たったひとつの宝物

最近はスイスでの子育て日記。
他、ニュージーランド留学と世界一周旅行など。

ネルソン104日目 友達との再会

2010年04月07日 | 日記
昨日に引き続き、今日も私は学校を5分程度遅刻した。
クラスに入ったらDuncanが過去完了形の説明をしていたところで
私が遅刻したのをもとに例文を作成された。

We had started class when she arrived.

彼はほんとにいい先生で教え方も上手だと思う。
よく時間が延長されるし、
一見くだらなさそうなジョークもいっぱい出てくるけれど
なんだかんだかんだでみんなこの先生が好き。
そのくだらなさが聞いてて面白いので逆に集中できるし、
ほんとに生徒一人一人を見てくれていて
根気よく教えてくれる。

今日こそはボランティアのお店に行こうと思ったけれど
その予定もあっさり変更された。
なぜならこの2月に卒業して日本に帰ったKayoがまたこのNelsonに戻ってきたから。
彼女は新しい生活をまたここでスタートすることを選んだ。
彼女は携帯がなかったので、
私が学校が終わるのを入り口の前で待っていてくれた。
久しぶりだったけどぜんぜんそんな感じがしなかった。
いったん私のお家に行って一緒にランチをした後、
一緒に学校にまた戻ってネットをして、Cafeにも行った。
ここは前にBeatとよく通っていたお店。
これまでどうしてたとか彼女の今後のこととかを一気に話し続けた。
彼女は日本に帰るとNZに戻りたくてしょうがなかったと話した。

ここで生活した後だと日本人がいかにストレスを溜め込んで悩み事も多いことが分かる。
日本で友達がくよくよ悩んでいるのを見るとせっかくの人生がもったいないと思えた。
って彼女は言った。
確かに悩むだけもったいないよね。
それならいっそのこと生活をがらっと変えてしまったほうが手っ取り早い気がする。
私もそのうち日本には戻らなきゃいけないけれど
またもとの生活に戻るかというとそれもまた違う気がする。
戻らなきゃいけないんだけど
人生を楽しむことに努力を費やしたい。
あの時の生活がいかに小さな視野しかなかったんだろうって今なら思う。
もちろんそこで貯めたお金で今の生活が出来ているので
それが間違いだったとは決して言えないんだけれど
何事もやりたいと思えることをやってみるのが結局は一番正しい道なんだろうなって思う。

今夜もサンディーがゆたんぽにお湯を入れてくれた。
ベッドに潜り込んだネコのチェスが真っ先にそれを使った。