goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然なるままに・・・?

映画や国外国内ドラマのことや思った事など… 毎日更新中~♪

104.『パンズ・ラビリンス』みちゃった!(^^)!

2008年03月30日 23時18分01秒 | 映画

皆様、こんばんは~ヽ^0^ /
今夜ご紹介する作品は、御伽話と戦時下の
リアルな過酷さがMIX!
ファンタジーモノだと思って見たら、衝撃を受ける・・・
『パンズ・ラビリンス』です。

JKや解説や、検索サイトからの情報では
表の部分=御伽話とヒロインの冒険
ばかりが前面に出されていて~
ただ今公開中の“ライラの冒険”みたいなもんかな?
と思っていたsoratukiは、見終わって非常に
気持ちが重~~くなりました。
これは、ファンタジーではありません。


2006年 メキシコ・スペイン・アメリカ 本編119分
原題:EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN'S LABYRINTH
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
(『ミミック』『デビルズ・バックボーン』
 『ブレイド2』『ヘルボーイ』他)
音楽:ハビエル・ナバレテ
出演
オフォリア:イバナ・バケロ
ビダル:セルジ・ロペス
メルセデス:マリベル・ベルドゥ
パン/ペイルマン:ダグ・ジョーンズ
カルメン:アリアドナ・ヒル
Dr.フィレロ:アレックス・アングロ
ペドロ:ロジャール・カサマンジョ

-あらすじ-
「ブレイド2」「ヘルボーイ」のギレルモ・デル・トロ監督が
「デビルズ・バックボーン」に続いて再びスペイン内戦を背景に描く
哀切のダーク・ファンタジー。
再婚した母に連れられ、山中でレジスタンス掃討の指揮をとる
冷酷な義父のもとへとやって来た空想好きの少女は、やがて
残酷な現実世界から逃避し森の中の不思議な迷宮へと迷い込んでいくが…。
イマジネーションあふれるヴィジュアルと深いテーマ性が高く評価され、
いわゆるジャンル映画でありながら数々の映画賞を席巻する活躍で
大きな注目を集めた話題作。
1944年のスペイン。
内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。
内戦で父を亡くした少女オフェリアは、臨月の母カルメンと共に
この山奥へとやって来る。この地でゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍と
母が再婚したのだった。冷酷で残忍な義父に恐怖と憎しみを募らせるオフェリア。
その夜、彼女は昆虫の姿をした不思議な妖精に導かれ、
謎めいた迷宮へと足を踏み入れる。
そこでオフェリアを出迎えたパン<牧神>は、彼女が
地底の魔法の国のプリンセスの生まれ変わりで、
満月の夜までに3つの試練を乗り越えれば、魔法の国に帰ることが出来ると告げる。
オフェリアはその言葉を信じて、与えられた3つの試練に
立ち向かう決意を固めるのだったが…。
(all cinema 解説より引用)


『パンズ・ラビリンス』 公式サイト


『パンズ・ラビリンス』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
戦時中のスペインの森の中。
いまだ解放軍と軍部の対立は続いていました。
ヒロインで夢みがちなオフェリアは母が軍司令官大尉と再婚した為
その“危険地帯”である森の中へと引っ越してきます。
母のお腹の中にはオフェリアの弟が宿っていました。
大尉率いる軍部と、反乱軍の対立は日に日に酷くなっていきます。
そんな中、オフェリアはひょんな切欠で妖精に導かれ
森の奥の迷宮へと迷い込み、そこで迷宮を守ってる“パン”と
であいます。パンは「オフェリアこそ、我々が待っていた姫の生まれ変わり」
とオフェリアに“妖精の国”に戻って欲しいと伝えました。
義父の大尉とも上手く行かず、戦争真っ只中での生活に
イヤ気がさしていたオフェリアは二つ返事でOKを・・・。
しかしそこには3つの試練が待っていました。
一つ目は、森に生えているいちぢくの根に住み着いた大カエルを
退治し、いちぢくの木を生き返らせること。
二つ目は、魔法のチョークで扉を描きそこから異次元へ・・・
そこに住む“人間でない者”からあるモノを取ってくること。
三つ目は、無垢なるものの血で“妖精の国”への扉を開けること。
途中、上手く行かずオフェリアは“妖精の国”へ向かうことを
諦めますがラスト、彼女は自分の身をもって試練を見事に達成!

彼女が最後に見たというあの場面、本当にオフェリアは
“妖精の国”に行き、“本当の父と母と再会”し、
“妖精の国を統治するお姫様”になったんでしょうか?

できれば、そうあってほしいと願うばかりです。

物語の三分の一がファンタジー、残りは全てレジスタンスの戦いもの
という、御伽話の作品にはあるまじき、壮絶で悲しいお話でした。
母と再婚した義理の父である軍の司令官・大尉は、ヒトに拷問をするのが
大好きで、自分の決めたことは絶対!であり、正しいと信じて疑わない
どうしようもない男・・・。
母はといえば、「人生は残酷なものなのよ」と幼い娘にトクトクと話して
聞かせる、“人生を捨てた”ようにさえ思える疲れ果てた女。
そんな殺伐とした中で暮らしていたら、そりゃぁ~妖精とか迷宮とか
妖精の国とか、信じちゃう(信じたい?)気持ちもわかります。
今までのファンタジーモノのヒロインって、試練に立ち向かい
目標はキッチリ達成する・・・という、脇道に逸れないタイプが多かった
ように思いますがー 今回のオフェリアはそうではありませんでした。
ゴチソウがあれば(食べちゃダメといわれていても)ツイツイ
手を出しちゃうし~、三つ目の試練“最初の目標”の筈の
“国への入り口”を開けるのを渋っちゃうし~
とダメダメな部分が目立ちました。
でもだからこそ、人間臭くって妙にリアルで・・・・
ラストの悲しい結末に感情移入してしまったんだと思います。

彼女が見た“妖精の国”と“幸せに暮らす自分”という場面は
彼女が息を引き取る前に見た“夢”ではなく、本当に
アチラの世界へ無事辿り着けた・・・という、ラストであって欲しい
もんです。

今夜は、一味違うファンタジーもの「パンズ・ラビリンス」を
UPしました。

非常にダークで、悲しいお話です。
考えを変えてみたら、ハッピーエンドかもしれませんが
私には、残酷な物語としか見られませんでした。
これから観賞予定の方は、ファンタジーな部分には
あまり期待せずに~というのを書いた上で、オススメしたい
作品でした。



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 



103.『クローズド・ノート~Closed Note~』みちゃった!(^^)!

2008年03月29日 23時59分18秒 | 映画

皆様、こんばんは~~(^-^)/
今夜ご紹介するのは、切ない恋愛物語
『クローズド・ノート』です。

邦画だし・・・恋愛モノだし・・・
あんまりsoratuki的には得意じゃないジャンル。
でも、主演(私の中では沢尻さんじゃなく竹内さんが主役!)
の竹内結子さんが大好きなのと、公開当時の番宣での
謎解きっぽい香りに誘われてレンタルで観賞しました。


2007年 日本 本編138分
監督:行定勲
(『贅沢な骨』『GO』『Jam Films』
 『世界の中心で、愛を叫ぶ』『北の零年』
 『春の雪』 他)
脚本:吉田智子 、伊藤ちひろ 、行定勲
原作:雫井脩介 (角川書店発刊)
音楽:めいなCo.
主題歌:YUI “LOVE&TRUTH”
出演
堀井香恵:沢尻エリカ
石飛リュウ:伊勢谷友介
真野伊吹:竹内結子
可奈子:永作博美
山崎星美:板谷由夏

-あらすじ-
前の住人が忘れていった1冊のノートを読んだことによって、
ヒロインが真実の愛に出会うまでを描く感動作。
携帯サイトで連載され100万アクセスを突破した
雫井脩介の同名小説を基に、1冊のノートによって
結ばれていくかけがえのないきずなをつづる。
女子大生の香恵は引っ越しの際、前の住人が忘れていった
1冊のノートを見つける。
ある日、香恵は画家の石飛に恋をするが、相談相手の親友ハナは
留学中で連絡もままならない。
もやもやした気持ちを紛らわすように香恵はノートを開くが、
挟まれていた写真にノートの持ち主の伊吹がいた。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『クローズド・ノート』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
お店に行っても、オールレンタル中で
入手困難だったけれど、だからこそ
気になって仕方なかった一本。

物語は、一人住まいをすることになった女子大生香里が
前の住人の忘れ物の日記帳を見つけるところから始まります。
見ちゃいけない!と思っていても、気になって仕方ない
香里は、ついに日記を読み進め始めました。
そこには、香里の前にこの部屋に住んでいた小学校の教師
伊吹の一年間が綴られていました。
新学期が始まり、新しく4年生のクラスを受け持つことになった
伊吹と、彼女のクラスの生徒たちとの日々。
それと同時に、偶然図書館で再会した隆との
付かず放れずの関係模様・・・。
香里はどんどん、伊吹の書いた言葉に惹かれていきます。
一方、町の万年筆専門店でバイトをしていた香里は
ひょんなことから、イラストレーターのリュウと知り合います。
彼を知れば知るほど、想いが募っていく香里。
ところが、彼の仕事仲間から「リュウには昔から好きな人がいる」
と聞かされ、ショックを受ける香里。
その相手とは・・・・香里が、“人を真剣に想う気持ち”や
“心の力”を教わった伊吹その人!!
終了式当日、伊吹は日記の最後のページを書き上げます。
そこには、リュウ(隆)への強い想いが綴られていました。
香里は日記を伊吹に返すため、彼女の小学校へと赴きますが
そこで、伊吹が終了式の後、交通事故で
亡くなっていたことを知ってしまいます。
これまでのことを清算するため、リュウ(隆)に日記を預けることにした香里。
ハッピーエンドにはならなかったけれど、彼女にとって
日記との出会いと、リュウと過ごした日々は彼女を
大きく成長させていました。

もうですね~~ 切ない!!切な過ぎます!
香里が伊吹の日記にのめり込んで、自分と重ね合わせ
それにより、リュウへの気持ちを告白するまでの過程とか~
伊吹センセイの苦労しつつ、生徒たちへ接する姿とか~
ラストの盛り上がりへの持って行き方が非常に上手く出来てました。
そこまでの過程があってこそっ のラストの衝撃・・・。
合ったことはないけれど、非常に身近に感じていた人の
思わぬ顛末だからこそあのラストが納得できたんだと思います。

いやぁ~~女王エリカ様♪ イイ演技されてましたねぇー。
この作品の公開当時の舞台挨拶のゴタゴタを、すっかりと
忘れて、本編にのめり込んで観賞した私でしたが~
エンドロールが終わって、例の“事件”を思い出しちゃいました。
作品中の彼女の方がキレイ・・・
(エリカさまはケバいのより、質素な方が良い!!絶対)
それに勝るっ 竹内さんの美しさもこの作品の見どころですね。
劇中で出てくる町の様子がまた、美しく
竹内さんとエリカ様の派手ではない、寧ろ純粋な女性の美しさ
というものを際立たせてくれていました。

オススメです~~ 特に女性の皆様!
複雑だったり、見せかけだけだったり、
ドロドロしていたり、といった恋愛に疲れたときに
この作品を見たら、癒されそう・・・。^^;

今夜は、竹内さんとエリカ様の美しさと
物語の切なさに、期待以上の高得点をマークした!
『クローズド・ノート』をUPしました。



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!


 


096.『伝染歌-でんせんうた-』みた(^-^)/

2008年03月23日 23時59分58秒 | 映画

今夜ご紹介する『伝染歌』は、公開当時のプロモが
異常に怖かったので、強く印象にのこっています。
あのときのゾワゾワーーが作品をみても感じられるのか?
ということと、レンタルをしに行き悉くオールレンタル中だった
という人気具合から、ムダに期待を込めて観賞した作品です。


2007年 日本 本編128分
監督:原田眞人
(『狗神』『魍魎の匣』他)
脚本:原田眞人、羽原大介
原作:秋元康
音楽:配島邦明
主題歌:“僕の花”五井道子
出演
夏野あんず:大島優子
長瀬陸:松田龍平
太一:伊勢谷友介
ジェイク方丈:阿部寛
鏑木蘭子:木村佳乃

-あらすじ-
歌えば死ぬという呪いの歌“伝染歌”が引き起こす恐怖を描いた都市伝説ホラー。
ヨーロッパで自殺ソングとして知られる「暗い日曜日」をモチーフに、
『着信アリ』シリーズをヒットさせた秋元康が企画・原作を手がける。
監督は、社会派として定評のある原田眞人。
女子高生の自殺現場に居合わせたあんずは、彼女が死の間際に
口ずさんでいた不気味な歌が気になり、その謎を追い始める。
そのころ、三流風俗雑誌の編集部員の陸は、歌えば死ぬという
“伝染歌”のうわさを耳にする。
ありふれた都市伝説にも思えるうわさであったが、その謎を追い始めた
陸はあんずと出会う。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『伝染歌』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
まず・・・・これってホラー?それともヒューマンもの?
前半はジャパニーズホラー臭ぷんぷんでしたが、後半部分では
何時の間にか、道子への想いや、“自殺”という行為に対しての
疑問なんかが多くを占めていて、あんまりホラーらしくなかったのが残念です。
また、一部に根強いファンを持つ「AKB48」なるアイドルグルーブの
ライブ模様とか~? 要らないんじゃないの、コレ?という部分が
あったのも、見てて鬱陶しかったんですよねー。

物語のテーマの性質上暗くて重くなりそうなところを
ちょいちょいと小出しにした軽いノリで見繕う技や
作品の流れは嫌いではないんですが(寧ろスキな方かも)
どうも、前半と後半の変貌の差が激しかったことと
要らない部分が多かったことが私の中での手応えを
イマイチにさせたみたいです。

物語は、主人公あんずの目の前で友人が自殺した事から始まります。
一方、マニアックな月刊誌“MASAKA”のスタッフである
陸は、最近続発する自殺者が“伝染歌”によるものであるという
噂を取材することになり、自殺した女子高生の友人で現場に居合わせた
あんずに接触してきます。
あんずと彼女の仲間たちは「本当に伝染歌で自殺が伝染するのか?」を
試す為、みんなで“伝染歌”を歌い実験を開始しますが
“MASAKA”のスタッフの1人太一の自殺でそれは現実味を帯びてきます。
陸は、昔から顔馴染みの霊能者に頼み、“自殺連鎖”の輪を
断ち切ろうとしますが・・・・。

結局、このテの作品にしては珍しくハッピーエンド!
しかも、ちゃんとした答えも出てて、
「最後、よくわからんかった!( ̄□ ̄;)!!」という
モヤモヤ感があまり無く、受け入れる側によっては
面白い作品になるんでは?

でも、私にとってはホラーではなく~
寧ろヒューマンもののような感触が残った為
あんまり「成功した作品」という印象は受けませんでした。
もうちょっと、ドロドロとしてて
宣伝の様に、ゾワゾワーっとくる作品だったら
面白かったのに・・・残念です。

今夜は、前評判がよかったのと、宣伝のゾワゾワーに
つられて期待して観賞した『伝染歌』をUPしました。

オススメできるかどうかは、ビミョー・・・
AKB48ファンまたは女子高生マニアの方には
たまらない作品だと思います。
それ以外の方は、期待せずにレンタルでの観賞を
おすすめしたいです。



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 


094.『壁男~The Wall Man~』みちゃった!(^^)!

2008年03月22日 22時07分16秒 | 映画

今夜、ご紹介する作品は、北海道オールロケで
撮影された漫画家諸星大二郎さん原作の
「壁男」です。

タイトルはとってもインパクトありますね~ (; ̄ー ̄)
もうですねぇー タイトルのまんま!
壁の中にひそむ何かについて語られる96分。
ジャンルはホラーとかオカルトとかに入るんでしょうが
全然、それらしい奴が出てきません。
なので・・・貞子みたいなキャラを思い浮かべても
肩すかしを食っちゃいますよ~。( ̄ー ̄)ニヤリ


2007年 日本 本編96分
監督・脚本:早川渉
原作:諸星大二郎(「夢の木の下で」より/マガジンハウス発刊)
音楽:阿部一貴
出演
仁科光:堺雅人
金澤響子:小野真弓

-あらすじ-
カルト的な人気を誇る漫画家・諸星大二郎の短編を映画化した、
奇妙な風合いのホラー。
都市伝説に翻弄されるカメラマンと、愛と不安の間で
揺れ動く恋人との関係が、えたいのしれない存在によって
じわじわとむしばまれていく。
テレビ局でレポーターをつとめる響子のもとに視聴者から
「壁男の噂、知っていますか?」という葉書が届く。
壁の中には人間でも妖怪でもない
「壁男」というものが住んでいるという噂。
これをきっかけに響子の担当する番組で壁男の追求が始まり、
次第にこの噂は社会現象の様相を呈していく。
響子自身は「単なるテレビネタ」として取り扱っていたが、
恋人の仁科は異常な程興味を持ち、壁男との
コミュニケーションを試みるが…。
(Wikipediaより引用)


『壁男』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
北海道のローカル局のレポーターを勤める響子は
自分の番組への視聴者からの手紙の中に
「壁男って知ってますか?」というものを見つけます。
「壁男」に興味を持った響子は番組で取り上げることになりました。
巷の反応は期待以上のもので、口避け女や花子さんなどを
凌ぐ勢いで“都市伝説”は広まっていきます。
そんな中、彼女の恋人でフリーのカメラマン仁科も
「壁男」にとり憑かれていきます。
彼女や周囲の友人たちは、彼のことを心配しますがー
遂に仁科は自殺!
彼の自殺現場に居合わせた響子は、彼の亡くなっていた
自宅の部屋の壁に異様な感覚を覚えます。
響子の目の前に壁越しに「壁男」がついに現れますが・・・。

ホラーとしてみたら味気ない
でも、充分ゾワゾワ感は味わえます。

正体不明の何かに対しての恐怖・・・それって
モノが見えても、見えてなくて漠然としてても
怖いもんは怖いですよね。
この作品に出てくる“壁男”は後者のタイプ。
大きな音とか、気持ち悪いシーンとか、
「これから何か起るよ」という雰囲気とか、
そんなものあんまり出てこないんですが
とにかく不気味・・・。

この作品のテーマって、巷で広がる“都市伝説”の
恐ろしさというものを説いてるんではないのかな?と
私は受け取りました。
作品の早い段階で、巷に溢れる“壁男”の噂・・・ですが
ラストでは「なにそれ?」という反応の世間。
あんなに皆ビビってたのにー何処吹く風っってな具合に
忘れ去られてます。
本当に奴はいたんだか・・・?
もしかして“都市伝説”を信じてた人々の妄信が
生み出した幻だったんでは?
あんなに信じてた「壁男」をあんなにすっきりと
忘れられるなんて~人間て怖い!!と
思ったsoratukiです。

この作品の顛末・・・ここだけはホラーっぽい仕上がりになってます。
あれってーもしかして、マサカの“夢オチ”ってこと?
全体の雰囲気や流れは嫌いじゃないんですがねー
最後の仕上げに関しては少々戸惑いを感じます。

今夜は、ホラーだけどホラーじゃ無い
怖いのは人間ということがよく表現されていた
「壁男」でした。

舞台好きな方にはたまらないかも!?
映画でちゃんとフィルムで撮影されてますが
中身はとても“舞台臭”のする作品でした。
オススメできるかどうか?は非常に
ビミョーな作品です。(^~^;)



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 




087.『バタフライ・エフェクト 2』みちゃった!(^^)!

2008年03月16日 23時25分30秒 | 映画

皆様、今晩はー(^-^)/
今夜は、以前「1」をUPしました「バタフライ・エフェクト」の
第2弾!「バタフライ・エフェクト2」です。

「1」もなかなかの出来栄え♪だったこのシリーズ
「2」も良く出来た作品でした。
私的には甲乙付けがたいんですが・・・
物語の内容(切なさ)でいうと「1」>「2」
展開の面白さでうと「2」>「1」
って感じです。
某大型検索さいとでの評価は、「1」>「2」で
落ち着いているようですね。


2006年 アメリカ 本編92分(劇場未公開)
原題:THE BUTTERFLY EFFECT 2
監督:ジョン・R・レオネッティ
脚本:マイケル・ウェス
音楽:マイケル・サビー
出演
二ック・ラーソン:エリック・ライヴリー
(『アメリカン・パイ』『ファナル・デッド』他)
ジュリー・ミラー:エリカ・デュランス
トレバー・イーストマン:ダスティン・ミリガン
(『ゴースト・ハウス』)
アマンダ:ジーナ・ホールデン

-あらすじ-
カオス理論の“バタフライ効果”をモチーフにした
アシュトン ・カッチャー主演のスマッシュ・ヒット
SFサスペンスの第2弾。
26歳のニックは、友人のカップル、トレバー&アマンダと共に
恋人ジュリーの24回目の誕生日を祝っていた。
そのさなか、同僚のデイヴから休日にもかかわらず呼び出しがかかってしまう。
仕方なく帰途についた4人だったが、彼らの乗った車は
大型トレーラーと衝突、ニック以外の3人が死んでしまう。
それから1年後、ニックは思い出の写真を見ることで
その瞬間にタイムスリップする不思議な能力を身につけていることに
気づくのだったが…。
(all cinema 解説より引用)


『バタフライ・エフェクト 2』 公式サイト


『バタフライ・エフェクト 2』 本国公式サイト


『バタフライ・エフェクト』 BLOG


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
一度目の人生をやり直せたら・・・
二度目はもっと良くなっているはず。

そう思って、タイムトラベルを挑戦するたび
当初の思惑とは違う結果が待ち受ける。

どんどん悪くなる、新しい人生・・・
結局彼は自分の身を犠牲にする事になりました。

前回の「バタフライ・エフェクト」は、まったりとした印象を受けましたが
今回の「2」は展開が早く、メリハリはあったと思います。

主人公ニックは恋人ジェリーの誕生日に友人のトレバー&アマンダと4人で
思い出の湖に遊びに来ていましたが、そこへ職場から急な呼び出しが!
車に乗り込み、帰宅の途へついた4人は、途中交通事故に遭います。
生き残ったのはニックだけ!
彼は元の生活に戻りますが・・・そこに友人も恋人も居らず
仕事も上手く行きません。何もかもがイヤになっていたニックは
昔4人で撮った写真を眺めている内、奇妙な感覚に襲われ
全く別の人生を歩む自分へとタイムスリップ!
そこには恋人ジュリーと友人たちが居て、前と変わらない
日常が待っていました。
しかし、仕事上のトラブルでまたも落ち込むニックは
タイムスリップに再TRY!
「仕事が上手くいっていますように・・・」
2度目で辿り着いたのは、“副社長”になっている人生!
やった♪と思った矢先、恋人ジュリーが側にいないことに気が付くニック。
彼は上司の娘と付き合い、それをジュリーに知られてしまい別れ
彼女は別の人生を歩んでいました。
更に友人であり、仕事仲間であるトレバーが仕事上のトラブルに
見舞われ命を落としてしまいます。
「こんなの、自分が欲した人生じゃない!」
彼は最後のタイムスリップを・・・そして3度目に彼が行き着いたのは
最初の人生の一年前、そう事故のあった日でした。
彼はジュリーに「別れ」を切り出しましたが彼女は
彼を振り切って車で飛び出してしまいます。
追いかけるニック・・・と、追いかけていった彼の目の前に車が!
1年後、ジェリーの側には1人息子“ニック”が・・・
ニックの姿はありませんでした。

物語の切なさでは「1」の方がまさっていると冒頭で書きましたが
この作品も充分切ない!
結局、最初の時に戻って修正をかけるも叶わず・・・
誰かが必ず犠牲にならければならず、それは「自分だ」と
気が付くニック。
彼は衝突する寸前、それを悟り並走するジュリーに「愛してる」と
告げ、覚悟を決めました。
“犠牲の上の愛”というテーマは「1」「2」通して表現されています。
続編は駄作・・・・という方程式、
今回のシリーズには当てはまりそうもありませんね。

今夜は、展開が早く、メリハリが利いてて切ない
「バタフライ・エフェクト」の新作
「バタフライ・エフェクト 2」をUPしました。

オススメ作品です。
「1」の時も今回もレンタルで観賞したんですが~
出来れば、両作品共 併せて購入したい作品です。



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 


085.『ブレイブ・ワン~THE BRAVE ONE~』みちゃった!(^^)!

2008年03月15日 23時33分31秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、“壊れていくジョディー”
が見られる『ブレイブ・ワン』をご紹介します。

相変わらず、強いジョディー・フォスター!
でも今回の彼女の役は強いだけではなく
チョッピリ弱い一面も見せてくれています。
戸惑いと心の揺れる様の表現の仕方は流石っ。
“復讐”をテーマにし、ヒロインが殺戮を繰り広げる
という作品は他にもありますが~
それだけで無いところが、良く伝わった作品でした。


2007年 アメリカ/オーストラリア 本編122分
監督:ニール・ジョーダン
(『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』
 『ギャンブル・プレイ』『プルートで朝食を』他)
脚本:ロデリック・テイラー、ブルース・A・テイラー、
   シンシア・モート
音楽:ダリオ・マリアネッリ
出演
エリカ・ベイン:ジョディ・フォスター
(『コンタクト』『パニック・ルーム』
 『ロング・エンゲージメント』『フライト・プラン』
 『インサイド・マン』他)
ショーン・マーサー刑事:テレンス・ハワード
(『Ray/レイ』『ジャスティス』他)
キャロル:メアリー・スティーンバージェン
ビタール刑事:ニッキー・カット

-あらすじ-
自ら悪を裁くもうひとりの自分に目覚めた女性を
ジョディ・フォスター主演で放つアクション・サスペンス。
ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティを務めるエリカは、
婚約者デイビッドとの挙式を間近に控えていた。
そんなある日、2人は愛犬を連れた散歩中に3人組の暴漢に襲われ、
デイビッドが命を落としてしまう。
幸せの絶頂を目前に絶望の淵へ突き落とされたエリカ。
そんな彼女とは対照的に、警察の事件への取り組みはおざなりだった。
そこで彼女は、自分で我が身を守るしかないと一挺の拳銃を手に入れる。
そしてある時、偶然入ったコンビニの中で銃殺現場に遭遇、
自分も狙われたエリカはとっさに引き金を引くのだった。
その瞬間、彼女の中で何かが目覚め、やがて深夜の地下鉄では
恐喝してきた2人の悪党を躊躇なく撃ち殺すのだが…。
(all cinema 解説より引用)


『ブレイブ・ワン』 公式サイト


『ブレイブ・ワン』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
散歩中、婚約者と共に暴漢に襲われ自分は瀕死の重傷を・・・
そして愛する人は亡くなってしまうという不幸に見舞われた
ヒロイン・エリカ。
彼女はこの時の心的外傷がもとで、外に出ることができなくなります。
意を決して外出してみますが、自分に近付く者 全てに
警戒心を剥き出しにするエリカ・・・警察の捜査の進展具合を
聞きに言ってみますが、あまり期待できるものは得られません。
「自分を守るのは、自分自身」
彼女は、自分を守る為、銃を手に入れます。
そんな彼女がふと立ち寄ったコンビニで、エリカはコンビニ強盗に
鉢合わせ・・・彼女はそこで、購入したばかりの拳銃を使用!
また、地下鉄でも・・・二人連れの若者に襲われそうになり発砲。
「人を殺したのに、手も震えないなんて・・・」
彼女は自分が殺人事件を起こしてしまったことに
恐れと後悔を感じつつも、段々と“世直し殺人”にハマっていきました。
一方、彼女の事件を担当していたマーサー刑事から
「容疑者が見つかった」との連絡を受けるエリカ。
警察署で面通しをしたエリカは並んだ男たちの中に
自分に重症を負わせ、自分の愛した人を撲殺した男を認めますが
「この中にはいないわ」と虚言。彼女は自力で男の居場所を突き止め
“復讐”を遂げようとしますが、タイミングよく現れた
マーサー刑事に止められてしまいます。
ラスト、マーサー刑事の考えを受け入れるエリカ。
彼女は思いを“遂げる”ことができました。

“復讐”“強いヒロイン”“世直し殺人”そして
“男女の友情はあるのか?”がテーマの作品でした。
冒頭にも書きましたが・・・今回のジョディーも強い女性。
ただ、今回は心身共にボロボロにされた背景を上手く利用し
エリカの弱さも表現されていました。
「人を殺して、手も震えてないなんて・・・」という台詞では
ただただ“復讐”に執念を燃やし、殺戮を繰り返している
だけではなく、後悔や驚き、戸惑いなんかもない交ぜになった
ヒロインの心の動きを表しています。
さらに、もう一人の主人公マーサー刑事との距離感!
最初は被害者と担当刑事だった2人は、事件を通して会うごとに
距離が狭まっていきます。
それは恋愛感情ではなく・・・エリカにとってみれば
突然の不幸に見舞われ、いまや殺人者となってしまった戸惑いと
唯一、本心を語れる人間と言う事。
一方の刑事からしたら、怪しい(今回の連続発砲事件の容疑者として
早い段階で彼はエリカを第一容疑者としてマーク)という
感情が、同情へと変わり、“彼女を何とか助けたい”という
使命感・正義感から距離が縮まっていきました。
この2人の程よい距離感・・・イイカンジです。
最後まで、彼と彼女は恋愛には発展せず“同じ罪”を被る
覚悟をした同士としてやりきったところが、やるせないような~
でも、上手く丸く収めてるなーという感想を持ちました。

今夜は、復讐に燃えるジョディー・フォスターの
強さと弱さを見られる『ブレイブ・ワン』をUPしました。

オススメ作品です♪
ラストの「えーーー刑事さんがそんなんで良いの?」という
ツッコミには目を瞑って・・・ (; ̄ー ̄)
ジョディーの戸惑い振りと、男女の程よい距離感に
せつなさとやるせなさ(のようなもの?)を味わえる
作品でした。



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 


079.『インベージョン~THE INVASION~』みちゃった!(^^)!

2008年03月09日 23時30分10秒 | 映画

皆様、こんばんは~~!
今夜の作品は、過去数回に渡り映画化がされているという・・・
SFサスペンス『インベージョン』のご紹介です。

非常にっっ 触手を動かされる作品です!
リリース前から楽しみで楽しみで仕方なかった私。
主演がニコールだということも理由の1つ。
今回も彼女は、強いお母さんを熱演されておられます。
もう、お母さん役 板についてますねぇ~( ̄ー ̄)ニヤリ


2007年 アメリカ 本編96分
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
(『es-エス-』『ヒトラー~最後の12日間~』)
脚本:デイヴィッド・カイガニック
原作:ジャック・フィニイ
(『ボディー・スナッチャー』他)
音楽:ジョン・オットマン
(『X-MEN』シリーズ 『ゴシカ』『セルラー』
 『ファンタスティック・フォー』シリーズ
 『キスキス、バンバン』他)
出演
キャロル・ベネル:ニコール・キッドマン
(『白いカラス』『コールド・マウンテン』
 『ステップフォード・ワイフ』『記憶の棘』
 『奥様は魔女』『ライラの冒険 黄金の羅針盤』他)
ベン・ドリスコル:ダニエル・クレイグ
(『レイヤー・ケーキ』『Jの悲劇』『ジャケット』
 『ルネッサンス』『007/カジノ・ロワイヤル』
 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』他)
タッカー・カウフマン:ジェレミー・ノーサム
オリバー:ジャクソン・ボンド
Dr.スティーヴン・ガレアーノ:ジェフリー・ライト
ウェンディ・レンク:ヴェロニカ・カートライ

-あらすじ-
ジャック・フィニィの傑作古典SF「盗まれた街」を映画化したSFサスペンス。
4度目の映画化となる本作では、息子を未知のウイルス感染から
守ろうと必死で戦う母親にスポットを当てる。
ある日、スペースシャトルが原因不明の事故で地球に墜落。
その残骸の中には、謎の生命体が付着していた。
やがて間もなく、感情を失ったように人間の行動を変質させる
謎の伝染病が発生する。そんな中、精神分析医のキャロルは、
友人の医師ベンと共に、この病原体が地球上のものではないことを突き止める。
そして分析の結果、そのウィルスは人体に進入し潜伏すると、睡眠中に
遺伝子を書き換え、人間ではない何かに変えてしまうものだと判明する。
さらに、最愛の息子オリバーがウィルスの拡大を阻止する鍵を
握っていることも分かるが、元夫に預けていたオリバーの行方は
分からなくなってしまっていた…。
(all cinema 解説より引用)


『インベージョン』 公式サイト


『インベージョン』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
『噂では製作のジョエル・シルバーと、オリバー・ヒルシュピーゲル監督の
 意見が対立し、「Vフォー・ヴェンデッタ」のジェームズ・マクティーグ監督が
 一部を撮り直し、完成に至ったという。
 アクション・シーンを追加して娯楽性を出したのだろう』
(eiga.com評論より引用)

私は面白かったけれど、辛口の批評が目立つ作品ですね。
まあ、あれだけの大騒ぎ&生命力と感染力強し!という
ウィルスが、ラスト なんであんなにあっけない!?
という最大の疑問は残るものの・・・
そこまでの過程としましては、合格点では?と
私は思いますが~。

物語は、スペースシャトルの墜落から始まります。
墜落し木っ端微塵になったシャトルの破片には
宇宙で付着した未知の生命体が!!
それを知らず、破片を持ち帰った人々や
今回の墜落事故の検証に携わった人々に
静かに“感染”は広まっていきます。
宇宙から来た生命体は胞子を持ち、接触感染で広がります。
知らないうちに胞子がついた人間は、睡眠中
自分の体内のDNAを違うものに変異され、次に目が覚めた時には
喜怒哀楽のない、別人に変貌しています。
見た目が前と変わらないのに、どこかがヘン・・・。
身近な人間の変化に違和感を感じつつ過ごす人々。
奴らは仲間を増やす為、自分の体内の分泌物を周囲に撒き散らせ
あっという間に世界は異星人に変化した人々に、
支配されようとしていました。
精神科医キャロルは自分の息子オリバーに奴らに対しての
免疫がある事を見つけますが、奴らは免疫を持つ人々を
排除しようととことん追いかけてきました。
現状を打開しようとする仲間の力で何とか危機を乗り越えた
キャロルとオリバー・・・世界は元に戻りました。

劇中、ロシアの大使が「戦闘意欲を失った者は人間では無い。
新聞に戦争や争いや犯罪の記事が無くなったら、世界は終りだ」と
話していましたが・・・確かにね~・・・戦争や犯罪は困るけれど
今夜の『インベーション』に出てきた“支配された人たち”のような
喜怒哀楽が無く、のっぺりとした人間ってのも・・・ムリがあります。
彼の言うとおり、ありゃー人間じゃないよ。
(とはいえ、戦争や犯罪を肯定はしませんがね。)

段々と見えないところで、知ってる人、親しい人が
別人になっていく様・・・その恐ろしさがよく表されていて
私的には、面白く観賞できました。

今夜は、底知れないおぞましさと
私の苦手なヲェ~(+o+) なシーンがたくさん出てきて
気持ち悪かった『インベーション』をUPしました。

酷評が目立つ作品ですが、私はオススメしたい作品です。
「宇宙戦争」のラスト、奴らの弱点が“アレ”だった!
という、脱力系な終り方(笑)と良く似たラストではありますので
ラストに期待は持たない方が良いと思われますが~それでもっ
私はオモシロかったです♪♪



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 



078.『ホステル 2~HOSTEL: PART II~』みちゃった!(^^)!

2008年03月08日 23時59分51秒 | 映画

皆様、今晩は~(^-^)/
今夜の作品は以前にUPしました『ホステル』の続編
『ホステル2』です。
前回、無謀にも(笑)いきなり購入してしまって
大失敗したsoratukiです・・・
(なんで、いきなり購入してしまったのか?
 もしかしたら、他の作品と間違えて注文したのかも・・・?
 いまだに謎です。 (; ̄ー ̄))

今夜はちゃーんと♪レンタルで観賞デス。(笑)

2007年 アメリカ 本編94分
監督・脚本:イーライ・ロス
(『キャビン・フィーバー』『ホステル』『グランドハウス』他)
音楽:ネイサン・バー
出演
ベス:ローレン・ジャーマン
(『テキサス・チェーンソー』)
スチュワート:ロジャー・バート
(『ステップフォード・ワイフ』『プロデューサーズ』
 海外ドラマ『デスパレートな妻たち』シリーズ 他)
ホイットニー:ビジュー・フィリップス
アクセル:ヴィラ・ヨルダノーヴァ
ローナ:ヘザー・マタラッツォ
トッド:リチャード・バージ

-あらすじ-
大ヒットした前作『ホステル』の製作チームが再集結して作り上げた、
戦慄のホラームービー第2弾。
米国からローマに留学中のベスとホイットニーは、休暇中旅に出ることにする。
ホームシックで落ち込んでいたローナも誘い、3人はプラハ行きの列車に乗り込む。
そこで天然スパの話を聞いた彼女たちは、急きょ行き先をスロバキアに変更する。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『ホステル 2』 公式サイト


『ホステル』 BLOG


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
前回の『ホステル』の続きとして製作された本作品は、
前回の物語のたった一人の生き残りパクスンの悪夢からスタートします。

やっとのことで生還を果たし、“奴ら”の監視の目から逃れて
暮らすパクスン・・・しかし、彼らはパクスンを許しませんでした。
結局、彼はある朝、ガールフレンドの自宅のキッチンに
座ったまま首を切断され、変死体で発見されます。
時間は少々経過し・・・イタリアのある大学で3人の学生
ベス、ホイットニー、ローナらが美術の時間に
モデルのアクセルと出会うところから。
週末3人は、スロバキアへ旅に出ました。
ところが目的地へ向かう途中の列車の中でアクセルとバッタリ!?
アクセルと話し合う内、目的地を変更し、彼女が向かおうとしている
スパへ行くことになった3人・・・・ところが、到着の夜
町で開催されていた収穫祭でローナが行方不明に!
ベスとホイットニーの周囲でおかしなことが続いていく内
ホイットニーの姿も消えてしまい、ベスも謎の男たちに捕まってしまいました。
アクセルは謎の集団の“人材集め担当”で、3人はターゲットにされ
郊外の怪しい廃工場へ連れて行かれます。
ローナはすでに殺害され、ホイットニーも危険な状態に・・・
ベスは、自分の命を買った男スチュワートと顔を合わせびっくり!
なんと、彼は収穫祭の夜、声を掛けてきた“やさしい男”でした。
ベスは隙をついてスチュワートをしばりあげ、この組織のことを聞き出すと
組織のボスと契約を交わします「この男を買い取るわ」。
スチュワートを殺害後ベスは何とか生き延びていたホイットニーを買い取り
外の世界へ戻って行きました。
数日後・・・・ベスはアクセルを罠にかけ復讐を遂げました。

いやぁ~~~ 怖さやグロさなら「1」>「2」ですが
物語の面白さとしたら「2」>「1」ではなかろうか?と思います。
続編っていうと、全く別のものを製作(「1」からの繋がりがないモノ)
というのが多い昨今。この作品は完全に前作からの続きモノになっています。
でも、お話がどんどん進んでいく内、結局全く別のものとして
作られた物語だということに気が付きました。^^;
今回も、「1」と同じく、最終的に生き残った者が一名。
ただし、今回の場合、全然意味あいがちがっていますね。
前作は命からがら逃げ延びて、姿を隠し生活するパクスンでしたが
今回は“母からの遺産で裕福な生活を送る女性大生”ベスが
奴らの組織の“客”となり、堂々と元の世界へ帰還!しかも
自分たちをハメた女アクセルに復讐までキッチリとしてます。
(「3」で、ベスの殺害シーンからスタート・・・
 なーんて無いことを祈ります。 (; ̄ー ̄) )
気持ち悪いシーンはあまり無いけど、纏まってて
最後もスカッと終わってくれたので、「1」の時ほど
失望感は感じませんでしたが・・・購入するほどのものではないかとー。
観賞される予定の方には、レンタルをオススメしたいです。

今夜は、「1」ほどグロくなくて怖くない『ホステル2』をUPしました。

以前に連続UPしました『デスパレートな妻たち』で
“変人男ジョージ”を演じていたロジャー・バートが
本作でも“変態男スチュワート”を怪演してます。
パッと見、普通で優しそうなのに、本性は“危なくてキモい男”
っていうのが本当に良くマッチする俳優さんです。(^~^;)



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 


071.『ゾディアック~ZODIAC~』みちゃった!(^^)!

2008年03月02日 23時21分58秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は本当の事件を映画化!
サスペンス&スリラー『ゾディアック』です。

話題の作品、特にサスペンスやミステリーというジャンルでは
映画化されたメジャー作品のDVDリリースにあわせるように
マイナー(未公開作品)作品が色々とリリースされますね。
『ブラック・ダリア』とかタイトルもまんま、“ばったもん”の
B級作品がリリースされました。
『ゾディアック』も然り!
レンタルのミニシアター系のラックや、サスペンスのラックとかに
同じタイトルのものやら、ちょっとワンセンテンス付け足したものやら、
タイトルは全然違うんだけどJKの解説を見てみるとまるっぽ
同じっぽい作品やら~ 色々と手を変え品を変えリリースされている
のをみつけることができます。
まぁ~ 見つけるだけで、レンタルはしないsoratukiですが・・・。
(だってー 観賞した後、ゼッタイ後悔するのが分かってるんだもん)
皆様、“類似品にはくれぐれも気をつけましょう”。


2006年 アメリカ 本編157分
監督:デヴィッド・フィンチャー
(『エイリアン3』『セブン』『パニック・ルーム』
 『フル・フロンタル』 他)
脚本:ジェームズ・ヴァンダービルト
(『閉ざされた森』 他)
原作:ロバート・グレイスミス
音楽:デヴィッド・シャイア
出演
ロバート・グレイ・スミス:ジェイク・ギレンホール
(『デイ・アフター・トゥモロー』『ジャーヘッド』 他)
デイブ・トースキー:マーク・ラファロ
(『死ぬまでにしたい10のこと』『イン・ザ・カット』
 『コラテラル』『エターナル・サンシャイン』
 『恋人はゴースト』 他)
ポール・エイブリー:ロバート・ダウニー・Jr
(『ゴシカ』『キスキス、バンバン』
 『毛皮のエロス/ダイアン・アーバス幻想のポートレイト』他)
ウィリアム・アームストロング:アンソニー・エドワーズ
(海外ドラマ『ER』シリーズ
 『ペット・セメタリー2』『依頼人』
 『フォーガットン』『サンダーバード』
ベルビン・ベリー:ブライアン・コックス
ジャック・マラナックス:イライアス・コティーズ
メラニー:クロエ・セヴィニー

-あらすじ-
1969年7月4日、カリフォルニアでドライブ中の若いカップルが
銃撃され女性は絶命した、と警察に通報が入る。
そしてその通報者は最後に“犯人は俺だ”と言い残していた。
それから約1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に
一通の手紙が届き、7月の事件を含め2件の殺害を実行したとする
声明文が書き記されていた。それは、のちに自らを
“ゾディアック”と名乗る者からの最初の手紙だった。
さらに、そこには謎の暗号文も添えられ、それを
新聞の一面に載せなければ大量殺人を決行する、と脅迫してきたのだった。
以来、同紙の記者エイブリーと風刺漫画家グレイスミスは、
この一件と暗号解読に並々ならぬ執着をみせ没頭していく。
一方、サンフランシスコ市警の刑事トースキーとアームストロングも
取り憑かれたようにゾディアックを追いかけるが…。
(all sinema 解説より引用)


『ゾディアック』 公式サイト


『ゾディアック』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
もんのすご~~い 長い作品でした。
そう感じたってことは、私的にはそれほど面白くなかった
(または、興味を惹かれなかった)ということ。

ある連続射殺事件が起こり、その犯人が新聞社に
謎の手紙と暗号を送りつけてくることから物語はスタート。
その事件を追いかける捜査陣、違う方向から追いかける
新聞社スタッフたち・・・彼らの必死な捜査ぶりと
犯人との駆引きを描いたのが本作品です。

作品中に出てきた事件は以下の通り~
1968年12月25日・バーマン湖(男女)
1969年7月4日・バレーホのゴルフ場近く(男女)
1969年9月27日・ナパ湖(男女)
1969年10月11日・サンフランシスコ街中ワシントン通り(男)
1970年3月22日・モデスト郊外(女)

これらの事件の後、ゾディアックと名乗る男から
脅迫めいた文面とコレまでの事件の詳細が書かれた手紙が
送られてきたことで、1つ1つの強盗殺人事件が連続殺人事件に!
事件を担当するのは、デイブとウィリアムの刑事コンビと
記者のポールと漫画家ロバートのクロニクル社コンビ。

送られて来た暗号は、パズルマニアの
民間人(サリーナスに住むハーデン夫妻)が
解けてしまうような簡単なもので
(海軍ソノマ情報センター、FBIサンフランシスコ支局、
 CIAラングレー支局の皆様は難しく考えすぎてたみたいですが)
事件が進むにつれ、血痕つきシャツの切れ端も同封されてきました。
暗号だけなら模倣犯ってことも考えられるけど、血痕付きのシャツ
という動かしがたい物証が送られて、ポールとロバートは
自分達がとんでもない事件の真ん中に放り込まれたことに
気がつきます。

さらにゾディアックはコレまでのサイコキラーと違い
事件のパターンを変化させて捜査陣を翻弄。
いい気になった犯人は1969年10月22日のTV番組に電話出演し
弁護士メルビン・ベリーと対話。
そして、容疑者が浮かび上がるのですが~・・・・

黒に非常に近い! けれど、灰色である・・・。

ある1人の男に対して向けられる疑惑の目。
私たち観客側は、いつのまにかデイブとウィリアムや
ポールとロバートたちと同じ気持ちで事件を見ているー
という部分は非常に面白く出来てましたが~
どうも、ラストの仕上げ方がイマイチ・・・な気が。

全体を通して考えると、面白い作品ではあるんだけど
パンチに欠けるんですよね~>私の感想。
だから、3回も見たのに、3回も途中で
眠たくなっちゃったsoratukiです。^^;

今夜は、期待した割にはイマイチ!?
期待するあまりイキナリ購入して
「ちょっと、失敗しちゃったかも?」と感じた
『ゾディアック』をUPしました。

出来栄えは、まあまあでしたが
出来れば、レンタルで“味見”した方がいいかも~
という微妙な“オススメ”作品でした。


人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 


070.『リトル・チルドレン~LITTLE CHILDREN~』みちゃった !(^^)!

2008年03月01日 23時59分33秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、久しぶりのジェニファー・コネリーと
アッパレな体当たり演技を見せてくれたケイト・ウィンスレット。
女性のための恋愛モノ『リトル・チルドレン』を
ご紹介したいとおもいます。

テーマは“普通の生活に満足できない主婦”。
さらに、静かな町に降って湧いた犯罪者からの脅威。
以前にUPしました『デスパレートな妻たち』も
びっくり!!な、騒がしい街の物語です。
予告編だけ見ると、まったりとした大人の恋愛もの?
と思ってしまいそうですが・・・実は、そうでもありません。
ヒロインの考えに、頭から賛同できなかったsoratukiとしては
辛目の感想になっているかと思われます。(^~^;)


2006年 アメリカ 本編137分
監督:トッド・フィールド
(『ホーンティング』『アイズ・ワイド・シャット』他)
脚本:トッド・フィールド、トム・ペロッタ
原作:トム・ペロッタ
音楽:トーマス・ニューマン
出演
サラ・ピアース:ケイト・ウィンスレット
(『タイタニック』『クイルズ』『ネバーランド』
 『エターナル・サンシャイン』『ホリディ』他)
ブラッド・アダムソン:パトリック・ウィルソン
(『オペラ座の怪人』『エンジェルス・イン・アメリカ』
 『ハード・キャンディ』『いつか眠りにつく前に』他)
キャシー・アダムソン:ジェニファー・コネリー
(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
 『フェノミナ』『レクイエム・フォー・ドリーム』
 『砂と霧の家』『ダーク・ウォーター』
 『ブラッド・ダイアモンド』他)
ロニー・マゴーヴィー:ジャッキー・アール・ヘイリー
(『がんばれ!ベアーズ』『ネメシス』
 『オール・ザ・キングスメン』他)
ラリー・ヘッジス:ノア・エメリッヒ
リチャード・ピアース:グレッグ・エデルマン
メイ・マゴーヴィー:フェリス・サマーヴィル

-あらすじ-
トム・ペロッタの全米ベストセラー小説を
「イン・ザ・ベッドルーム」のトッド・フィールド監督が
映画化した悲喜劇メロドラマ。
郊外の住宅地を舞台に、いい年して今の自分を受け入れられず
別の人生を夢見てしまう大人になりきれない大人たちの
哀しい人間模様を、同情と共感を込めつつもシニカルに綴る。
アメリカ、ボストン郊外の閑静な住宅街ウッドワード・コート。
成功したビジネスマンの夫リチャードと3歳になる娘ルーシーと共に
ここへ引っ越してきた専業主婦のサラ・ピアース。
さっそく娘を連れて公園デビューに挑むが、郊外の
典型的な主婦の集団に肌が合わず違和感を拭えない。
そんな主婦たちの目下の話題は、彼女たちが“プロム・キング”と呼ぶ、
学園の人気者タイプの男性のこと。
彼の名はブラッド・アダムソン。
ドキュメンタリー作家として成功したキャシーを妻に持ち、
主夫をしながら司法試験合格を目指していた。
サラはちょっとしたイタズラのつもりで、公園に現われたブラッドと
ハグをしてキスを交わす。軽いお遊びのつもりが、やがて
お互いのことが心の中を大きく占めるようになってしまう。
そんな中、性犯罪で服役していたロニー・マゴーヴィーが
街に戻ってきたことで、街はにわかに騒然となっていく。
(all cinema 解説より引用)


『リトル・チルドレン』 公式サイト


『リトル・チルドレン』 本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
物語は閑静な住宅街ウッドワード・コートに
性犯罪者マコーヴィが引っ越してきて、
子供を持つ母親たちが騒ぎだす事から始まります。
主人公サラは、娘ルーシーと夫と不自由のない生活を送っていました。
しかし、彼女の心の底には“こんな筈じゃなかった・・・”という
嫌悪の様な気持ちが鬱積しており、そのストレスは
ルーシーと居ることにすら、嫌気を感じるほどにまで
溜まっていきました。
毎日決まった時間に、近くの公園に出かけ、ママ仲間と
他愛の無いおしゃべりをする時も、顔では笑って心では
“なぜ、こんなバカばかしいことにつきあってるの?”
と不満タラタラのサラ。
ところがある日、息子アーロンを連れてブラッドが公園に
やってくるようになってからサラの気持ちは揺れ始めます。
ママ仲間からはやし立てられ、ほんの遊びのつもりでした
キスが彼ら2人の関係を変えてしまいました。
ブラッドはアーロンと美しい妻と生活していましたが
夢に破れ、毎日の育児に疲れを覚えていました。
そんなときに現れた気になる女性サラ・・・サラが自分の事を
同じように意識していることを知ったブラッドはサラと関係を
持つようになりました。
サラはブラッドとの逢瀬が楽しみな反面、怖くなり始めます。
ブラッドの微妙な変化を感じ取った彼の妻は、自分の母親に
ブラッドを監視するよう頼みますが、それが逆効果に!
遂にブラッドとサラは駆け落ちを決行! ・・・しかしそれは
叶わず、ブラッドもサラも、自分があるべき場所“もとの生活”に
戻っていくのでした。

子供も、妻や夫も、今の生活も犠牲にしても成就したい恋。
ある意味、こんな関係、あこがれます・・・・。
でもねぇ~~ タイトル通り~ 大人になりきれてない
主人公カップルってのが、最後の最後にハナについっちゃった気が・・・。
途中まではイイカンジ♪だったんですがねー
“公園での突発的なキスから始まり
 段々お互いを意識し始め
 距離を置こうと努力するけど
 結局、関係を持っちゃう。”
ここまではドキドキ♪な展開です。
例えて言うなら、学生時代(高校生の頃か??)
憧れの「男子」を友人たちと遠巻きに“きゃぁ~きゃぁ~”
言いながら騒いでたような~
はたまた、大学の時、気になる「男子」と
ビミョーな距離を保とうとしていたあの頃のドキドキ感?(笑)
そんな、女の子が一度は味わってきた昔の思い出
と申しましょうか・・・あのときの感覚に似てるんですよね。
(サラとブラッドが関係持つまでっ ですがね。)
関係持ってからのドロドロも、それなりに刺激的ではありましたが
ラスト、ブラッドは事故に遭い、サラは待っても来ない彼を
諦め、2人の関係が白紙になって・・・元サヤにもどる二人ってのが
どうも~~~ (; ̄ー ̄) 都合よすぎ(お騒がせ)だね?って感じ。
ま、作り物であり、まとめるにはこういう方向が一番ベストでは
あると思いますが、でもっ まだ、以前にUPした『愛の流刑地』の方が、
私的にはお気に入り。
(要は、キレイなハッピーエンドがキライってだけかも?@汗)
あそこまで2人の本気度を見せてくれたら~
満足感があったかもしれません。

ところで、この作品の展開は、サラとブラッドの恋愛ストーリー
と、ロリコン性犯罪者マコーヴィの葛藤の日々を描いた
ヒューマンストーリーと2つの流れがあります。
個人的には、マコーヴィーのお話のほうが引き込まれました。
ラスト、マコーヴィーは一命を取り留めることが出来たのでしょうか?
あんなことまでして“イイ子になろう”とした彼の“本気”を
信じてあげたい気が・・・。
それとも、やっぱり“病気”は治らなかったの?
こっちの方が、気になります。

今夜は、ケイト・ウィンスレットのベッドシーンが
脳裏に焼きついて離れない!!(笑)
そして、ジェニファー・コネリーの美しさが際立った
『リトル・チルドレン』をUPしました。

うーーーん・・・これは、やはり女性向き?かなぁ~
男性には理解できない部分があるかもー。^^;
オススメとまでは行かないけど、駄作でもなく~
ビミョーな作品でした。


人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 


063.『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?~HOODWINKED~』みちゃった!(^^)!

2008年02月24日 23時33分34秒 | 映画

皆様、こんばんは~~♪
今夜は、ディズニーのミステリーアニメ
「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」の
ご紹介です。

ディズニーってあんまり見ない=スキじゃ無い
私でも、楽しめた作品でした。^^;
童話の世界での有名キャラ@赤ずきんちゃんが
仲間たちと、森で起っている事件に挑む物語です。
ただのお気楽ストーリーだと思ったら・・・
以外にも丁寧に、大人でも楽しめるように
作られた作品です。
特に私は、各々のキャラの個性に魅力を感じました。


2005年 アメリカ 本編81分
監督:コリー・エドワーズ
主題歌:原由子“大好き!ハッピーエンド”
出演(声の出演)
レッド:アン・ハサウェイ(上野樹里)
バケットおばあさん:グレン・クローズ(小宮和枝)
カーク:ジム・ベルーシー(岩崎ひろし)
オオカミ:パトリック・ウォーバー(加藤浩次)
ビル刑事:アンソニー・アンダーソン(清水明彦)
ニッキー:デヴィッド・オグデン・ステイアーズ(ケンドーコバヤシ)
ボインゴ:アンディ・ディック(関智一)

-あらすじ-
誰もが知っている童話『赤ずきん』の世界をモチーフに、
平和な森で起こった一つの事件を巡って
容疑者4人の証言が食い違う“藪の中”状態に陥っていくさまを、
シニカルかつ独創的に描いた痛快CGアニメーション・コメディ。
“赤ずきん”をかぶった少女レッドは、毎日
パケットおばあさんの作るお菓子を自転車で配達していた。
ある日、山の上のおばあさんの家を訪れたレッドは、
おばあさんに変装したオオカミに襲われそうになる。
そこへ、ぐるぐるに縛られたおばあさんが
クローゼットから飛び出してくる。
さらに、斧を持ったきこりのカークまでが窓から飛び込んでくる。
事件の捜査に乗り出した警察は、最近森で連続して発生している
お菓子のレシピ泥棒との関連を疑う。
捜査に協力するカエルの探偵ニッキーによって
関係者4人の事情聴取が行われるが、真相が明らかになるどころか、
事件はますます混迷してしまい…。
(all cinema 解説より引用)


『リトル・レッド レシピ泥棒はダレだ!?』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
森に住んでいる赤頭巾をかぶった少女レッド。
彼女のおばあちゃんは、有名なお菓子職人・・・
彼女は毎日、おばあちゃんのレシピでお菓子を作り
森の住人たちに届けていました。
ところが、最近 いたる所のレシピが何者かによって
盗まれるという事件が多発!
“おばあちゃんのレシピも盗まれるんでは?”と
不安に思いつつ、彼女は森の奥に住むおばあちゃんの家へ
向かいました。ところが、ついてみると・・・・
彼女を迎えてくれたのは~
口は臭くて大きいし、毛むくじゃらだし、
手には長い爪があって、体も顔も大きくなったおばあちゃん!
おばあちゃんに化けたオオカミは正体を現し、あわやっ
赤頭巾ちゃんが食べられちゃう!というところに、
大きい“きこりの男”が斧を振り回し乱入~。
物語は、森の警察と名探偵ニッキーとを加え
森のレシピ泥棒の事件も絡んできて・・・
最後は、真犯人と一味が捕まり目出度し目出度し♪

とこんな物語。
ミステリーでドタバタでメルヘン。
ディズニーにあるまじき、ブラックユーモアもチラホラとありました。
また、可愛い筈の動物たちや、あかずきんちゃんやおばあちゃんの
“意外なキャラ設定”も非常に面白い仕上がりでした。
可愛いけど、実は皮肉屋で格闘技大好きなレッド。
ガタイが大きくて力持ちなのに、弱気なカーク。
ホントならワルモンなのに、どこか憎めない正義の味方?オオカミ。
カフェイン中毒のリスや、二枚舌のボインゴ、マッチョなスノボ軍団。
良い味だしてます・・・。( ̄ー ̄)ニヤリ
テンポも早くって、本編の時間も丁度良い感じ~♪
おとぎ話で動物たちもイッパイ出てて、ディズニーだと思って
気を許して(笑)見たら、裏切られます(良い意味で)。
お子ちゃまよりも、大人にオススメな一本でした。

今夜は、可愛いけどブラック♪
大変面白く観賞できたディズニーのミステリー(ドタバタ)アニメ。
『リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』をUPしました。




人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!


 


062.『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』みちゃった!(^^)!

2008年02月23日 23時34分10秒 | 映画

今夜は、以前にUPしました『ファンタスティック・フォー』の続編
『ファンタスティック・フォー銀河の危機』のご紹介です。

「1」の時から時間が経ち、物語の中の彼らは一躍有名に!?
自社ビル(?)のペントハウスに本部&研究所を
構えるまでになってました。
しかも、リードとスーザンが結婚?
ベンにもガールフレンドが?
そして、「1」で彼らにケチョンケチョンにされた
ちょっとセクシー♪なDr.ドームも今回復活!?
新たなワルキャラ登場と戦い、Dr.ドームも相変わらず
ちょっかい出したりと・・・
92分がちょっと短く感じたのも無理はない~。


2007年 アメリカ 本編92分
原題:4: RISE OF THE SILVER SURFER/FANTASTIC FOUR: RISE OF THE SILVER SURFER
監督:ティム・ストーリー
(『TAXY NY』『ファンタスティック・フォー』他)
脚本:マーク・フロスト、ドン・ペイン
音楽:ジョン・オットマン
出演
Mr.ファンタスティック/リード・リチャーズ:ヨアン・グリフィス
(『タイタニック』『102』『ブラック・ホーク・ダウン』
 『ギャザリング』他)
インビジブル・ウーマン/スーザン・ストーム:ジェシカ・アルバ
(『25年目のキス』『シン・シティ』『イントゥ・ザ・ブルー』他)
ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム:クリス・エヴァンス
(『セルラー』『ミュータント・タートルズ』『サンシャイン2057』他)
ザ・シング/ベン・グリム:マイケル・チクリス
(『ブラッド』他)
シルバーサーファー:ダグ・ジョーンズ
(『アダプテーション』『ヘル・ボーイ』『DOOM ドーム』他)
シルバーサーファー(声):ローレンス・フィッシュバーン
(『マトリックス』シリーズ
 『地獄の黙示録』『ミスティック・リバー』『M;i:Ⅲ』他)
アリシア・マスターズ:ケリー・ワシントン
ヘイガー将軍:アンドレ・ブラウアー
Dr.ドゥーム/ビクター・バン・ドゥーム:ジュリアン・ホフマン
(海外ドラマ『Nip Tack』シリーズ
 『REM レム』『ファンタスティック・フォー』他)

-あらすじ-
宇宙の放射線を浴びたことから特殊な能力を身につけた
ヒーロー4人組の活躍を描く、人気アメコミ原作の
シリーズ第2弾となるSFアクション。
ある時、強大な謎のエネルギー体が彗星のような閃光となって
地球に飛来する。そして、それが通過した世界中の各地域では、
次々と怪現象が発生していた。
そんな中、巷では“ファンタスティック・フォー”の
リードとスーが結婚するという話題で持ちきりに。
しかし挙式当日、あの閃光がニューヨークに出現。
それは銀色のボードを駆る人型の姿をしていることから
“シルバーサーファー”と名付けられ、リードたちは
謎の解明に奔走する。すると、シルバーサーファーが現われた星は、
いずれも8日以内に滅びていることが判明。
さらに、この一件には、かつてファンタスティック・フォーに
捕らえられたはずの宿敵ビクターまで関わってくるのだが…。
(all cinema 解説より引用)


『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』公式サイト


『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
前回の物語での活躍のお陰で有名になってしまった
チームメンバー。しかし紅一点のスーザンは悩んでいました。
リードと結婚が決まったのは良いけれど、これからの生活は
“普通のものとはちがうだろう”と不安イッパイに。
そこへもう一つ、問題発生!
宇宙から来た彗星の様な物体が、世界各国で大暴れ?
唯一、ヤツを追いかけ接触に成功したジョニーの
「のっぺりとした銀色の体で、ボードで飛び回る」という
言葉から、皆ヤツの事を“シルバーサーファー”と呼ぶようになります。
リードはサーファーがやってきた惑星は悉く、壊滅状態にされた後
存在さえ危うくなるという事実を掴み、軍からの要請に協力を。
しかし、計画が上手く行かなかった彼らを見かねたアイガー将軍は
よりにもよって、リードたちが倒した筈のDr.ドームにも協力要請をし
チームは納得行かないまま組むことになります。
しかし、最終計画、サーファー捕獲作戦を決行し成功したのも束の間
ドームの裏切りにあい、チームはまたまたドームと対決!
サーファーと話し合った結果、彼はある宇宙の大きなエネルギーの
僕として惑星を見つけ、“破壊者”がその惑星の全てを奪うということ。
そして、その“破壊者”はサーファーの乗ってきたボードを目印にしていること
を聞き出します。
一変し協力者となったサーファーと共にドームに奪われたボード奪回を
するチーム。見事、ボードはサーファーに戻され、ドームはまたまた
ケチョンケチョンにされ、海(川?)の底へ・・・・。
ラスト、“破壊者”にたった一人で戦いを挑んだサーファーの活躍の
お陰で地球は救われました。

「1」から彼らは“パパラッチ”に追いかけられるほどの有名人に!? 
スーザンが、リードとの結婚生活に不安を覚えるのも
無理はありません・・・。
でも、事件が片付いたと同時に彼女の悩みもすっきり?
ラストの結婚式シーンでは、出動に俄然ヤル気をみせるスーザンを
見られて、安心いたしました。
今夜の敵は、宇宙の流れ者(?)シルバーサーファー
てろっとした質感の総シルバーの体はマッチョ♪
そして彼のパワーの源であり、彼が使えている銀河の破壊者の
目印となるのはオソロカラーのボード。
このサーファー役、お二人の役者さんが担当しておられます。
ビジュアルは、いつもヒトクセもフタクセも
ありそうな個性的な役を怪演しているダグ・ジョーンズ。
声は、マトリックスで有名なローレンス・フィッシュバーン。
制作者としたら、ダグ・ジョーンズのマッチョな体と
ローレンス・フィッシュバーンの深くて渋いお声が欲しかったのか?
こんなパターン(一つの役を二人で)、私はお初だったので
鑑賞後情報をネットで集めてビックリ!でした。
最初強敵、ラストは協力者、途中スーザンと良い感じになった
サーファー、制作者が大事に作り上げただけあって
本作品で一番印象にのこったキャラでした。
(ファンタスティック4チームよりも・・・。)
彼の最後の場面(エンドロールの途中で出てきます)
意味深なシーンでしたが~ もしかして次回、再び登場?
“再び登場”といえば、色っぽいワル(笑)Dr.ドーム。
復活しましたねぇ~ ・・・そしてまたもや倒されてー
今度は中国の川(海?)のなかです。 (; ̄ー ̄)
次回、彼も三度の復活を果たすことが出来るのかっ!?
個人的には、大人の色気がぷる~ん♪と出てるドーム氏を
また見たいと“密かに”希望・・・。( ̄ー ̄)ニヤリ

今夜は、超有名人になった超人たちVSマッチョな銀色サーファーの
対決『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』をUPしました。

追記~~
リード役ヨアン・グリフィス。
「1」ではそれほど目立ってなかったのに
今回の彼は、年齢を重ねた懐の大きい男が垣間見えて・・・
前回よりカッコよく見えました。
(モミアゲのトコのチラッと見えた白髪が私的にはGOOD♪でした)
とはいえ~少ししか出ていなかった
元祖フェロモン男(笑)Dr.ドームこと
ジュリアン・ホフマンにはやっぱり^^; 叶いませんでしたがネ。



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!


 

055.『アヒルと鴨のコインロッカー』みちゃった!(^^)!

2008年02月17日 23時37分36秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、とっても不思議な物語
『アヒルと鴨のコインロッカー』をご紹介します。

この作品のカテゴリーは?
1.ミステリー・サスペンス
2.ハードボイルド
3.コメディー
4.恋愛
5.ヒューマン
さて・・・このうちのどれでしょう?
答え:5つ全てです。
色んな味を楽しめる作品です。


2006年 日本 本編110分
監督:中村義洋
脚本:中村義洋、鈴木謙一
原作:伊坂幸太郎(東京創元社刊)
音楽:菊池幸夫
主題歌:ボブ・ディラン“風に吹かれて”
出演
椎名:濱田岳
ドルジ:瑛太
琴美:関めぐみ
隣の山形県人:田村圭生
椎名の父:なぎら健壱
河崎:松田龍平
麗子:大塚寧々

-あらすじ-
大学入学のために仙台へ引っ越してきた椎名。
新居の片づけをしていると、同じアパートの河崎と名乗る男が
声をかけてきた。口ずさんでいたボブ・デュランの曲に
興味を持ったらしい。しかし、彼は初対面の椎名に、
同じアパートに住むブータン人のドルジという青年に
広辞苑を盗んでプレゼントしたいから「本屋を襲わないか?」と誘う。
ドルジは河崎の元彼女の琴美と付き合っていたらしい。
また買うのではなく盗むのが大切だと奇妙なことを言う河崎。
椎名は逃げ腰だったが河崎の巧みな話術にのり、気づいたら
本屋襲撃に加担していた!
(amazon.co 解説より引用)


『アヒルと鴨のコインロッカー』 公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
大学入学のために、東京から仙台へやってきた椎名君は
引越し初日、アパートの自分の部屋の隣101号室の“無口な男”と
右隣の103号室の“カワサキ”という男と知り合います。
「101の男はブータンからやってきたドルジという男で
 恋人の琴美が不幸な死に方をしてからと言うもの、彼は
 大学にも行かず、引きこもっている」
101号室の男の物語を椎名君に聞かせたカワサキは
「彼の為に、本屋を襲撃し“広辞苑”を手に入れよう!」と
椎名君を強盗計画に誘います。
まさか本当に決行するとは思わず、計画実行当日
不安になった椎名君がカワサキに会いに行くと
いつのまにやら計画実行犯の共犯として現場の本屋に
無理矢理同行させられ、本当にカワサキは“力ずく”で
本を一冊盗んで来ました。
その日から、カワサキは夜どこかに出かけ、朝方部屋に
戻るようになります。
その様子を遠目で観察していた椎名君は
カワサキの言動に不安と不審を覚え、カワサキを知る麗子の
協力のもと、尾行しカワサキがここ数日やっていた“事実”を
知ることになります。
何もかもを悟った麗子・・・彼女は椎名君に
「カワサキ君は、もうこの世にいないわ」と打ち明け、事件の
全貌が明らかになります。

出来るだけ、ネタバレをしないように書いてみました。
(この作品は終盤のネタを書いてしまうと
 台無しになりそうで・・・ (; ̄ー ̄) )

「どんでん返し」ですが、そんな“予感”はしたんですがね~
(「広辞苑」の取り違えの時点で、そんな気がしていました)
とはいえっ いろんな要素を散りばめているのに
上手くまとめている作品だと思います。
普通ならば非常に暗い仕上がりになってもおかしくない事件を、
椎名君や彼の大学の仲間たち(関西弁の男と無免許の自称走り屋の男)
との噛み合わない会話や、カワサキとのウィットに飛んだ会話で
緩めつつ、謎を臭わせる・・・・。
110分が あっ━(゜∀゜)━!! という間でした。
過去に起った悲惨な事件と現在生きている者たちの繋がりや
上手く“椎名君”と椎名君視点でみていたこちら側(観客側)を
最後まで騙し続けてくれたこと、これだけでsoratuki的には
高得点を上げてもイイんでは?と思える作品でした。

今夜は、色んな要素がごっちゃ煮?
でも、煩くなく、上手くまとまっている
『アヒルと鴨のコインロッカー』をUPしました。
オススメ作品です♪

追記:
最後に、結局分からずじまいだった謎を書きとめておきます。
・結局、ドルジは二度目のわんこ救出も成功したのか?
・椎名は、ちゃんと“牛タン弁当”を食べられたのか?



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!



 


053.『幸せのレシピ~NO RESERVATIONS~』みちゃった!(^^)!

2008年02月16日 23時21分45秒 | 映画

皆様、こんばんは~ヽ^0^ /
今夜は、ハートフル恋愛もの『幸せのレシピ』のご紹介です。

あまりキャサリン・ゼタ=ジョーンズ
スキではないsoratuki・・・さらに!
アーロン・エッカートも同じくあまり
得意ではなかったり~。でも、この作品に
関しては、苦手な俳優女優さん主演なのに
楽しめました。


2007年 アメリカ 本編104分
監督:スコット・ヒックス
(『ヒマラヤ杉に降る雪』『アトランティスのこころ』他)
脚本:キャロル・フックス
音楽:フィリップ・グラス
出演
ケイト・アームストロング:キャサリン・ゼダ=ジョーンズ
(『マスク・オブ・ゾロ』『エントラップメント』
 『トラフィック』『シカゴ』『ターミナル』
 『オーシャンズ12』『レジェンド・オブ・ゾロ』他)
ニック・パーマ:アーロン・エッカート
(『ミッシング』『ペイチェック 消された記憶』
 『ザ・コア』『サスペクト・ゼロ』『ブラック・ダリア』
 『サンキュー・スモーキング』他)
ゾーイ:アビゲイル・ブレスリン
(『サイン』『リトル・ミス・サンシャイン』他)

-あらすじ-
ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』をハリウッドでリメイクした
ハートウォーミングなラブストーリー。
人気レストランの料理長を務める女性が、思いがけない
出来事をきっかけに新しい自分を見つけ出す姿を描く。
マンハッタンの高級レストランで料理長を務めるケイトは、ある日、
姉を交通事故で失い、残されためいのゾーイを引き取ることに。
一方、仕事場には、ケイトとは正反対の性格の陽気な
副料理長ニックが新たに雇われる。
(Yahoo!ムービー解説より引用)


『幸せのレシピ』公式サイト


『幸せのレシピ』本国公式サイト


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
仕事が全て。
色恋沙汰にかまけてるヒマなんてありゃしない。
自分の得意(スキ)なことして
お給料も貰えて・・・これ以外、考える必要なんて
ないんじゃない?

仕事中毒の女性、ある程度キャリアを重ねた女性に
ありがちな、悲しい性。

身に覚えがある方、いらっしゃるんでは?
かく言うワタクシも、ここまでキツクはないにしても
傾向があるんですよね~
だからでしょうか?
主演の2人が苦手なのに、最後までオイシクいただけたのは。(笑)

幼い頃から料理人になるのが夢で、その夢が叶い
今ではある有名レストランのメインシェフとなったケイト。
しかし、プライベートでは、上司にカウンセリングに行けと
言われるまで“自分がちょっと他と違う”なんてこと
気が付きもしなかったほどのワーキングホリック。
そんな彼女が、ある事件を切欠にして、恋愛や
仕事以外の生きがい、大切なものとかに開眼していく物語。

彼女の目を他に向けさせたある事件・・・
実の姉、只一人の肉親の姉の突然の交通事故死。
姉の娘ゾーイを引き取った彼女は、自分がヘマばかりをして
仕事以外(レストラン以外)では、全然役立たずだった!
とうことを自覚するところから始まりました。
次は、新たなライバル!?
「是非うちのメインシェフに!」とオーナーから望まれて
ケイトの仕事場へやってきたニックとの対決!そして
ひょんな事から、彼と恋に落ちてますます
自分に何が足りなかったのか?ということに
気がついたケイト。
ラストは、みんなHAPPY!に・・・。

固結びした気持ちが段々ほぐれ
今まで気がつかなかったことに目を向け始める
ケイトの様子は、自分の事のように感じ
どんどん物語へのめり込んで観賞しました。
仕事で忙しい女性の皆様っっ
共感できる部分がイッパイでてきます!
忙しくって~ ギスギスしてる時に観賞したら
ちょっと、心が柔らかく“なったような”気になれる一本でした。

今夜は、女性にオススメのヒューマンモノ
『幸せのレシピ』をUPしました。

ところで、物語の中に出てくるお料理が
とてもおいしそう・・・・
夜中に見てたら思わずっ
食べ物に手が伸びそうになってしまったsoratukiです。
ダイエット中の皆様、観賞される際には
お気を付けくださいマセ。^^;



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!


 


047.『サイン・オブ・デス』みちゃった!(^^)!

2008年02月10日 23時41分46秒 | 映画

皆様、こんばんは~(^-^)/
今夜は、フランスの未公開B級サスペンス
『サイン・オブ・デス』をご紹介します。

予告殺人ものです・・・
とはいえ、今回の場合、凶器は“ペスト菌”!!
意味深な暗号とある“詩”からの引用文から始まり
B級+未公開の割には、なかなか面白い作品です。


2007年 フランス 本編111分(劇場未公開)
原題:PARS VITE ET REVIENS TARD/HAVE MERCY ON US ALL/SEEDS OF DEATH
監督・脚本:レジス・ヴァルニエ
原作:フレッド・ヴァーカス
音楽:パトリック・ドイル
出演
アダムズベルグ警:ジョゼ・ガルシア
(『ユートピア』他)

-あらすじ-
パリの街中のアパートのドアに、数字の“4”を裏返した
マークが描かれているのが発見される。
アダムズベルグ警視は、それが中世に大流行した
ペスト除けの呪文であることを知る。
ほどなく、身体中に黒い斑点が浮き出た全裸死体が
相次いで発見される。
しかし、被害者の死因は毒殺でペスト菌は検出されなかった…。
(amazon.co 解説より引用)


コレより先ネタバレありますので
スクロールにはお気をつけください。
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
   ↓
物語のスタート・・・意味深なシーンからはじまります。
事件の舞台となるパリの中心地・・・ある広場にて。
毎日行われている“広告の時間”がはじまります。
舞台役者崩れの男性が、ボックスに寄せられた
住民からの“お知らせ”や“広告”を皆に聞かせていきます。
その中に、異色なメッセージが・・・
不気味なそのメッセージは、これからある事件が始まることを
告知しているものでした。
また同日の朝、おなじブロックのアパートメントに住んでいる
女性が、パリの特別捜査本部へ駆け込んできました。
「自分の住んでるアパートの部屋のドアに落書きが書かれている」
それは1つや2つではなく、ほぼ全てのドアに描かれていて
その周囲の他のアパートでも同じ記号が見つかります。
全てと言っても、幾つか掛かれていないドアもあり、
住人らは不気味がります。
そこへ起った“不審死”!
特捜第6班のアダムズベルグ警視は、事件の真ん中に立たされた
アパートメントの所有者の老人と共に事件に挑んでいきますが・・・
実は、十数年前のアフリカでの貿易会社社長不審死事件との関連が
明るみに出て、事件は別の形で解決となります。

物語の3分の2までは非常に面白く観賞できました。
というのも~本編中に出てきた、不気味なメッセージが
とても味わい深いものだったから。
(以下、本編の詩の引用より・・・)
「ヘビ、コウモリ、アナグマ・・
 地中に住む全ての動物が、己の住処を捨てて地上に現れる。
 木に実る果物も野菜も全てが腐りゆくだろう。
 悪い前兆である。
 悪しきものが地上にはびころうとしている。」
「やがて毒キノコが生え、森は陰気な雲に覆われる。
 家畜は病に見舞われ死に追いやられる。
 パンは、焼きあがった側からみるみるカビに覆われるだろう。
 ハエや蚊などの虫の死骸が雪のごとく降り積もる。
 もう、疑いようは無い・・・あの災いが近づいているのだ。」
う~~~ん( ̄ー ̄)ニヤリ とっても不気味なんだけど
そこはかとなくっ 文学的♪
この言い回しが(訳と解説で微妙にニュアンスが違ってましたが)
“これから何かが起るぞ!”という期待感を膨らませてくれました。
しかし、最後に近づけば近付くほど「あれ?あれれ?」という具合に
なり、思った展開で終了とはなりませんでした。
(事件の真相は、結局 “怨恨”“金銭的トラブル”ってこと)
趣が半減してしまったので、非常に残念でした。

あの不気味さをラストまで引っ張ってほしかったなぁ・・・。

今夜は、未公開にしては“不気味さ”がイイ味だしてた
『サイン・オブ・デス』をUPしました。

ヒマなとき、なーんも見るもん無いなぁ~
という状態、レンタルでみるくらいが丁度良いかと
おもいます。



人気blogランキングへGO!


ブログランキングくつろぐへGO!