夫の愛を確かめたいが為の“狂言誘拐”。
佐織里に雇われた“何でも屋”黒田が犯人役を演じていました。
身代金引渡しの指定をした日の夜、黒田が佐織里を匿っている部屋へ
もどってみると~ そこには佐織里の絞殺遺体が!!

と、ここまでは非常にひきつけられたんですがね~
(スタートから1時間22分くらいあたりまで)
このあと、実は“狂言誘拐”は元々仕組まれたもので
キーとなる謎の女・津島さと美の存在に気が付いた黒田が
彼女を探し当ててしまう、というトコを過ぎた辺りから
ちょっと興醒め・・・。
作戦自体は面白かったんですがね・・・黒田君の方が、
小宮山とさと美より数倍、賢かった!というのが
分かっただけの作品です。 (; ̄ー ̄)

最初は単純な誘拐事件が、狂言誘拐に変わり
更に、殺人事件を隠す為の見せ掛け誘拐に変化・・・
途中から感じ始めた「もしかして?」という“カン”が
的中してしまうまでの転がり方は面白いんですがー
も1つキメテにかけるというか~
もうちょっと、インパクトあったほうがよかったように思います。
出てる俳優さん女優さんが“大人し目”(淡々ともいう)な
演技をされていたからか、緊迫感がなかったのは惜しかったです。

でも、キレイな中谷さんがたくさん見れたので
私的にはあまり貶せないんですよね~。(^~^;)

今夜は、キレイな中谷さんが見どころ~
『カオス』をUPしました。

ところで、原作のタイトルが「さらわれたい女」。
こっちの方が良いような・・・
(“○○サスペンス劇場”のタイトルみたいですがね~ (; ̄ー ̄))
事件がどんどん変化していくその様子から
『カオス』ってタイトルにしたかったのか!? 謎です。



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319.『ポイント45』みちゃった!(^^)!

2007年10月14日 23時49分46秒 | 映画

今夜は、お子ちゃまには絶対見せちゃダメ!
お下劣で差別的な言葉が炸裂!
ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の『ポイント45』です。

R-15・・・頷けます。
アメリカの日常ってこんなん?(>違うと思うけど)
と勘違いして、アメリカ@NY行くの怖くなっちゃいます。
最初っからラストまで“放送禁止用語”がてんこもりん。
見始めた時は、「え゛ Σ( ̄□ ̄)!! 」となってたんですがねー
さて~ どのくらいで“慣れ”たのか>自分。
いつの間にか、ミラ様が「○○○」とか「○○○を○○って」とか
「○○○してよ」とか~言っちゃっても、
全然っ気にならなくなった自分が怖い。・・・^^;


2006年 アメリカ 本編96分(R-15)
原題:45
監督・脚本:ゲイリー・レノン
音楽:ジョン・ロバート・ウッド
出演
キャット:ミラ・ジョヴォヴィッチ
(『フィフス・エレメント』『ジャンヌ・ダルク』
 『バイオハザード』シリーズ 
 『ウルトラヴァイオレット』他)
アル:アンガス・マクファーデン
(『ブレイブハート』『タイタス』
 『リベリオン』『ソウ3』他)
ライリー:スティーヴン・ドーフ
(『ブレイド』『ズー・ランダー』
 『コールド・クリーク 過去を持つ家』
 『ワールド・トレード・センター』他)
リズ:アイシャ・タイラー
ヴィッグ:サラ・ストレンジ

-あらすじ-
ニューヨークのアンダーグラウンドを舞台に、拳銃と盗品を売りさばく
ダークヒロインの欲望と復しゅうを描くサスペンスドラマ。
「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチが、
暗黒街に生きる女密売人にふんし、美ぼうと肉体を駆使して
着々と復しゅう計画を進める危険で複雑なキャラクターを熱演する。
ニューヨークの“ヘルズキッチン”で生まれ育ったキャットと
その愛人アルは、45口径の拳銃と盗品を売りさばく
売人として裏社会で生きていた。ある日、キャットは
新たな顧客を開拓するため、アルに内緒で取引を行うが、
逆にアルの恨みを買ってしまい激しくいたぶられてしまう。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『ポイント45』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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これ、サスペンスなんですよね?
でも・・・どこが?サスペンスなの?
バイオレンスじゃないの?

物語は、NYのアブない地域“ヘルズキッチン”のお話。
街のチンピラ・アル。彼の情婦キャットは、暴力的なアルを
盲目的に愛していました。
普段はキャットが一番大事♪なアル・・・ですが、本性は危険な男。
彼女がヒスパニック系の男性と、一緒にいるだけで
暴行を加えてしまうというキレた男に変身してしまいます。
あるとき、キャットは酒場で女友達と飲んでいた時
アルにナイショで、裏のビジネスのお客になってくれた
ヒスパニック系の男性と話し込んでしまい、それをアルが
知ることに・・・・彼女は酷く殴られ、蹴られ、自慢の髪の毛まで
切られ、病院送りに・・・。
彼女を心配する、レズビアンの友人ヴィッグと、アルとキャットの
共通の友人で幼馴染のライリーは、キャットを密かに想っていて
アルが所有物の様に彼女を傷つけていることに怒ります。
なんとかアルからキャットを離す事はできないだろうか?
彼らは策を練りますが、あと一歩が踏み出せません。
一方、最初は彼の魅力から離れられなかったキャットでしたが
今度の傷害事件でアルから逃げようと計画を実行。
周囲にいる人間達をその“美貌”と“技”で魅了していきました。
ある夜、アルのワル仲間が銃撃され死亡します。
目撃者は「アルが現場から逃げ去った」言い、凶器の銃からは
アルの指紋が出てきました。
逮捕され拘留されたアルからやっと逃げられたキャット。
彼女は、アルのビジネスの“場”“仲間”“ルート”全てを
手中に収めました。

と言うお話なんですが・・・結局、銃撃したのはアノ人だったんですよね?
ラスト近く、キャットとアノ人が話す場面でアノ人の服装がそれを
決定付けています。
キャットが“体を張って”計画した罠~犯人が明るみになるトコまでが
サスペンスになるんでしょうが~ あんまりサスペンスって感じはしません。
冒頭にも書いたとおり(台詞らやベッドシーンやらが際どかった所為か?)
バイオレンスものって感じ。

それにしてもー ミラ様、よくこの役を受けましたね~ (; ̄ー ̄)
彼女の口から惜しげもなくくり出される危険ワード・・・
ここに書き出してご紹介しようか?と思ったんですが
伏字ですと、殆どわかんない状態になってしまって
“記事の絵面が鬱陶しく”なっちゃうんで止めました。
気になる方は是非、ご自分の耳と目でご確認くださいマセ。(汗)

今夜は「いつから、計画を練ってたんだ?実は大分前からだろ!?」と
幸せを満喫するラストのキャットを見てツッコんでしまった
放送禁止用語炸裂サスペンス(バイオレンス)『ポイント45』をUPしました。

ベッドシーンも勿論ありますが、私は映像より
彼女や彼らの台詞の方にエグさを感じました。
また、吹替えよりも原版の方がエロく感じました。
日本語、原版で比べてみても面白いですね・・・。
(注:でも何回も見てると麻痺しますので、お気を付けを~)



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318.『ストリングス~STRINGS~/愛と絆の旅路』みちゃった!(^^)!

2007年10月13日 23時53分31秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜の作品は、デンマークの人形劇映画『ストリングス』です。

これまでマペット映画、数本みたことありますが
いずれの作品も、できるだけスムーズな動きとアニメのような
仕上がり・・・でもこの作品は、それらとは全く違います。
むしろ、それを味わいの1つとして表現しています。
また、一番違うところは、以前までのマペット映画は
操っている部分を全部排除していますが、この作品では
何本もの操り糸をそのままにしてあるということ。
その操り糸が、じつはこの物語の中で重要な役割を果たしているのです。
今回、私は一回目を英語版で、それ以降は
日本語吹替え版で観賞してみました。
日本語版では、おなじみの顔ぶれの俳優女優の皆様が
声をあてられているのが楽しみの一つ。
また、英語版では、ちょっと昔の洋画のような雰囲気が
味わえました。


2004年 デンマーク 本編93分
原題:STRINGS/木偶迷城
監督:アンデルス・ルノウ・クラルン
(日本版監督:庵野秀明)
日本版脚本:長塚圭史
主題歌:“Unexpected”ミーシャ・ウィリアムズ
出演(日本語版)
ハル:草なぎ剛
ジータ:中谷美紀
エリト:劇団ひとり
ジーナ:優香
アグラ:小林克也
ガラク:香取慎吾
アイケ:戸田恵子
ニゾ:伊武雅刀
カーロ:市村正親

-あらすじ-
デンマーク生まれのドールムービーに、日本版として
新たに生命を吹き込んだスペクタクルロマン。
すべての人間の手足や頭から糸が伸び、天へと伸びている
マリオネットの世界があった。
ヘバロン王国の国王が、ある日、自らの頭の糸を切って自害し、
息子のハル王子に王位を譲ろうとする。
だが、腹黒い王弟、ニゾが兄の遺書を握りつぶし、
その死を敵対する一族の仕業に見せかけたため、
王子は父の仇を討つために旅に出ることになり……。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『ストリングス/愛と絆の旅路』 公式サイト


『STRINGS』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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ストリングス(Strings):
弦楽器および弦楽器を主体とした演奏のこと。
“String"は弦の一本一本を示すことから発展して
その複数形の“Strings"が弦楽器全体を指すようになった。

へバロン国王カーロはが死去。
王はへバロンと対立するザーロとの関係、2つの国の平和を
求めていましたが、失敗に終わります。
自分のふがいなさを嘆き、後悔し
同じ道を歩まぬようにと遺書を残し自分の“命の糸”を
断ち切り自殺しました。
跡継ぎであるハルは、カーロの弟で次期国王の座を狙う
ニゾの「国王は敵国ザーロの長・サーロに殺された」というウソを信じ、
父の仇を討つため、側近で防衛隊長であるエリトと旅にでます。
しかし、途中彼らの後をついてきたニゾの右腕のガラクに
家族を人質にとられ「ハル」の殺害を命じられたエリトにより
何もかもが凍り付いている“千の勇者が死せる湖”で置き去りに・・・。
ハルはそこで、目指していた仇サーロに出会います。
囚われの身となったハルはサーロの正体が、市場で
出会った少女ジータだと知り、ショックを受けます。
その頃、エリトは一人、へバロンへ辿り着いていましたが
すでに国内はニゾによって、変化を遂げていました。
兄ハルと同じく、囚われの身となった妹ジーナはガラクの花嫁に
させられそうになり、エリトと彼の家族は奴隷達と共に
投獄されてしまいます。
装備が整ったニゾとガラク率いるへバロン軍は、ザーロの民を
滅ぼすべく森へ向かいます。へバロンの地を賭け
ザーロ軍対へバロン軍、そしてへバロンの民の側につくハルと
ニゾ、ガラクの戦いが始まります。

物語は、国対国の一つの土地を賭けた戦いと、
王座を巡る争い。
世間知らずのボンボン王子様の成長。
敵対する者同士の恋。
・・・どこかで、見た、読んだことのある物語です。
でも、今回はマペット作品!それだけじゃ無い。( ̄ー ̄)ニヤリ
彼らの世界では、人間で言うと心臓が頭の上から天へ向かって
伸びている一本の紐・・・相手を攻撃する時も、自殺する時も
その一本を切ってしまうという設定や、
マペットのお産場面(母体となるマペットの紐が分裂し新しい紐が!
そしてその紐を、赤ちゃんマペットに結びつけるというもの)とかも
出てきたりして、あまりお目にかかったことがない
部分も見ることができます。
また、天に伸びる彼らの紐はこの世界に住む者たちと繋がっている
という作品のテーマも斬新ですよね。
古典的なマペット作品(ストーリー自体に真新しさは無いけれど)
ですが、所々面白い部分があり、興味深かったです。

ところで、主役の二人は草なぎ君と中谷さん♪
これはすんなりと入っていけましたがー
異形のガラクの香取君とオトコマエなエリトの劇団ひとりさんは
最初、分かりませんでした!
特に香取君・・・・ねちっこ~い年齢不明の何を考えてるのか
分からない“いかにも悪い”ガラクを、しっかり演じきっていて
香取君の腕前には脱帽です。

マペットについてですが、日本古来の“能面”と同じく
角度によって喜怒哀楽を表現しているのか?
ちゃんと表情がこちら側に伝わってくるのが不思議。
それとも、首から上を何種類も挿げ替えて“演じた”のか?
アニメと違って、大きな変化がわかりにくい“お人形”ですが
それでも、ちゃんと彼らは怒ったり、喜んだりしているように
見えました。

今夜は、ファンタジー作品。
マペットの表情や、今までと違うマペット世界の様子で
93分が あっっ━(゜∀゜)━っという間だった
『ストリングス』をUPしました。

派手さとかキレイとかではないですが、面白い作品でした。



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316.『アルゼンチンババア』みちゃった!(^^)!

2007年10月12日 22時01分12秒 | 映画

皆様、こんばんは~ヽ^0^ /
今夜は、公開された時から気になっていた
よしもとばななさん原作の作品『アルゼンチンババア』です。

そもそも、鈴木京香さんを“ババア”よばわりっ?
でも、そんなこと気にならなくなっちゃうほど
癒される作品でした~。
かけがえのない者を失ったとき、人間はどん底まで
行き着き、そこから出て行くには、ある覚悟が必要である・・・
現実的には、そんな衝撃的な事件にまだ出会っていない私ですが
でもいつかは来るであろう、辛いとき・・・
こんな風に乗り越えられたらなぁ~と、憧れます。


2007年 日本 本編112分
監督・脚本:長尾直樹
原作:よしもとばなな(幻冬社発刊)
音楽:周防義和
主題歌:タテタカコ“ワスレナグサ”
出演
涌井悟:役所広司
涌井みつこ:堀北真希
アルゼンチンババア/ユリ:鈴木京香
滝本早苗:森下愛子
涌井良子:手塚里美
白井順三:岸部一徳
犬塚幸吉:きたろう
向井守:田中直樹

-あらすじ-
よしもとばななの同名小説を、映画化した
ファンタジックな家族ドラマ。
高校生のみつこは両親との3人家族。
ある日、その中心だった母が闘病の末に息を引き取る。
墓石彫り職人の父・悟はその日に限って病室に姿を見せず、
そのまま行方をくらましてしまう。
それから半年後、悟は町はずれの草原に
ぽつんと建つ古ぼけた小さなビルに独りで暮らしている
風変わりな女のもとにいた。
町の人からアルゼンチンババアと呼ばれている彼女は、
昔はタンゴやスペイン語を教えていたらしいが、
今では気味悪がって誰も近づかない。
みつこは父に会うため、勇気をふるって
アルゼンチンババアの屋敷を訪ねるが…。
(all cinema 解説より引用)


『アルゼンチンババア』 公式サイト


goo 『アルゼンチンババア』 特集ページ


Yahoo! 『アルゼンチンババア』 特集ページ


よしもとばなな 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
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高校生のみつ子は、両親との3人暮らし。
しかし、母・良子が急死! 
しかも良子が亡くなったその日から、父・桶井は消息不明に・・・・。
みつ子は整体診療所でのバイトをしつつ、母との辛い別れを
一人で抱え込み、父の身を心配するようになります。
ある日、町内の人が、町外れの“遺跡”(古いビル)に
桶井が居るのを見つけ、それをみつ子に連絡。
みつ子は、半年ぶりに父と再会します。
しかし、彼は一人ではありませんでした。
みつ子が生まれる前から“遺跡”にいつの間にか住み着き
町民から“アルゼンチンババア”と呼ばれ、子供たちから
怖がられている女性・ユリと同棲をしていたのでした。
事情を知った、町の大人たちは頭を悩ませます・・・。
桶井の妹・早苗と早苗の息子でみつ子の幼馴染の
真次は、なんとか桶井を連れ戻そうとしますが・・・
うまくいきません。それだけではなく、次はユリの妊娠が発覚!!
半年間の苦労やストレス、父への怒りが爆発したみつ子は
母の遺骨を持ち、姿を消してしまいました。一方、
ユリの妊娠で目が覚め、みつ子に詫びようと戻って来た桶井は
早苗の墓標を作り、みつ子がいるであろう
“三人の思い出の地”へ・・・。
みつ子と父は再会を果たし、良子との別れをするのでした。

物語には、キーになる“別れ”が2つ登場します。
まず一つ目は、みつ子の母・良子との別れ。
更にこの別れによって、みつ子と父は離れ離れに・・・
もう一つは、ラスト、桶井とみつ子の事情が片付き
みつ子もユリと心を通わせたと思った矢先のユリの急死。
高齢出産で肥立が悪かったことと、心臓病を患っての病死でした。
でも、こちらの“別れ”はみつ子も桶井にとっても
辛さと切なさ、慕情が等分・・・という感じ。
ユリとの“別れ”がみつ子と桶井の、一つ目の別れの傷を
癒したように思えます。

桶井、みつ子、ユリの主だったキャラの周囲の人たちの
活躍も、見どころです。
特に、桶井の妹早苗と彼女の息子・真次は大活躍でした。
桶井を無理矢理連れ帰ろうと勢い込んでやってきた早苗が
実の息子に言われたこと・・・。
「これまでのあんた、嫌いじゃなかった。」と
息子・真次が母・早苗に、コレまで母がやってきた数々の浮気騒動を
例に挙げて、早苗を強く非難します。
真次は、ユリと一緒に生きる桶井の姿に共感する部分をもっており
それを非難する早苗に強い嫌悪を表しているのです。
ヤりたがりの男子高校生な真次君・・・ですが、登場人物の中で
一番冷静なのは、彼だったのかもしれませんね。

素朴で、穏やかに時間が流れていく作品。
でも、かけがえのない者との別れという
“殆ど全ての人たちが経験するであろう”事実を
題材にし、当事者たちの心の動きや“別れ”の捕らえ方と
その変化を、淡々と表した物語でした。
終盤の、海での“別れ”や、父を寝取ったユリとの仲直り
も含め、結局ラストは“キレイごと”で収まっているけれど
この作品では「ツッコミ入れたくない」と思っちゃいました。
みつ子が真っ直ぐだったからか?それとも
時間が経つほど人を取り込むユリの“魅力”の所為か?
コレはコレでアリかな?と・・・なんだか納得してしまう不思議な作品です。

今夜は、どんなに小汚くしても、メイクで化けても
どうしても、鈴木京香さんを“ババア”と呼ぶのに
抵抗があった『アルゼンチンババア』をUPしました。

好き嫌いがはっきりと分かれてしまう作品ですねー
色合いとか風景とかはとてもきれいなんだけど、
所々、人間臭くてドロドロしてる部分とかも出てきたり・・・
でも、最後まで見たらちょっと癒されている・・・?
不思議な作品でした。


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311.『ナイン・シガレッツ~NICOTINA~』みちゃった!(^^)!

2007年10月07日 23時55分53秒 | 映画

今夜の作品『ナイン・シガレッツ』は、私がオジャマしているサイト様や
ブロガーの皆様の記事でタイトルを目にすることがあり、
気になっていた作品です。

ジャンルはサスペンス。
“カオス原理”までは行かないまでも、一つの出来事が
どんどん周りを変化させ、結果、とんでもない結末が
待っている、といった感じの物語。
タイトルになっている「タバコ」が、登場人物たちを結ぶ
小道具として効果的に使われています。


2003年 メキシコ/スペイン 本編90分(劇場未公開)
監督:ウーゴ・ロドリゲス
脚本:マルティン・サリナス
音楽:フェルナンド・コロナ
出演
ロロ:ディエゴ・ルナ
(『フリーダ』『ターミナル』『クリミナル』他)
ネネ:ルカス・クレスピ
トムソン:へスス・オチョア
アンドレア:マルタ・ベラウステギ
ベト:ダニエル・ヒメネス・カチョ
ゴーヨ:ラファエル・インクラン
クララ:カーメン・マドリッド

-あらすじ-
隣人アンドレアに恋をしているハッカーのロロは、
得意のコンピュータ知識で彼女の生活を覗き見している。
それがアンドレアに見つかってしまったことで、
ネネとトムソンに頼まれていたCDが
アンドレアの映像CDと入れ違ってしまう。
そのCDは、ロシアンマフィアとの取引のために用意した
スイス銀行の口座へのアクセスコードが入ったもので、
ダイヤモンドとの交換されるはずだった。
そのためにロロたちはロシアンマフィアに追われるハメに・・・。
3人は夜のメキシコシティを逃げ回る。
ロシアンマフィアがたまたま入った理容室の夫婦、
怪我を負ったネネが逃げ込んだ薬屋の夫婦を巻き込んで、
果てない不幸のドミノ倒しが始まった・・・。
(公式ページ解説より引用)


配給会社 TAKI Co 『ナイン・シガレッツ』公式ページ


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
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国内では、公共の場での“禁煙条例”が施行されていますが・・・
この作品の中では、皆バンバン喫煙しております。
マフィア、ハッカー、ストーキング・・・シリアス?
ハードボイルド?と思いきや~、以外にもクスクス笑えちゃう
部分もあります。
タイトルでもある「タバコ」はスパイス代わり?
小道具として有効利用されていますね~。

ハッカーで、ご近所の美女が気になって仕方ないロロ。
彼は、友人でビジネスパートナーであるネネに
スイス銀行のアクセスコードを入手するように依頼します。
ところが、お仕事そっちのけで近所のキレイなオネエサンに
うつつを抜かすロロは、自分が彼女の生活を覗き見ていることを
本人にしられてしまいます。
彼女は怒ってロロの自宅におしかけ、彼の部屋で大暴れ!
その時、ネネから依頼された“銀行のアクセスコード”を
入れたROMが元あった場所から移動・・・。
ネネに「ROMができた」ことを連絡し、ロロはネネと
同じくビジネスパートナーであるトムソンと、今回の客
ロシアマフィアの男が待つ場所へ~ しかし、彼らに渡したのは
ロロの近所のキレイなオネエサンの画像が入っているROM!
「騙したな!」と怒り狂うロシアマフィア、ネネとトムソンは
怒り狂う彼らに、所持していたピストルで応戦。
マフィアの男は腹に銃弾を受けるも何とか部屋から逃げ出し、
理髪店へ・・・しかし、彼はそこで息を引き取ります。
一方、ロロはビビって逃げまわり
やっとネネとトムソンらを見つけますが、自分の所為で事が
大きくなってしまい、出るに出られず・・・ところが、ネネも
トムソンも銃弾を受け結局死亡。ネネがマフィアから命がけで
奪ったダイヤ20個を手中に収めホクホクなロロでしたが~
ラスト、ダイヤは結局誰の手にも渡らず仕舞いとなりました。

マフィアと取引するのはどう見ても“素人さん”としか思えない
2人の青年(うち、一人はストーキングしてるヒキコモリなハッカー)と
彼らの父親くらいのオッサン。
マフィアが彼らに代金として用意したのは、大粒のダイヤ20個。
ネネらが取引のために用意したのは、スイス銀行のアクセスコード。
それを巡っての、ある一晩のドタバタな物語です。

登場人物の皆さん、カナ~リ ヘビースモーカーです。
彼らの周りには常に煙が立ち込めてて・・・
でも、彼らが愛飲しているタバコは、この作品の
要所要所で、キーとなって登場しています。
ネネは、ふと立ち寄った薬局の若奥さんと
タバコを切欠にして親しくなり、後に傷の手当を受けます。
薬局の店主は“禁煙してたから”死んでしまって、
ロロは、タバコに火をつけた所為でガス爆発で吹っ飛び、
理髪店の女将さんは、ニコチン切れでイライラしあんな暴挙に!
(女将さんの“暴挙”の場面だけはスプラッターの様・・・)
ニコチンって、カフェインとかと同じ、習慣性のある薬物ですので
登場人物らが、この日、この夜、異常な行動や攻撃的になってしまったのは
“ニコチン過剰摂取でラリってた!”とも言えるんでは?
(>メチャ、こじつけですネ。)

本編は90分と割と短め・・・ですが
この90分の中に、コンパクトに収められた一晩のドタバタ物語や
人間関係の激変は、そんな短さを感じさせないほどに濃厚でした。

今夜は、メキシコとスペイン合作の、バイオレンスでもない
アクション?だけでもない、コメディでもない・・・そして
検索サイトでジャンル分けされているようなサスペンス一辺倒でもない
『ナイン・シガレッツ』をUPしました。

私は、非常に面白かったデス。
内容が濃縮タイプですのでー 
一気に何回も観賞したら、疲れちゃうかも?(^~^;)
でも、あとを引く美味さのある作品でした。


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