真実を求めて Go Go

今まで、宇宙についての話題を中心に展開してきましたが、今後は科学全般及び精神世界や歴史についても書き込んでいきます。

「回転(時空間)」から「振動(物質界)」へ

2015年06月16日 | リザムの宇宙

 現在、我々が4次元時空構造と思っている空間と時間の概念は、このカテゴリで長期間に亘って述べてきました。そして、「リザムの実宇宙図」が「複素空間の回転」によって創造されたことを語ってきました。


 今回からは、この時空間で創造された物質と生命が「振動」とどのように関係するかについて述べていく予定です。

 以前このブログで
ラムサ 「創造と進化」その1
の中で以下のような内容を書いています。

***
 はじめにまず、思考がそれ自体について思索し、広がっていったときにどうなったか。それは思考の本質のなかでも「光」と呼ばれるものになったのだ。「光」が最初に創造されたのは、思考が行なわれ広がっていくとき、その波動は必ずある周波数、「光を発する周波数」のレベルまで下げられるという理由からだ。つまり、思索され、拡張された思考が降りていく最初の形態が「光」なのである。あなたの血筋は、この「光の誕生」のときまでさかのぼる。なぜなら、最初に思索の対象となった想念から生まれた「光の分子」が、それぞれが「ひとりの人間」となり、「神」となり、「息子」となったからだ。こうして、創造の誕生のとき、すべては「光の存在」と呼ばれるものになったのだった。
***

 この文章を下の図を使って説明します(青い球体の側)。
実空間 三次元球
図:実軸空間(青側が正、赤側が負)

 上で紹介したラムサの「創造と進化」の項では、思考こそがすべて在るものの基盤であり、「創造主」であると述べており、「はじめ」は、すべては「思考の無限」であった。
 そして、この無限性を「父なる神」と呼ぶ。あなたが神と呼ぶものは、限界のないもっと広い考え方で言うと、思考のことである。それはすべての生命の起因、基盤となるものである。
 いま在るもの、これまで存在してきたもの、これから存在するもの、それらはすべて思考、つまり神の精神である知性から派生してきたものなのである。

 この様にラムサは断言しています。

 では、この「思考の無限」とは上の図のどこと関係しているのでしょうか。

 前回の記述で、A点を∞、O点を1/∞と書いていましたが、「思考の無限」とはこの図のA・Oの2点に相当するようです。しかも、この二つの点は「特異点」になっていますから、この場所が「創造主」の存在場所ともいえます。

 今度は、最初に*印で囲んだ箇所をもう一度眺めてください。

 はじめに、思考がそれ自体について思索し、広がっていったときにどうなったか。それは思考の本質のなかでも「光」と呼ばれるものになったのだ。

 このことを、図と比較すると、A点から出発した思考はP点(3次元時空間)に遭遇して実軸平面上にR点(ホログラム)として顕れてきます。そして、この思考の本質を我々は「光」として認識していることになります(O点からの出発も同様です)。
 この[光」を物質として捉えるために「波動」の調整が必要になってくるようです。このことは

 「光」が最初に創造されたのは、思考が行なわれ広がっていくとき、その波動は必ずある周波数、「光を発する周波数」のレベルまで下げられるという理由からだ。つまり、思索され、拡張された思考が降りていく最初の形態が「光」なのである。

 つまり、人類が物質として認識するためには、その波動は必ずある周波数「光を発する周波数」のレベルまで下げられる(物質)必要が生じてきます。その手段としての5感を備えた生命がこの惑星上(時空間)に誕生しなければならないのです。
 そして、その結果として人類が誕生したのかも知れません。それが、以下の記述です。

 あなたの血筋は、この「光の誕生」のときまでさかのぼる。なぜなら、最初に思索の対象となった想念から生まれた「光の分子」が、それぞれが「ひとりの人間」となり、「神」となり、「息子」となったからだ。こうして、創造の誕生のとき、すべては「光の存在」と呼ばれるものになったのだった。


 今回から、やっと「物質」あるいは「生命」について語れるようになってきました。このラムサの記事を書いたのが去年の8月ですから、あれから10ヶ月程が過ぎてしまいました。しかし、ここまで来るにはどうしても「時間・空間」という概念を「無く」してはたどり着けないと思い、その思考から生まれ出てきたものが「リザムの等式」であり、また時空間の概念図が「リザムの実空間」でもありました。
 また、この実空間と双対の時空間の関係が必然的に生まれてきました。それが「リザムの虚空間」になっています。


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