たったひとつの宝物

最近はスイスでの子育て日記。
他、ニュージーランド留学と世界一周旅行など。

産後から入院中の出来事

2011年02月25日 | 日記
赤ちゃんが生まれ
感動のご対面を済ませて
私はそのまま部屋のベッドへ移動された。
まだ歩ける状態ではなくて
移動も着替えもトイレさえも全て助産師さんの手を借りなければいけなかった。

助産師さんの仕事って赤ちゃんのことだけじゃなくて
産後のお母さんの面倒も看なきゃいけないんだね。
特に私は丸1日動くことや座る事さえもできなかったので
本格的な介護をうけていうような感じだった。

産後は食欲もなかったのでその日一日は絶食状態で
睡眠も数日ほとんど取れてなかったので
余計に体力回復が遅かった。

その夜、病院にBeatから電話がきた。
車いすを用意してもらってなんとか電話にでた。
すでに生まれたことは知っていて
どうだったかと聞かれたので
とてもとても疲れたと答えた。

この病院では次の日から赤ちゃんと一緒の生活。
私は回復が遅かったので2日目から赤ちゃんと同室になった。
昼も夜も一緒。
たまに同じベッドに寝かせたりしたんだけれど、
寝顔があまりにも可愛くてついついじーって見つめてしまって
余計に寝れなくなった。

初めての育児は本当に大変だった。
とにかく1時間おきや30分おきになきさけぶ赤ちゃん。
まだおっぱいも出が悪かったので泣き叫ぶ間隔が短かった。
ここでは育児の仕方を退院するまでマンツーマンで教えてくれるので
教わったことが退院後に生かされた。

おしめを替えたりだっこしたり
予想外に大変だったのが授乳。
赤ちゃんはおっぱいをやれば素直に飲んでくれるものではなかった。
吸う方も与える方も慣れていないので
上手にくわえさせるだけでも時間がかかる。
赤ちゃんは余計に癇癪をおこしてあばれてた。

深夜でも関係なしにおぎゃーってなくので
どの部屋のどのベッドからも赤ちゃんの声がなりひびいた。

赤ちゃんってそれぞれ声が違うんだね。
慣れてる助産師さんには声を聞いただけで
生後どれくらいたっているかまで分かるらしい。

数日それが続き
母乳の出もかなりよくなってきた。
母乳はマッサージよりもなんども赤ちゃんに吸ってもらうことで出が良くなるらしい。
まさにその通りで
私のベッドやパジャマのあちこちに黄色いシミができてるようになった。
粉ミルクは面倒というのはよく言うけれど、
意外と母乳も大変。
楽にできると思ったら大間違いだった。。

その間にも親が毎日見舞いに来てくれ、
大学時代の友達が赤ちゃんを連れてきてくれたり、
親戚の人も来てくれた。

そして退院真近になって私に問題がおこった。
なんとおしっこがでなくなった。
尿意もなく毎回看護師さんに管でとってもらうしかなくなった。
ハリに電流を流す治療をしてもらい
退院も延期になった。

精神的なものだろうと言われた。
もしかしてマタニティーブルー?

本調子ではなかったものの3日遅れでやっと退院出来ることになった。
スタッフの人や先生にはいろいろお世話になった。
ちょっとした私のナースコールや相談に乗ってもらった内容もすべて記録されて
スタッフ全員に私の状況は把握されていたので
とにかく安心して入院できた。

なんだかんだで私は12日間も入院した。


赤ちゃん誕生 陣痛から出産まで

2011年02月16日 | 日記
2月16日無事に赤ちゃんが生まれた。
3488gの女の子。

私の初めてのお産は陣痛期間がやたら長かった。

陣痛の始りは13日の夜。
生理痛によく似た痛み。
陣痛ってもっと痛いのかなとおもっていたから
これが陣痛かどうか疑わしかった。

とりあえず10分間隔になるかどうかドキドキしながら待ってみた。
今思うとこれは陣痛というより前駆陣痛ってやつだったかな。
もうすぐ生まれるのかなってドキドキした。

日付が変わって14日深夜。
ついに痛みが定期的になり10分間隔になったので
病院に電話。
聞いてみるとやっぱりこれが陣痛らしい。
5分間隔になったらもう一度電話するように言われたので
それから数時間たって再度電話することに。
ついに両親につきそってもらい愛犬の写真を持って深夜の病院へ。

診てもらったら子宮がまだ開いていないとのことで
とりあえず入院して様子をみることになった。

それから1日経過。
やっぱり子宮が開いておらず、先生が人工的に開ける処理をしようとするも
それがかなり痛い。
私はそれに耐えられず断念しちゃった。
よく歩くようにと言われて、自然に開くのを待つことになった。

ベビーちゃんはのんびり屋さんらしい。
そのころには陣痛は徐々に強みを増していて
夜中はとくにひどかった。
10分から5分間隔でに20秒くらいの強い痛みおそってくるのでとても眠れなかった。
それでもまだ生まれず私には長い長い夜だった。
これが数分間隔になれば、いよいよらしい。

そしてふらふらの状態で16日の朝。
痛みはかなり強いのに間隔が縮まらず、
陣痛促進剤を飲むことに。
究極の強い痛みが即座にきて、ついに数分間隔になった。
あまりの痛さに食欲がなくて、
この痛みがない数分の間に牛乳と味噌汁を一気に飲み込んだ。

私は最初普通分娩を希望していたんだけれど、
あまりに陣痛期間が長く、出産の痛みに耐えれる自信をなくして
出産は和痛分娩ですることにしていた。

和痛分娩とは背中から麻酔を入れて、出産時の痛みを緩和するもので
完全にゼロにはならないんだけれど半分か3分の1に軽減されるらしい。
そうは言っても私にとっては限界に近い痛みで
今回初めて知ったんだけど、私は人よりも痛みに敏感らしい。
この和痛された痛みでももういっそのこと気絶してしまいたいと思った。

この日は母が付き添ってくれることになっていた。
分娩室に運ばれてからずっと母が背中をさすってくれた。
そして助産師さんの適切なアドバイスで数時間を乗り切った。
それからもまた長かった。
先生は2、3時間で生まれるだろうと言ったけれど
その時間はあっけなく過ぎて行った。
陣痛が来ない1、2分の間に一瞬眠気が襲い、
さらにその後すぐにくる激しい痛みが怖かった。

3人で長い長い時間が過ぎて行った。

約6時間後。
吸引によって赤ちゃんがついに誕生した。
陣痛のあまりの痛み疲れと麻酔の効きすぎもあって生まれる時の
よく言う鼻からスイカという激痛は私には感じられなかった。

何もかも終わった。

力尽きてフラフラな私の前に赤ちゃんが運ばれて来た時も
私はポカンとしてしまって、正直映画の一コマを観てるような気分だった。
私の代わりに母が喜んでくれた。

妊娠40週目 雪の日

2011年02月13日 | 日記
明日はついに入院日。

そして今日ついにおしるしが。

陣痛はまだだけど
本によるとおしるしの後1、2日以内に通常は陣痛がくるらしい。

ということで明日か明後日には生まれるかも?

そう思うととても不思議な感じ。

こわさよりも楽しみが勝るような。

どっちにしろ明日から病院生活。

チョコの日だけどチョコは食べれずかな。

人生最大のファイティング。

とりあえず行ってきまする。


妊娠40週目 お腹が重たい

2011年02月10日 | 日記
40週にはいってから
特にお腹が重くなってきた。
歩くのもちょっと大変。

でも今日は予定日を過ぎても出てくる気配がないので
スクワットもするようにと言われた。

ちょっとやってみたけど5分もしないうちにダウン。
赤ちゃんって黙ってれば出てくるものでもないみたいで
よく妊婦さんはこの時期歩いたりスクワットをしたり
いろいろ大変。

今日の健診でもすぐにでも生まれてくる様子はないっぽい。

予定日を1週間過ぎるとさすがに赤ちゃんも大きくなりすぎたり
障害を持って生まれてくる場合もあるので
このまま陣痛が来なければ来週月曜日に入院ということになった。
来週月曜日といえばバレンタインデー。
チョコの日。
でも促進剤はまた使わないっぽいので
生まれるのはまだ先かも。

今日はとにかく休んでは軽い運動を繰り返してみた。
それにしてもお腹が重い。
今日で赤ちゃんも3400gになっていた。
これ以上大きくなると大変。
でもなぜか私の体重は減っていた。
双子とか三つ子ってたまに聞くけど
それがどんなに大変なことか今ならよく分かる。

今日はガリガリ君を3本も食べてしまった。

妊娠40週目 ガリガリ君にはまる日々

2011年02月10日 | 日記
予定日をとっくに過ぎたけれど
まだ生まれる気配がない。

ほんとうに陣痛はくるんだろうか。
はたして出産はどれほどの痛みなのか。
さすがに予定日付近から不安いっぱいになってきた。

でも
わたしの不安をよそにまだだよとでも言いたげな
お腹の中のベビーちゃん。
今日もぽこぽこ動いてた。

とりあえず明日の健診で何と言われるかな。


話が変わって最近
アイスのガリガリ君にハマり
毎日食べるのが日課になった。

普通のアイスクリームと違ってソーダー味のスッキリアッサリなところと
何と言ってもかじるとガリガリする氷の粒が中に入っているところがすごくおいしい。

ついでに言うとリンゴ1個とドロップ数個も毎日食べるようになった。
なぜかドロップはなめるんじゃなくて噛んで食べる。
一応虫歯にならないようにまめに歯磨きはしてるんだけどね。
妊婦は虫歯になりやすいっていうし。

私の場合
普段から妊娠中の酒類、コーヒー、紅茶以外の食事制限はとくにせず
食べたいものを食べてきた。
妊婦用の本をみてると
だいたいが菓子類は控えて野菜を多めにとるって書いてあるんだけれど
チョコやお菓子も食べたい時は食べるようにしている。
といってもお菓子類はもとからあまり食べないんだけれど。

私はおやつとして特にフルーツを多く食べていて
本に書いてある基準よりも大幅にとらさってるはず。
ほんとは糖分をとりすぎる恐れもあるから気をつけなきゃいけないんだけど
食べてスッキリするので気にせず口にしてる。
なので常にうちにはりんご、みかん、グレープフルーツなど何かしら数種類のフルーツが多めにおいてある。

ついでに私がフルーツを食べていると愛犬が物欲しそうに寄ってくるので
ついついあげてしまい、
最近愛犬までが太ったかなって気がしてちょっと反省。

この食生活がいいのか悪いのか分からないけれど
妊婦生活残りわずか。
どんなベビーが出てくるんだろう。