日本へ帰国した日

日本へ行くのはすごく楽しみだけど
何が大変って
ちびちゃんと一緒のロングフライト。

今回のフライトは
チューリッヒ(スイス)→フランクフルト(ドイツ)→名古屋(日本)→札幌(日本)
乗り継ぎ3回。
何時間かかったかな。
たぶん家を出て向こうの家につくまで丸々24時間くらいかかったと思う。

こっちを出たのが朝7時で向こうの実家に着いたのが確か次の日の15時(現地時間)くらい。

一番長かったのが10時間ちょっとのフランクフルトから名古屋の便。
最初と最後は取り付けられた赤ちゃん用簡易ベッドで寝てくれたんだけど
興奮しててほとんど寝てくれず
みんなが寝静まってる中、
私とBeatは交互にバックに大量につめてきたノンタンやらバーバパパを読み聞かせた。

ふらふらの状態で日本に帰国した。
空港で最初に父が出迎えてくれた。

いつもスカイプで会ってるけど
直接会うとなんだか変な感じがした。

「あれ、太った？」
思わず言ってしまった。
ヨーロッパ人とアジア人の顔の形って結構違う。
ヨーロッパの人たちは割りと縦長だけど
アジアの人たちは比べると横長。

周りを見渡すといつも見慣れてるヨーロッパ人と顔の形も体系も違って見えて
すごくびっくりした。

それはともかく
私は父に会えてすごくほっとした。
ちびちゃんは
父がせっかく喜んで出迎えてくれたのに
驚いたのか口をへの字にし
完全に固まってしまった。
やっぱりもう忘れちゃったのかな。

空港のそばやに入ってるときに母も来てくれた。
二人してちびちゃんにそばをあげてるうちに
やっと少し心を開いた。

食べ物でつれたらしい。

家に帰ると
愛犬宗次郎がいた！
えへへ。
もこもこして懐かしい。
さっそくちびちゃんが
「わんわん」という言葉を覚えた。

みんなでちびちゃんの面倒をみてくれて
嬉しかった。

夕飯はお寿司！！
日本のお寿司最高！！

もうすぐ日本へ帰国。

最近のちびちゃんは散歩中よくたんぽぽやら野花を摘んでくれる。
せっかくくれたのだからと全部もって帰って
家で水につけたりしてかざることにしている。
そうしておくと意外と数日もったりしてなかなかいい。

最近、おじいちゃんがきて2時間ちかくの散歩に出掛けた。
この日も野花をいっぱい摘んで帰った。
スイスの植物って基本的に日本と変わらない。
タンポポは一面咲き乱れてるし菜の花も見かける。
他にもいろんなお花が咲いてて
こっちはちょっと歩くと山とか小川とか意外と自然が近くにあったりして
散歩はおもしろい。

ついこの前はおばあちゃんが来た。
彼女はめったに家に来ないので
ちびちゃんもすっかり忘れてしまい
対面したところで泣き出してしまった。
それでもなんとか最後は一緒に散歩に行くことができた。

最近はよくうちのアパートの敷地にあるプライベートの公園に連れて行く。
そうするとママ友が結構いたりするんだけど
ある日は、イラン人のママ友とフィンランドのママ友がいた。
ママ同士は英語で話すんだけど
子供同士は言語が違うので話せないという不思議な関係だった。

そして明後日ついに日本に旅立つ。
楽しみだけど不安も多い。
歩き盛りのちびちゃんが狭い機内でおとなしくしてくれるんだろうか。
絵本とかおもちゃはいっぱい持っていくつもりだけれど
それにも限度があるし。

とにかくやってみるのみ。
なんだかんだで乗り継ぎとかも入れると今回は17時間の移動時間。
家を出て実家についたらほぼ丸一日かかる。

さて明日は荷物をつけて
家中掃除して
出掛ける準備だ。
明後日が恐ろしいけど
それを過ぎたら晴れて日本！

アップンツェルという町

Appenzel(アップンツェル)という町に行くことになった。
スイスの古き良き時代というべき名残が多く残る町。

町に入るとすぐにハイジを思い出すような景観が目に入る。
というより私はこの日とても眠くて
ちびちゃんと一緒に行きの車で眠りコケ
起きたらアップンツェルだった。

最近あちこち行き過ぎたおかげで
ちょっとやそっとじゃ感動しなくなってしまったけれど
Beatがひたすらここは昔のスイスが残っている特別な町だと熱弁していたので
ちょっと日記にも残しておこうかな。

ここの建物はみんな壁に絵がペイントされていてとても可愛い。
町全体がかわいらしい雰囲気だった。
ここの特産物はチーズと強いお酒。
残念なことにどっちらもBeatは得意ではないので特に味見はしなかった。
特にチーズは
スイス人でしょと言いたくなるくらい、Beatの体はチーズを受け付けない。
うちもたまに使う粉チーズくらいしか買わないので
スイスのチーズがおいしいのかどうかはいまだに分からない。

この日は雨だったので
Cafeで長居して
小雨の中少し散策する程度だった。

ちなみにおみやげやさんで皮製の犬の首輪が売られていた。
この町の名物にもなっているらしい。
すごく惹かれたけれど、高くてやめた。
どっちみち日本にいる私の愛犬は普段首輪はしないしね。

シャフハウゼンに行った日

やっと念願かなって
私の行きたかったシャフハウゼンというスイスの旧市街に行くことができた。

ここはルツェルンと並ぶスイスの観光地になっていて
ママ友から友達が来たらよくここに連れて行くと言われていた場所。

スイスは雑貨屋さんが少ないと前に書いたけれど
ここは少し雑貨屋さんがあって
入ってみるとなかなか可愛いものがいっぱいだった。
ちょっとした家の装飾品とかアクセサリーとか。
子供用の食器がカラフルですごく可愛くて
コップを二つ買ってみた。
次来たときはもう少し買い揃えたいな。

本屋さんとかCafeも充実していて
お店が開いてる土曜日はなかなか楽しめた。

ちびちゃんがまたCafeでちょろちょろして
お客さんや店員さんの注目をあびていた。

いろんな店員さんたちがチョコをもってちびちゃんのところにきた。
こっちは普通に1歳の子供にもお菓子とかあげたりして
うちは甘いお菓子はあげないことにしてるので
もうしわけないけれどBeatがとめた。








その後ムノートという城塞に行き、塔の上までのぼった。
ちびちゃんが一生懸命花壇からお花をつんで持ってきてくれた。
最近のちびちゃんは花を摘んでよく私に持ってきてくれるので
うちの玄関は野花でいっぱい。








可愛い絵柄のポストカードも買ったりして
ちょっとしたお買い物ができて
気分がよくなった。

さらにその後は近くのドイツの町に行って
買い物に出掛けた。
野菜のほかにも日用品とかもすごく安いお店をみつけて
ハンドクリームとか洗剤とか
安いことに感激して
二人して山盛りかごにつめた。

そんなこんなで
この日も大満足して帰った。

ドイツに買い物に行った日

おまたBeatのお休みの日だった。

普通の平日。
木金土日と4連休。

なぜなら残業でたまった分休みにされたらしい。
家計が苦しいうちにとっては
お金で返してくれるほうがありがたい。

まあともかく、
休みになったんだからと出掛けることにした。

こっちはお店とか日曜日が全部お休みなので
みんな土曜日に集中しちゃって土曜日はやたらと道路が混む。
高速にのっても普通に渋滞してたりして
運転しているBeatがイライラ。

Beatはとてもネガティブなので
来なきゃよかったと繰り返し私までイライラさせられることがある。
土曜日の遠出は要注意。

とにかく平日が休みになるのはありがたい。
さっそくドイツに行ってみた。

スイスは物価が高いのでみんな隣の国に買い物に行ったりするんだけど
私もママ友からドイツのコンスタンツによく行くという話しを聞いていて
うちも試しに行ってみることにした。

家から車で1時間で到着。
ついた先は思ったよりもすごくいい感じだった。
旧市街で町並みもイメージするヨーロッパ風だし
お店もいっぱいある！
観光にも買い物にもぴったりかも。

スイスって高級品ばっかり売ってて
チューリッヒとか行ってもいまいち面白みにかける。
お金持ちには良くても
普通の庶民、特に買い物好きな人にはスイスはあまりお勧めできない。
服屋はいっぱいあるんだけど民芸品とかはいまいちぱっとしない。
雰囲気だけならいいんだけどね。

とにかくこのドイツの町の安くて面白そうなお店がいっぱいあることに
私を魅了した。
さっそく寿司屋を見つけて腹ごしらえした後、
チープな雑貨屋さんとかアイスクリームやさんとか
いちいち足を止めて
嫌がるBeat(買い物嫌いなので)を無視して次々中に入った。

チビちゃん用におもしろそうな絵本も見つけたし
珈琲も飲んで、最終的には私の服も何着か買ってもらった。
唯一Beatが買ったのがスポーツ用品店のサングラス。
ここでちびちゃんが飾ってあった装飾品をいたずらして大喜びしていた。


それからオムツ！
かなり安い。
ドイツでも一位二位を争うくらいに安いスーパーマーケットがあって
オムツがなんとスイスの半額以下で売られていた。

それにはやっとBeatも満足したらしく
買い物はドイツだと言う話をしてスイスに帰った。

久しぶりにショッピングというものを味わった。