たったひとつの宝物

最近はスイスでの子育て日記。
他、ニュージーランド留学と世界一周旅行など。

妊娠25週目 Beatの札幌7日目

2010年10月30日 | 日記
Beatのフライトが朝08:10だったので、
家を05:30に出ることになった。

かなりがんばって起きた。
ふと鏡を見たら昨日半乾きで寝たせいで私の髪が盛り上がっていた。
それでも眠かったのでまあいいやと思ってほおっておいた。

母がお茶を出してBeatに飲ませ、
フルーツとパンを紙袋に入れて持たしてくれて、
父の車で空港まで向かった。

早朝にも関わらず、母の他にも妹と愛犬まで起きてきて玄関でお見送りしたことに
Beatはいたって感激し、
いい家族で幸せだねと車の中で行った。

時間通りに空港についた。
また来年も来るとは言え、やっぱりお別れはさみしいもの。
彼も私と父にしっかりとお別れをし、
出発口まで見送った後、
父と私は飛行機が見える喫茶店で飛行機が飛び立つのを見送った。

それにしてもあわただしい1週間だった。
その後丸々一日後彼は無事にスイスに到着し、
また夜のスカイプの日々が始まった。

今日もまたとてもいい晴天で、
雪も溶けかけ、いいお昼寝が出来た。

妊娠25週目 Beatの札幌6日目

2010年10月29日 | 日記
ホテルバイキングは朝もやっぱり日本食がてんこ盛り。
いっぱい食べてお腹いっぱい。
盛りすぎてお皿をカラに出来なかった。

朝食の前に早起きして大浴場に行こうとBeatを誘ってみたんだけれど、
結局行ったのは私だけで彼は寝てる方がいいと言い、時間ぎりぎりまで寝ていた。

チェックアウトしてホテル周辺をぷらぷら。
雪があるとあんまり歩けないね。
川の淵まで来た時に彼がカラスを発見。
「静かに、鳥がいる!」
近くまで来る鳥が珍しかったらしく一生懸命カメラを向けていた。
私たちにしたらカラスって天敵なんだけど、彼には珍しかったみたいで、
私のカメラにカラスの写真が3枚増えた。




源泉公園にも行き、おみやげやさんのcafeでコーヒーを温泉まんじゅうを食べた。
一息ついた後にそのままバスで街中まで行った。
バスの中で彼ははみパンしている男の子を発見。
「パンツが見える!」と不思議そうに見ていた。
日本人の恥ですな。








街中にてやっぱり彼はパン屋へ行った。
そしてそのまま大倉山ジャンプ競技場へ向かった。
私も来たのは初めてだったけど、彼はこの場所を知っていて、今回一番行きたがっていた場所だった。
札幌で行われた冬季オリンピックの話もしてたけど、
恥ずかしながら私の方が知らないことが多かった。

彼はジャンプ台を目の前にするなりとにかく喜んでいた。
私の家族ですら誰もこの地を訪れたことはなかったけれど、
夕方でしかも雪がつもっているというのに沢山の観光客がここを訪れていた。
そんなに有名だったとは知らなかった。
大量に写真を撮り、リフトに乗って展望台まで行った。
彼はとにかく高いところが大好き。




時間ぎりぎりで北海道神宮にも寄り、ちょうど通りかかった時計台の前で写真も撮り、
探しまわったけれど結局一台のATMも彼のカードからお金を引き出せず、
たまたま通る時間だった母の車に乗ってお家に帰った。
旅行者にとって日本って不便だなって改めて思う。

結局最後の日まで忙しかった。
今日はお別れ会ということでまた両親がご馳走をいっぱい出してくれた。
明日はもう帰る日だね。


妊娠25週目 Beatの札幌5日目

2010年10月28日 | 日記
毎日のように予定が埋まっていったんだけど、
今日もまた予定がいろいろあった。
だから本格的な観光はあまりしていない。

今日は午前中産科に行った。
父に送ってもらい、Beatが大きな旅行カバンを持って病院についた。
今日はこの後定山渓のホテルに1泊する予定。




今日は定期健診でエコーでお腹の赤ちゃんを見るときにBeatにも来てもらった。
ちょうど赤ちゃんの顔を画面に大きく映した時に、
先生が突然笑い出した。
なんと赤ちゃんが大きな口を使ってにーっと笑っていた。
ほほ笑むとかじゃなくてほんとに嬉しそうに笑っていた。
Beatがいるせいだろうか。
聞いたら赤ちゃんはお腹の中でも笑うんだそう。
知らなかった。
顔も頭の形もお父さんにだねと言った。
そうなのかな。
どちらかというとうちの愛犬によく似ているけど。

その後近くの大型スーパーに行ってマタニティー用のダウンジャケットを買ってもらった。
そろそろ買わないと着れる上着がなくなってきたんだよね。
さらにBeatはここでもパン屋に行き、またパンを買った。
ほんとに好きだね。
日本のパン屋がこんなに受け入れられるとは知らなかった。

それから毎週木曜日に行われていた区の母親教室に行った。
たまたま今日は父親も来れる日だったんだけど、
ほとんどが母親だったのでBeatはとても入るのを躊躇していた。
今日は生まれた後の赤ちゃんの世話とお風呂の入れ方を習った。
じっさいの赤ちゃんと同じ重さの人形を使ってお風呂に入れた。
前半の説明は全部日本語だったのでBeatはぽかーんとしてたけど、
後半でお風呂を入れて着替えをさせる実習になり、
私も彼もやってみた。
3Kgなんだけど、赤ちゃんって重い。
それでも彼はうまくやっていた。
ついでに彼はお風呂からあげるときに赤ちゃんにふうふうーって息を吹きかけて助産師さんに笑われた。
さらに妊婦体験で彼はお腹と胸のところに膨らみをつけた重いものをつけさせられた。

それが終わって夜6時やっと定山渓のホテルに到着。
今日はホテル鹿の湯花もみじ。
ちゃんとした日本のホテルでリラックスしてもらおうという母の提案なんだけど
なかなか良かった。
最初大浴場に行こうと思ったんだけど、Beatが人前で裸になって一人で行くのは嫌だと言うので家族風呂を一時間かりた。
それでもゆったりしたサイズで彼もなかなか気に入っていた。
普段こうやってゆったりお風呂に入ったりしないんじゃないかな。






それから食事も本格的な懐石料理にした。
これもものすごい品数で彼はとても驚いていた。
食べるのに2時間近くかかった。
ほんとすごく楽しそうにしていて来て良かった。

ホテルの中を歩いている途中で誰かが歌っている音が聞こえてきた。
誰かがバーの中でカラオケしてる。
それも彼にはなかなか面白い光景だったみたいでしばらく見入っていた。

ちなみに浴衣も一番大きい物を持ってきてもらってちゃんと着せたんだけど、
下駄のようなサンダルはサイズがフリーサイズしかなくて
彼の足には合わなかった。
裸足で歩いているところをホテルスタッフが見つけて、
別なタイプのサンダルを持ってきてもらったんだけどやっぱり合わなかった。

とにかく温泉もお料理も部屋も浴衣もみんな彼には新鮮だったらしくとても楽しそうだった。

関係ないけれど今日は大安の日だった。








妊娠25週目 Beatの札幌4日目

2010年10月27日 | 日記
今日も外は朝から真っ白の冬景色。
こんなに積もった雪を見るとなんだかとても懐かしい。

今日も式場見学に行った。
私たちはまた寝坊したので、
朝起きたら朝食がテーブルの上に置かれていて、
妹と母はとっくに仕事に出ていた。
今日もまたBeatは焼き魚と御飯に味噌汁、サラダを食べて出発した。
彼はスイスの朝食よりもとても健康的だと感心していた。
御飯なんかおかわりしたくらい。

なんともない住宅街が彼には面白かったらしく
バス停まで歩く間いっぱい写真を撮っていた。
朝は天気が良かったので歩くのはとても気持ち良かった。




バスに乗り、地下鉄に乗り、タクシーに乗って会場についた。
ここは札幌の観光名所にもなっていて、
ちょっとした丘になっている。
クラーク像で有名な場所。
写真で見ると緑いっぱいだったんだけど、この日はすべてが真っ白だった。

教会はとても可愛かった。
白い壁にステンドグラスが飾られていて全体的にこじんまりしていた。
目の前に噴水もあってなかなかよかった。
彼はこっちの教会の方がいいなと言った。
昨日のは石とか木とかを使っていて、もっと素朴で北欧風の教会だったけれど、
今回のはヨーロッパ風の可愛らしい感じ。

彼はクリスチャンなので、やっぱり教会に一番こだわった。
昨日も置かれていた聖書をまじまじと眺めていた。
私もこっちの方が教会は好きかな。






その後バスで街中に向かった。
結婚指輪を探しに行った。
昨日もブーツをBeatに買ってもらった後によさそうな指輪屋さんを見つけたんだけど、
あっちもこっちも見てるとなんだか迷ってしまって決まらない。
どのお店も似たりよったりだからあまりいっぱい見るとだめだね。
結局、スターバックスでホットミルクを飲んでいた時に
最後に見た指輪が直観的に良さそうに思えたので、そこに決めた。

またそのお店に戻ってサイズも決めて全部注文し、
支払いをカードでしようと思ったところで
なぜかBeatのカードが切れなかった。
結局この日は買えなかったんだけど、
次の日カレンダーを見てそれで良かったと思った。
なぜならこの日は仏滅だったから。




夜は前の会社の友達2人と待ち合わせをしていて、すすきのに行った。
やっと友達に紹介できた。
えへへ。
やっぱり日本の居酒屋はいいね。
このホッとする時間がとてもよかった。
Beatは帰りに私が楽しそうにしていた様子を見て、
いい友達なんだねと言った。




妊娠25週目 Beatの札幌3日目

2010年10月26日 | 日記
今日も朝寝坊した。

式場見学に行った。
今のところ結婚式は日本でこじんまりやるつもり。
候補が2つくらいあるんだけど、
今日はそのうちの一つで私の家からはちょっと遠い。

彼は初めて日本のバスに乗った。
やっぱり席が狭かったみたいで、足がはみ出た。
さらにバスを乗り継いで2時間後、最寄駅に到着した。
そこからは私たちのために待っていた式場のお迎えのバスで移動。

式場はリゾート地の中にあって敷地一面緑に囲まれている。
私も彼も自然が大好きなのでなるべくホテルとかではなく自然の中の式にしようかなって思っている。
ついてさっそく担当者にお出迎えされた。
彼はお出迎えバスが無料だということに驚いていた。
さらにドリンクが出されて、会場の説明、2つある教会の見学と披露宴が出来る会場の見学、
フォトツアーが出来る湖とかの見学に出かけた。

自然いっぱいで彼も私もとても気に入った。
その後の説明は全部日本語だったので彼は後半居眠りしていた。
なんだかんだで3時間が経過し、その後JRで札幌に戻った。

そのままお寿司屋に入ろうと思ったんだけど、
彼がカレー屋さんを見つけてそっちに入った。
カレーは予定外だったんだけど、
まあおいしいカレーだったしね。
その後彼の目にとまったCafeに行ってケーキを食べた。

最後にお花屋さんに寄ってBeatは母に花を買った。
母は昨日からご飯とか布団とか何かとまめに世話をしてくれてて
それが欧米人の彼にとってはすごくびっくりすることだったみたいで、
朝から花をプレゼントするって言っていた。
母は赤いバラが好きなんだけど、
それは向こうでは恋人に渡すものらしくて
ピンクのバラが入った花束を選んだ。

その日は本格的に雪が降ったらしく、
バスを降りたら道路が真っ白でべっちょりになっていた。
仕方ないのでここまで来てタクシーで帰宅。