真実を求めて Go Go

今まで、宇宙についての話題を中心に展開してきましたが、今後は科学全般及び精神世界や歴史についても書き込んでいきます。

ホワイトホールから「太陽」が誕生する

2015年02月28日 | リザムの宇宙

 前回までは、物質の生成する場(宇宙)について書いてきました。しかし動きがないため、物質はもちろん時間すら生まれてはいません。今回は、この場にどのようにして、物質を生成すことが出来たのかについて、書き進んでいきます。 


 今までは、数学的に物質を生み出すための複素空間について述べてきました。そのため「マツイの宇宙図」について、詳しくは説明していませんでした。今回は、この宇宙図の説明のため、記号を増やしています。下の図1を見てください。この図は、今までの図に物質を誕生させるのに必要なアイテムを追加したものです。

マツイの宇宙図球体1
図1:「マツイの宇宙図」物資誕生編

 この右側の青色領域についてですが、この領域は、前回の図1の右側奥で薄暗い容器のようなものが見えていたはずです。3次元的に考えられるように準備した部分です。この容器が青色の領域になるものと思ってください。

 さて、この青い領域が我々の宇宙にとって、何の役目をするのでしょうか。

 実は、これこそが我々の天の川銀河に相当するのです。この場所(銀河の中心から3.5万光年離れたところ)が、わざわざ太陽系を創り出すために用意された場(フィールド)なのです。しかし、図からも分かりますように、黄色の領域も銀河の中心の反対側に用意されている可能性もあります。
 ともかく、緑の円(球体)自体が特殊ですから、この緑色の領域を銀河系と考えた方がいいのかも知れません。

 この図で、色のついている領域は実軸平面以外の全ての部分が虚数領域になっています。19世紀頃までのエーテル体・コーザル体など名前がついている領域になります。我々の物質体よりも、エネルギーが高い領域になります。そして、色の付いていない白い領域(緑の領域の一部を含む)は神霊界に相当する「無または空」(エネルギーに満ちた)といわれる世界になります。

 この宇宙図の緑の複素球体(原点0)を固定して考えてみます。まず、赤の複素球体(原点1)と青の複素球体(原点-1)が同時に中心の虚軸に対して、青が手前、赤が奥に互いが向かい合って回転を始めます。
 すると、緑の球体の黄色の領域は-i軸を中心に、また水色の領域はi軸を中心にそれぞれが0点の虚軸を中心に回り出します。ここまでの仮定は、図から類推してください。
 しかし、この図の「ⅠとⅣ」、「②と③」の領域は、「赤の八球面体」と「青の八球面体」の2領域づつであることから、空間認識としては、実軸との直線(1/2と-1/2)の位置は特別な点であることが分かります。

 さて、ここまで来ると、A・Bの2つの球体とC・Dの2つの球体は、虚軸0の位置から完全に隔離されています。そして、お互いの情報は遮断されてしまうことになるのです。私たちが認識出来る宇宙がA・Bの領域だとすると、C・Dの領域は全く別の宇宙ということになります。
 しかし、前回にも書いていますように、球体としてではなく領域としては「Ⅰと③」および「Ⅳと②」は中心0と互いにクロスすることから情報のやり取りは出来る可能性は残っています。

 次に、下の図2に移ります。この図は、図1の「②と③」の領域を省いた図ですが、立体的に見やすいようにしています。

Ⅰ・Ⅳ球体
図2:A・Bの複素球と領域の立体的関係

 図2の右図からわかりますように、AとBの接点が0…1/2…1の実軸直線の1/2の点で接触していることと、平面に対して、実軸直線が-45°傾いていることがわかります。

 さて、この図1と図2から緑の複素球体には、白い「無・空」の領域から、エネルギーが注ぎ込まれています。それに伴って、太陽系の質量の素となるエネルギーが回転しているA・Bの球体に蓄え続けられます。この時A・Bの球体にはホワイトホールからエネルギーが送られてくることでしょう。

 しかし、ホワイトホールとブラックホールの区別は現代の物理学でも未だに分かっていません。しかも、最近の研究では、ブラックホールからエネルギーが放射されていることも分かっています。
 だとしたら、この二つの領域は早い段階で合体して、ホワイトホール(ブラックホール特別がつかない)になり、質量(半径)がだんだん増大していくことになります。
 そして、直径が10Km程になった時点で急激な膨張をすることになります。これが太陽の誕生でありこの時、時間が分離します。そして、光が放たれることになります。
 実は、ここで、問題が発生するのです。それは光が発生するためにはE=mc^2という式から、2種類の相反する素粒子が誕生します。ビッグバンについては、諸説いろいろあって、広大な宇宙の導入で、どうにかこの問題を回避しています。しかし、この太陽系ではこの問題から、逃れることが出来ません。
 例えば、我々の世界を創る素粒子をプラス(+)側とすると、マイナス(-)側の素粒子はどこに行ってしまうのでしょうか?

 そのマイナスの領域が、図1の「②・③」の領域となるようです。

 ところで、ブラックホールとは、全ての素粒子や光子までもが特異点の内側に吸い込まれていくのです。しかし、この太陽系を創ったはずのブラックホール(ホワイトホール)はこちら側の物質世界に光子や素粒子を吐き出しています。
 ここまでお話しすると、さすがにここのブログを熟読されている方は気づかれたはずです。そうです、このホワイトホールは暗黒子(光子の反対)を吸収して、光子を吐き出しているのです。

 今回の最後に次の図3を載せておきます。この図は図2の右側にあります上下二つの正三角錐が1/2の点で合体して、一つの球体が出来る時の図です。そして、この図には「マカバ」が潜んでいます(正八面体も)。

マカバ2
図3:マカバと正八面体そして、球体

 今回で、物質の世界の「礎」が誕生しました。しかしこの時の次元は今よりも遙かに高くて、我々の認識出来ない世界です。

 次回は認識出来る3次元の世界を目指したいと思っています。


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