たったひとつの宝物

最近はスイスでの子育て日記。
他、ニュージーランド留学と世界一周旅行など。

ウェリントン旅行③ with my friends

2010年04月04日 | 日記
使ったお金:ポストカード2枚NZ$2、切手2枚NZ$3.6、朝食スパゲッティーNZ$15.6、ディナー中華NZ$8.9、映画NZ$12、チョコレートNZ$2.8

今朝はのんびりとバックパッカーズの中にあるレストランに集合した。
昨日でサマータイムが終わり、わたし達は1時間多く寝られた。
今日はYunがみんなの分の朝食をおごってくれた。
このメンバーだととてものんびりできる。
特にこういう朝はまったり過ごしたい。

ただ、ここのお店のスタッフがちょっとルーズでミルクとかスプーンが用意されていなくて、さっそく韓国人のYunが抗議した。
こういう時は韓国人の女性はとても強い。
彼女は私にもこういうときはもっと強くでなきゃダメよと日本語で力説したけれど、
朝なので私はそこまで店員さんとやりやえるほどの力はなかった。
韓国人って特に女性は個性がとても強い。
私から見てもアジア人の中ではよくしゃべる方だと思うし
強気になることもたびたびある。
といっても彼女はわたし達に対してはとてもフレンドリーに接してくれる。

今日は最初に昨日申し込めなかった「国会議事堂」のツアーを申し込んだ。
直後の回はフルだったので次の次の回になって30分ほど時間が空いた。
これがとても幸運な時間で、時間があったのでYunはまた一人でいなくなり、
残った私達はガイドブックを元に、近くにあった「オールド・セント・ポール・教会」まで足を運んだ。

元々行く予定はなかったんだけど、
この小さな教会が実はとても素敵な教会だった。
そーっと木目のドアを開けてみると内装が一面木材になっていて、
そのこげ茶色の壁にステンドクラスがいくつも飾ってあって、
丁度いい感じに薄暗い光が差し込んでいた。
とても幻想的で、
今まで見てきた中で一番好きな教会かもしれないって思った。






その後やっとのことで国会議事堂を見学することが出来た。
11時半に開始のツアーでガイドが説明をしながら館内を案内してくれるというもの。
ただの重要建築物かと思いきや、
館内はとてもニュージーランドらしく芸術センスに溢れていた。
壁やドア、家具や椅子一つにとっても全てに装飾がほどこされていて
とても綺麗。
マオリの彫刻もいっぱいあった。
建物全体に地震対策用の装置が取り付けられていてそれも丁寧に説明してくれたのでとても興味深かった。
ここは来て良かった。

外に出たら雨だった。
相変わらずKunがりんごを背負っていて、時たま私達が小腹を空かした時にりんごをかじりながら歩いた。
そのままランチに海沿いのイタリアンレストランに入った。
Yunとよく話をした。
というよりも彼女がよくしゃべったのでそれを聞いていただけかも知れない。




次は観光のメインである「国立博物館 テ・パパ」に行った。
とても広いところだったので、ここで時間だけ決めてバラけた。
KunとShineは相変わらず一緒に行動していたけれど。

海陸動物の剥製もあったし、NZの先住民マオリの文化遺産もいっぱいあった。
絵画のコーナーもあって、
NZについてたっぷり勉強できた。
勉強というよりもあまりにも多すぎて流し見していた部分もいっぱいある。
たっぷり2時間はあったけどそれでも最期は余裕がなかった。
全部みれたかどうか分からない。








みんなで集合した後、くたくたの足で「エンバシー・シアター」に向かった。
古い映画館。
ここは映画「ロード・オブ・ザ・リング」が世界で最初に公開された場所で、
ここにたくさんの映画関係者が集まり、大パレードがあった。
私がぜひ行ってみたかった場所。

ここで疲れてしまったYunが先にホテルに戻ることになったけど、
私達3人で映画のチケットを購入して、
ディナーを取ることにした。
あちこちと迷って最終的に”チヤ”っていう地球の歩き方にものっていた中国レストランに入ることにした。
昨日に引き続きまた今日も中華。
数あるレストランの中でも比較的安い方だし
私も中華は嫌いじゃない。
Shineが私が選びやすいようにメニューを説明してくれた。
彼女のそういうところがとても好き。
彼女のメニューも少しもらっていろいろシェアしながら食べた。





そして時間になり映画館の中に入った。
中を見ておおっ!ってお互いにびっくりした。
とても趣のある映画館でまるでミュージカルを観に来たみたいだった。
実はもともと今夜はオペラか何かを見る予定がシエスタ休暇でやってなかったのだ。
またもやここに来て正解!

映画は「nowhere boy」っていうビートルズのジョン・レノの学生時代の話。
面白かったんだけど、ストーリーがちょっとシンプル過ぎだねってKunが話していた。
確かにこれで終わり?!っていう感じのエンドだった。






くたくたになりながら宿に帰ったらFuminoが笑顔で迎えてくれた。
彼女の笑顔がとてもいい感じでいい子だなって思う。
彼女が同室でよかった。
彼女に連絡先を書いてもらっていたら
Beatから電話がかかってきた。
今日もまた何をみたかとか何をしたかとかを彼に報告した。
毎日電話をくれるのがとても嬉しくて
次会ったらもっと嬉しいんだろうなと思った。

そして今日はYunのイビキがうるさかった。
うるさかったら起こしてと言われていたので
よっぽど起こそうかと思ったけれどやめた。
明日は早いしね。
日記を書いたりしていたら結局寝るのが遅くなり、
彼女のイビキとともにすぐに深い眠りに入った。