真実を求めて Go Go

今まで、宇宙についての話題を中心に展開してきましたが、今後は科学全般及び精神世界や歴史についても書き込んでいきます。

「リザムの実宇宙図」から「特異点の向こう側」を観る

2015年06月13日 | リザムの宇宙

 前回の図1で、反転した青球は「リザムの実宇宙図」の青領域の「Ⅰ」と黄領域の「③」が対応しています。そして、反転した赤球は青領域の「Ⅳ」と黄領域の「②」に対応していることがわかります。

 このことをもう一度整理し直してみます。すると、前回の図1とは少し違った状況になっていることに気付きます。

 下の図は、前回の図2と図3を「リザムの実宇宙図」に対応させてみました。

正・負の実空間
図:「正の実空間(上)」と「負の実空間(下)」の双体性

 前回は青球と赤球の上下を反転させたのですが、回転を含めた全てが逆転していましたが、0点の在る実軸平面や「+∞・-∞」の在る実軸平面はそのままの状態でした。
 ところが、上の図を眺めてみると「リザムの実宇宙図」のⅠ領域のA点は③領域のA点へと0点に対称な位置へと移動しています。同様にⅣ領域のB点は②領域のB点に移動しています。
 ただし、この図ではA点とB点を直接繋いでいますが、「リザムの実宇宙図」のA・B点の位置の奥には虚軸が伸びています(隠されています)。

 今回の図で解ったことは、0点を「1/∞」とすることで、

  0点の実軸平面と「+∞・-∞」の実軸平面が入れ替わる(反転)

 すなはち「∞と1/∞」の実軸平面も反転することが見えてきました。
 
 現代の物理学では、プランク定数より小さな空間領域やブラックホールの内部領域といった「特異点の向こう側」についての研究は今でもほんの少ししか理解出来ていません。しかし、「リザムの実宇宙図」から得られる情報では、「特異点の向こう側(隠された宇宙)」の世界が見えてくる可能性があります。

 今回、上の図中で、青球・赤球が双対になった図は、中心の±1/∞実軸及び上下の±∞実軸に写されたホログラムを顕す図です。しかし、この二つの反転した図は「リザムの実宇宙図」においては、実軸上の+1/2と-1/2座標上で直交した虚軸が関係していることがわかります。
 3次元的なZ軸方向の0点や±∞点という特異点の向こう側には「リザムの実宇宙図」の虚軸が隠されていることにも気付かされます。

 この「隠された宇宙」とは、我々の世界ではどのように解釈すると良いのでしょうか?


 今回で、「リザムの実宇宙図」から派生した「時空構造」に関する記述は終了することになりますが、「リザムの虚宇宙図」との関連性がまだハッキリとは掴めていません。
この「時空構造」を追求するために最初に気付いたことが「回転」であったのです。しかし、この回転が「時間」というものを生み出していることが判明しました。

 次回からは、「回転」とは異なる「振動」について書き進んでいくことにします。


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