現在、我々が4次元時空構造と思っている空間と時間の概念は、このカテゴリで長期間に亘って述べてきました。そして、「リザムの実宇宙図」が「複素空間の回転」によって創造されたことを語ってきました。
今回からは、この時空間で創造された物質と生命が「振動」とどのように関係するかについて述べていく予定です。
以前このブログで
ラムサ 「創造と進化」その1
の中で以下のような内容を書いています。
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はじめにまず、思考がそれ自体について思索し、広がっていったときにどうなったか。それは思考の本質のなかでも「光」と呼ばれるものになったのだ。「光」が最初に創造されたのは、思考が行なわれ広がっていくとき、その波動は必ずある周波数、「光を発する周波数」のレベルまで下げられるという理由からだ。つまり、思索され、拡張された思考が降りていく最初の形態が「光」なのである。あなたの血筋は、この「光の誕生」のときまでさかのぼる。なぜなら、最初に思索の対象となった想念から生まれた「光の分子」が、それぞれが「ひとりの人間」となり、「神」となり、「息子」となったからだ。こうして、創造の誕生のとき、すべては「光の存在」と呼ばれるものになったのだった。
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この文章を下の図を使って説明します(青い球体の側)。
図:実軸空間(青側が正、赤側が負)
上で紹介したラムサの「創造と進化」の項では、思考こそがすべて在るものの基盤であり、「創造主」であると述べており、「はじめ」は、すべては「思考の無限」であった。
そして、この無限性を「父なる神」と呼ぶ。あなたが神と呼ぶものは、限界のないもっと広い考え方で言うと、思考のことである。それはすべての生命の起因、基盤となるものである。
いま在るもの、これまで存在してきたもの、これから存在するもの、それらはすべて思考、つまり神の精神である知性から派生してきたものなのである。
この様にラムサは断言しています。
では、この「思考の無限」とは上の図のどこと関係しているのでしょうか。
前回の記述で、A点を∞、O点を1/∞と書いていましたが、「思考の無限」とはこの図のA・Oの2点に相当するようです。しかも、この二つの点は「特異点」になっていますから、この場所が「創造主」の存在場所ともいえます。
今度は、最初に*印で囲んだ箇所をもう一度眺めてください。
はじめに、思考がそれ自体について思索し、広がっていったときにどうなったか。それは思考の本質のなかでも「光」と呼ばれるものになったのだ。
このことを、図と比較すると、A点から出発した思考はP点(3次元時空間)に遭遇して実軸平面上にR点(ホログラム)として顕れてきます。そして、この思考の本質を我々は「光」として認識していることになります(O点からの出発も同様です)。
この[光」を物質として捉えるために「波動」の調整が必要になってくるようです。このことは
「光」が最初に創造されたのは、思考が行なわれ広がっていくとき、その波動は必ずある周波数、「光を発する周波数」のレベルまで下げられるという理由からだ。つまり、思索され、拡張された思考が降りていく最初の形態が「光」なのである。
つまり、人類が物質として認識するためには、その波動は必ずある周波数「光を発する周波数」のレベルまで下げられる(物質)必要が生じてきます。その手段としての5感を備えた生命がこの惑星上(時空間)に誕生しなければならないのです。
そして、その結果として人類が誕生したのかも知れません。それが、以下の記述です。
あなたの血筋は、この「光の誕生」のときまでさかのぼる。なぜなら、最初に思索の対象となった想念から生まれた「光の分子」が、それぞれが「ひとりの人間」となり、「神」となり、「息子」となったからだ。こうして、創造の誕生のとき、すべては「光の存在」と呼ばれるものになったのだった。
今回から、やっと「物質」あるいは「生命」について語れるようになってきました。このラムサの記事を書いたのが去年の8月ですから、あれから10ヶ月程が過ぎてしまいました。しかし、ここまで来るにはどうしても「時間・空間」という概念を「無く」してはたどり着けないと思い、その思考から生まれ出てきたものが「リザムの等式」であり、また時空間の概念図が「リザムの実空間」でもありました。
また、この実空間と双対の時空間の関係が必然的に生まれてきました。それが「リザムの虚空間」になっています。
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