真実を求めて Go Go

今まで、宇宙についての話題を中心に展開してきましたが、今後は科学全般及び精神世界や歴史についても書き込んでいきます。

複素空間の宇宙図像?

2015年02月27日 | リザムの宇宙

 今回から、いよいよ私たちが住んでいる宇宙の話になっていきます。しかし、今までに何度も言ってきていると思いますが、「マツイの宇宙図」で考えると、最新宇宙論で知られている常識とは大いにかけ離れた宇宙構造になってしまいます。


 まずは、下の太陽系の図1を見てください。ただしこの図1を見る視点はあくまでも複素空間を頭に思い描いた空間についての話です。
 つまり「マツイの宇宙図」が中心となった宇宙であり、この太陽系の図においても、実軸は太陽系の各惑星の位置に相当する非常に薄い円盤になります。そして、太陽系全体(右側のバックに見える黒い球体)の複素空間が今後の3次元的に創造される空間概念と言えます。

太陽系2
図1:太陽系宇宙図に関しての、太陽系円盤の位置

 最初に図1の左側の各惑星の配置図を見てください。この惑星の中で。太陽の黄道面から一番はみ出している惑星が冥王星となります。このことは、我々の認識している各惑星の平面(3次元的には僅かな幅がある)に、厚みが存在すると言うことになります。

 ここで、なぜ太陽系を例に出したかについて、書いておく必要があるようです。

 実は、前回の 「マツイの宇宙図」の実数軸にごく僅かな厚みが存在しているということです。そのことを意識していたくために、虚数円盤、実数円盤、複素円盤を使って複素空間を創造して造ってもらいました。この厚みを持った空間が「マツイの宇宙図」と思って下さい。 

 また、この厚みの部分が特異点になるような空間を(計画的に)造ることが、太陽系創造の命題であったのかも知れません。そして、この場(スペース)こそ、我々肉体を持った人類が、3次元の物質世界を体験する目的のための、極めて希な空間であったともいえそうです。

 この様な構造は、大きなものでは銀河系宇宙あるいはビッグバン以降の超宇宙にも当てはまります。そして、反対に小さい方では、地球上に住んでいる生物、それから鉱物などの物質、それから原子、その基となっている素粒子にもあてはまってきます(図2参照)。

uroboros.jpg
図2:素粒子から宇宙まで、自然の階層性

 この層状に連なった世界のことを、前回のリーマン予想という数学の分野で伝えたかったのです。そして、この数学的な式と物理のエネルギーの式が関係することも同様です。

 つまり、我々が物質的に認識している全ての現象〔数学の世界も、実数と複素数を取り入れているが、どうも認識不足(数学では四領域の複素平面)のため完全には抜け出せていない〕は、いまだ真実の世界に到達してはいないということのようです。

 今、述べた階層構造のことを、下の図を見ながら、熟考してみて下さい。この図は八領域になっていた二つの空間図形に、回転や融合を加えているため、特別に実軸と虚軸、それに円周を「太字」で表現しています(図3)。
マツイの宇宙図1


 今回は、ここで終了します。次回からは、物質の始まりである「光」から始める予定です。


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