真実を求めて Go Go

今まで、宇宙についての話題を中心に展開してきましたが、今後は科学全般及び精神世界や歴史についても書き込んでいきます。

地球磁場の最近の変化

2014年07月01日 | 太陽系

 欧州宇宙機関(以下ESA)によって、地球磁気圏の観測をおこなっている3基の人工衛星SWARM(以下スウォーム)から送られてきた最新の高解像度のデータにより、私たちの地球を保護している地球磁場の最近の変化が明らかになりました。

 スウォームは2013年11月から運用されており、宇宙線の衝突や荷電粒子から地球上の私たちを保護してくれている地球磁場の複雑な仕組みに対して前例のないデータを提供してくれています。

 地球の磁場の構造は、図1のような不安定な構造になっています(左側が太陽方向)。

地球の磁場
図1:地球の磁場

 そして、2014年6月の地球の磁場の様子は図2のようになっています。

6月の地球の磁場
図2:2014年6月の地球の磁場

 スウォームから送られてきた最新の高解像度のデータによると、過去6ヶ月の間におこなわれた観測から、磁場は地球の西側(図の左側)で劇的に減少しており、全般的にも地磁気が弱くなっていることを示しています。他方、たとえばインド洋南部などでは、磁場は今年1月以来強くなっています(図3参照)。

磁場の変化
図3:地球の磁場の変化

 また、最新の測定で、北の磁極(N極)がシベリアの方向に向けて移動していることも確認され、これらの変化は地球の核に由来する磁気の影響に基づいています。科学者達は、他の情報源(マントル・地殻・海洋、あるいは電離圏や磁気圏)等からの磁気の影響を解明するために、今後数ヶ月にわたってデータを分析するとのことです。

 これらの情報は、地球内部で発生する自然現象のプロセスが、太陽活動によるものだとする新しい考えを提供するのかもしれません。同様に、地球の磁場が弱まっている原因解明のきっかけとなるのかもしれません(詳しくは以下のサイトより)。

Swarm reveals Earth’s changing magnetism ESA(欧州宇宙機関)2014.06.19
http://www.esa.int/Our_Activities/Observing_the_Earth/Swarm/Swarm_reveals_Earth_s_changing_


空間がとりうる量子状態は点と線からなる

2014年02月03日 | 太陽系

 空間の構造を非常に小さなスケールで理解するには、重力の量子論が必要になる。空間に重力が関係してくるのは、 時空(空間と時間)の歪みから重力が生じることがアインシュタインの一般相対性理論によって示されているからである。量子力学と一般相対論の基本原理を注意深く組み合わせることで、「ループ量子重力理論」が生まれた。この理論では、空間がとりうる量子状態は点と線からなる「スピンネットワーク」という、ループ量子重力や関連する理論での、量子幾何学的構造の一つの状態である。そして、節に対応する体積の量子、辺に対応する面積の量子(図1)がある。時空の量子状態は同様の「スピンフォーム」というスピン・ネットワークが時間とともに、局所的な変化の列を通じて変動する(図2)。

画像データ01b画像データ01c
    図1:スピン・ネットワーク                  図2:スピン・フォーム


 少し前にこのブログ「http://blog.goo.ne.jp/sonokininatte55/e/d5f2ecad0738fac66d781a9aa082222b」

迷走する物理学・・・時間を思う!”で次のように述べています。


「私は時間が要なのではないかと強く思っている。量子論と相対性理論は、時間の本性については根本のところで間違っているのではないか。そんな思いが強くなっている」

だから、「時間」と本質的に向き合って、理論を展開していると思われる、この「ループ量子重力理論」についての考察をもっと追求していきたいと思っています。

wikipediaより
・・・・
 ループ量子重力理論は、時空(時間と空間)にそれ以上の分割不可能な最小単位が存在することを記述する理論である。重力の古典論である一般相対性理論を量子化した量子重力理論の候補である。時空は、本質的に連続で滑らかな値をとるものと考えられてきたが、この理論で時空は、原子における電子配置のように離散的な値をとるものと考えられている。同じく量子重力理論の候補である超弦理論は、時空は背景場として最初からそこに存在するものとして定義しており、理論自身のダイナミクスにより決定されているわけではない。それに対しループ量子重力理論は、一般相対論と同様に理論自身が時空そのものを決定している。(背景独立性)
 空間はノード(点)とノードにつながる線を使いグラフで表される。ループ量子重力理論で使うグラフはスピンネットワークと呼ばれる。このスピンネットワークで表される空間のつながりの変化が重力などの力の媒介、電子などの素粒子の存在を示していると考えられている。そして、このスピンネットワークに時間を加えたものをスピンフォームと呼ぶ。スピンフォームは時計の秒針が動くように離散的に変化する。つながりの変化前と変化後の時間の差は1プランク秒(10^-43秒)で、これが積もり積もって人が感じる時間となる。
・・・・

 ループ量子重力理論によると、空間は個別の小さな塊からできていて、最小の塊の体積はおよそ1立方プランク長(10^-99cm3)である。時間の進みは飛び飛びで、その最小単位はおよそ1プランク秒(10^-43秒)となる。こうした時空の離散的構造から生まれる効果は、近い将来に実験で確かめられるだろう。

画像データ151
図3:体積と面積の量子状態
ループ量子重力理論による主要な予言の1つは、体積と面積に関するものである。図3のような球状の殻によって、空間に境界Bが定義されているとしよう。境界の内側の空間はいくらかの体積を持っている。古典的(非量子的)な物理学によると、この体積の値はどのような正の実数にもなりうる。しかしループ量子重力理論によると、体積には絶対的な最小単位があり(およそ1立方プランク長=10^-99cm3) 、より大きな体積もこの最小単位に制限されて離散的な値しかとれない。同様に面積にも最小単位があリ(およそ1平方プランク長=10^-66cm2)、面積の値も離散的になる。面積と体積について許される量子状態の離散スペクトル(グラフの左と中央)は、水素原子の量子工ネルギー準位(右)とよく似ている。


1980年代半ば、少数の物理学者が量子力学と一般相対論の統合に再挑戦した。L.スモーリン、アシュテカ、ジェイコブソン、ロヴェッリらで、標準的な手法によって両理論を統合する可能性を改めて吟味しようと考えた。そこで、空間が滑らかで連続しているという仮定を置くことなしに計算を実行する道を探った。特に、一般相対論の2つの重要な原理を計算の中核に据えた。

 1つは「背景独立性」である。この原理は時空の幾何構造が固定したものではなく、絶えず変化する力学的な対象であることを意味する。時空の幾何構造を知るには、物質とエネルギーが及ぼすあらゆる効果を含んだ一連の方程式を解く必要がある。ちなみに、いま定式化が進んでいる超弦理論は背景独立ではなく背景依存であり、古典的な時空構造(非量子的な時空構造)があらかじめ存在するとしたうえで、弦を記述する方程式を組み立てている。

 2つ目の原理は「微分同相変換不変性」である。これは背景独立性と切っても切れない関連がある。時空とその方程式を表現するうえでどんな座標系を選んでも構わないとする原理で、一般相対論で初めて採り入れられた。時空の一点は座標値によってではなく、そこで物理的に起きている事柄のみによって定義されると考える(特別な座標系は存在しないので)。微分同相変換不変性はとても強力な原理であり、一般相対論の重要な基盤になった。

 この2つの原理を量子力学の標準的手法と注意深く組み合わせ.空間が連続的か離散的かを計算によって見極める数理的方法を編み出した。その結果、空間が量子化されていることが明らかになった。ループ量子重力理論の基礎ができたのである。「ループ」という言葉は、この理論計算が時空の中の小さなループ(閉曲線)に関連することに由来する。

 この理論は最小スケールで見た時空構造についての量子論だから、この理論の機能を説明するには、小さな体積の領域について理論が何を予言するかを考える必要がある。量子論でこうした考察を行う際には、どの物理量を計測するかを正確に特定することが重要である。そのため、1つの境界「B」によって区切られた領域を考えた。この境界は鉄製の殻など物質によって定義されたものでもよいし、ブラックホールの「事象の地平面」のように時空の幾何構造そのものによって決まるものでも構わない(事象の地平面は、ブラックホールの重力にとらえられて光さえもその内側から脱出できなくなる境界面)。

 こうした領域の体積を計測すると、どうなるだろう。量子論と微分同相変換不変性の両方を満足する結果とは、どんなものになるのか?

 もし空間の幾何構造が連続だとすると、あらゆる大きさの領域が存在しえて、計測結果はどんな正の実数にもなりうる。つまり、領域の体積を限りなくゼロに近づけていける。しかし幾何構造が離散的なら、計測結果は飛び飛びの値にしかならず、それ以上は小さくできない最小の体積が存在することになる。

 この問題は原子核の周りを回っている電子のエネルギーを問うのと同じである。古典力学では電子はどんな量のエネルギーも持ちうるが、量子力学ではいくつか特定の値しか許されない(中間的な値にはならない)。この違いは、水の流量を測るのに、水を連続体ととらえる19世紀的な考え方に立つか、それとも水を構成する原子を1個ずつ数えるかの違いだともいえる。

 ループ量子重力理論によると、空間は原子の集合体に似ており、体積の測定結果は飛び飛びの離散的な値にしかならない。空間領域は特別の離散的な体積を持つ塊として現れる。境界Bの面積はどうか。ここでも同理論に基づく計算結果は明快で、境界面の面積も離散的な値になる。つまり、空間は連続ではない。面積と体積には特定の量子単位がある。

体積と面積が取りうる値は「プランク長」という単位で測られる。この長さは重力の強さと量子の大きさ、光速に関連しており、空間の幾何構造がもはや連続的に記述できなくなる距離の目安となる。プランク長は非常に小さく、10^-33cmである。最小の面積はプランク長の2乗で10^-66cm2, 最小の体積は同じく3乗で10^-99cm3 となる。

 1cm3の空間に“体積の原子”が約10^99個も存在するわけである。この体積量子は非常に小さく、1cm3中に10^99個という数字は観測可能な全宇宙に体積1cm3の立方体をびっしり詰め込んだ数(10^85 個)を上回る。


太陽系創生の秘密 「宇宙創造神話とは?」

2013年02月08日 | 太陽系

 太陽系創生の秘密「シールドされた時空間に存在する太陽系」では、約3億6000万年前にすでに現代の運命が決定付けられてしまった可能性について述べました。
しかし、実際には12万2000年前に犯した「ヘマ」のために、3億6000万年前だけでなく太陽系の創造されたとされる頃に遡ってシールドを張ってしまっているようです。
なぜ、ここまでする必要があったのでしょうか。

***
 今から12万2000年前、JUMUは10キロメートル級の巨大隕石が地球に接近していることに気がついていませんでした。
それは明らかに職務怠慢と責められても仕方のない、とんでもなく迂閥な行為でした。
JUMUが気がついたときはすでに地球への激突は避けられない状態にありました。
唯一出来たことは被害を最小限にとどめるため海に隕石を落とすことでした。
先ほども書きましたがこの隕石跡が現在のユカタン半島にある痕跡です(当時は海の中でしたが現在は半分半島の一部に隆起しています)。
 この時、海の生物の9割が絶滅、陸上の生物も8割近く、人類は完全に絶滅しました。
いまからわずか12万年前にこの地球上で「大絶滅」があったのです。
考古学者は数億年も前の地球の歴史を振り返り、そのころに「生命の大絶滅」が少なくとも5回はあったはずだとしています。
しかしわずか12万年前にその大昔の「大絶滅」に匹敵、もしくは越える「大絶滅」があったのです。
12万年前といいますと大昔のように思えますが、億年単位の過去に比べますとほとんど「最近」の出来事なのです。
***

 実際に、10キロメートル級の巨大隕石が海に落下したのであれば、地球は大洪水と隕石の衝撃で陸海の生物は絶滅したことでしょう。
では、なぜその「最近」の「大絶滅」というとんでもない事件の痕跡が、この今の地上に残っていないのでしょうか。
隕石落下の痕跡が残らない方が「オカシイ」はずです。

***
 実はこの12万2000年前、つまり隕石落下と同時に地球にポールシフトがあったのです(シフト角は4度でした。シフト前の地軸の角度は19度でした。今は23・4度ですから少し合いませんが、これは「それくらいのブレは常にある」という事らしいです)。
このため隕石とポールシフトによる天変地異が混ざり合い、地上はシャッフルされ隕石の痕跡はほぼ残らない状態でした(ですから実質この時の大絶滅は史上最大近くかもしれません)またJUMUは隕石の痕跡を古く見せる操作をしております(これは彼らにしてみればかなり簡単なことのようです)。
***

 確かにポールシフトが同時に起こっていたとすると、地球表面のすべてが「泥の海」になってしまい、隕石落下の証拠も消えてしまうかもしれません。
これでは、約6500万年前(白亜紀)の恐竜の大絶滅と同じではないでしょうか。
 しかし隕石の落下とポールシフトが同時に来るとはあまりにもタイミングが良すぎるのです。

***
 結果「ごまかすためにポールシフトをやった」とJUMUが認めています。
ポールシフトをやるということは太陽系全体の問題です。
JUMUの都合のため彼らは太陽系全体を動かしていました。
JUMUは地球のみではなく太陽系も管理していますので出来ないことはないのですがそれにしてもちょっとあきれてしまいます。
JUMUの上層部の発言です。
「地球は太陽系にとって希望の星、とりあえずクリアになるのなら」という心境だったようです。
***

 JUMUは12万2000年前にミスを犯していながら、「時間」という「因果律」まで侵しています。
すなはち、約3億6000万年前と太陽系創世時期、そして約6500万年前(白亜紀)の恐竜の大絶滅までをも引き起こしていたのです。
無かったはずの「恐竜の大絶滅」は、時間の「因果律」を侵すことで、人類の形成(DNA遺伝子)に重大な影響力を及ぼしたことでしょう。

***
 引き金は隕石でした。5キロメートル級のが2個、メインの10キロメートル級が1個ほぼ同時に落ちています。
10キロ級は海に、5キロ級の2個は陸上に落下しています。
10キロメートルの隕石の跡は、現在推定されているメキシコのユカタン半島のものとは違います。
これは非常に新しい隕石跡で、JUMUの怠慢から起こった事故でした。
まだその痕跡は発見されていませんが、ロシアのツンドラ地帯に残っていて、やがて鉱物資源の試掘作業の時見つかるはずです。
 さて白亜紀の絶滅に戻ります。
陸上に落ちた5キロ級の一つの隕石は人間が住んでいた大陸に落ち、その大陸の半分が消滅しています。
10キロ級の隕石は海に落ち、海洋生物は甚大な被害を受けています。
 この白亜紀の絶滅は5大絶滅の中でも最大の規模になりました。
それはそうあるべくJUMUが実行したからです。
地上の生命はほぼ根絶やしにされました(小さな爬虫類は少し残りました。植物はコケがかろうじて残っている所もありました)。
海には海底を這う生物(貝やサンゴ)かクラゲくらいしか残っていませんでした。
逆にいいますと「そのくらいは残した」という事がでてきます。
 「根絶ではないということ・反映をきっぱりと断ち切るのもまた違う」
この絶滅の後地球が復興するのは約1万年後になります。
***

 ここまで読まれて、気づかれた方も居られるでしょうが、この12万2000年前に「因果律」を侵して、太陽系創造という遥か以前にまで遡って太陽系を変動させています。
そして、この太陽系に「シールド」を張ったために、現代物理学では最初に「ビッグバン宇宙論」ありきで、137億年前に始まった宇宙創造神話を信じきって今まで来ています。

 この宇宙の神秘について、答えを出すことが出来るのでしょうか?


太陽系創生の秘密「シールドされた時空間に存在する太陽系」

2013年02月07日 | 太陽系

ここのブログで紹介させていただきました-- 太陽系創生の秘密-- について、解説を交えて書き進めたいと思っています。

 そして、私がこのブログで一番知らせたかった内容でもあるのです。

私にとって、この「宇宙全史1」という書籍のなかで述べられている内容は、実に驚きの連続でした。
しかも、序文には、次のように書いてあります。(本からの掲載は「***」の記号で囲みます)

***
 私たちは囲われた、シールドされた時空間に存在する太陽系の地球という惑星に住む存在です。
そのシールドは銀河系の大きさ(直径10万光年)を持ちますが、その中には太陽系以外のものは何も存在しません。
私たち人間は何らかの理由でその中に閉じ込められ、その中である一定の水準に達するまで地球という惑星の中で学びを求められている存在でもあります。
地球という惑星は私たちが想像するよりもかなり特殊な存在です。
それはある意味実験の星でありゴミの星でもあります。
***

 この情報は、本の中では「銀河団」と言われているところからの情報でした。

***
 この組織はUMU(オーム宇宙管理局)のすぐ下にある組織でJUMU(地球管理者)とUMUの問の中間組織のようなものです。
銀河団そのものの存在がわかったのはごく最近でした。
それまではこの宇宙の管理者はUMUとJUMU(これは地球特定ですが)だけだと思っていました。
ですからまだまだ本当の姿はつかめていません。
何故、銀河団という名称なのかもわかっていません。
この宇宙にある銀河(星雲)がたくさん集まってある程度の固まりになっている姿を「銀河団」といいますが、少なくともそれとは関係ないということだけは分かっています。
序文で書いておきました太陽系のシールドはこの銀河団がやっています。 
***

 この宇宙にはこの銀河団と対抗する[反銀河団」という組織があります。

***
 この宇宙全体で銀河団と反銀河団はその支配領域において生命の「経験値」を競い合っています。
「経験値」もしくは「魂の重さ」とは魂がどういう進化をしたか、その程度と濃さを計ったものをいいます。
どれだけ純粋に物事を突き詰めたか、どれほど深く愛に献身したか、面白く人生を生きたか、ダイナミックな冒険をしたか、新しい発見をしたか……等々その管轄の魂たちの「経験値」でポイントを競っています(もう少し詳しくいいますと、魂の重さ・波動・情報量・習熟度・熟練度・経験値・波動の細かさ・軽さ・軽やかさ……等々です)。
銀河団と反銀河団はお互い実力は括抗していまして、支配領域も双方括抗しています。
***

 何故、銀河団は太陽系にシ-ルドをすることになったのでしょうか。
そして、この謎を解明することが、今の現代物理学に託された最大の課題なのかもしれません。
それが、我々の認識している太陽系の創世とも密接に関わっていようとは思ってもいませんでした。
JUMUのヘマとは一体なんだったのでしょうか。

***
 JUMU(地球管理者)が愚かなへマをしでかしたものですから反銀河団からの干渉を避けるために太陽系にシールドを張っていたのです。
シールドするのを決めたのはポカがあった約3億6000万年前ですが、さかのぼって太陽系創世のときに実行しています。
 宇宙全体をフィールドにして双方競っていますがポイントポイントで集中して競う場所があります。
それがこの宇宙にある9個の物質体である惑星です。
9個の惑星にこの宇宙のすべてが集約され、そこでの魂たちの経験値が宇宙の成果を決定するのです。
そして9個の惑星のうちお互いが4個ずつ受け持ち、残りの1個を交代で管轄します。
その1個が地球なのです。
そして今回地球を受け持っているのが銀河団というわけです。
今のところ8個の惑星ではお互い勝敗は5分5分のようですので、地球の結果が勝敗を決めるようです。
***

 仮に、シールドするのを決めたのはポカがあった約3億6000万年前ということは理解できたとしても、なぜに太陽系創世のときにまで遡ってしまったのでしょうか。
「ビッグバン」によって宇宙が始まった時が137億年前になってしまうような観測結果が、この時の「ヘマ」であるとしたら、約3億6000万年前から我々の運命が決定付けられた事に成ってしまいます。
しかし、この頃は人類の時代ではなかったため、魂たちの経験値には関係がないはずです。


太陽系創生の秘密

2012年03月23日 | 太陽系

 それでは宇宙創生の秘密から追ってみることにします。

 私たちの太陽系は最初から銀河のこの位置(端っこ)に作られました。
基本的な用途は地球(地球という実験の惑星、ステージ)を作るために太陽系というグランドが作られました。

 1977年に打ち上げられた惑星探査船ボイジャー1号、2号は太陽系惑星の探査という本来の目的を終え現在太陽系の果てを旅立とうとしています。
このままいけば太陽系を完全に離れ、運良く近くの恒星系の引力に捕まらなければ無窮の時を経た後、はるか遠くの星雲や星系にたどり着くことができるかもしれません。
ボイジャーにはそれぞれ金属製のディスクが格納されており、そのディスクには人類の存在を示す情報が記されています。
科学者たちはどこかに存在する知的生命体がいつかそれを発見して人類の存在を知り、あわよくばコンタクトを取ってくれるかもしれないという夢と期待をディスクに込めたのでした。

 しかしその夢は永遠に果たされることはないのです。
ボイジャーは何もない漆黒の闇を旅し、早くて1億年かけてある空間にたどり着きます。
そこはサルガッソー海域(バーミューダ島の近くにある魔の海)のような宇宙の吹き溜まりになっている空間です。
ボイジャーはそのゼリー状の空間で立ち往生したままその生涯を終えるでしょう。
そこから先はないのです。
そこから先の存在がないのです。

 私たちは囲われた、シールドされた時空間に存在する太陽系の地球という惑星に住む存在です。
そのシールドは銀河系の大きさ(直径10万光年)を持ちますが、その中には太陽系以外のものは何も存在しません。
私たち人間は何らかの理由でその中に閉じ込められ、その中である一定の水準に達するまで地球という惑星の中で学びを求められている存在でもあります。
地球という惑星は私たちが想像するよりもかなり特殊な存在です。
それはある意味実験の星でありゴミの星でもあります。

 私たちが生存するこの宇宙には名前があります。
私たちはたとえ閉じ込められているとしても、その外には私たちの太陽系を含む銀河系があり、その銀河星雲を包括する銀河団があり、またその銀河団を構造体とする大規模構造の宇宙があります。
それをオーム宇宙といいます。
存在の中にはこのオーム宇宙のような宇宙が数限りなくあります。
いまとりあえずご説明しなければならないのは、この私たちのオーム宇宙の中には私たちと同じような学びをする惑星が私たちを含めて9個あります。
そしてここが問題なのですが、この宇宙で「物質体」であるという存在はこの9個の惑星だけなのです。

 皆様方は夜空の星を眺めて、あるいは天文学者なら望遠鏡で太陽系外の星を観測して、それを地球にある物質と同じ元素記号でできた物だと思い込んでおられますが、それは間違っているのです。
この宇宙で私たちと(ほとんど)同じ物質という形で存在する星は、9個しかないのです。
つまりほとんどゼロに近いのです。
それではあの夜空に見える星々は一体何なのでしょうか。

 私たち以外の存在……夜空の星々はすべて私たちとは異なる波動を持つ物質体なのです。
それでは「異なる波動を持つ物質体」とはどういうものなのでしょうか。
今分かりやすくするために「物質体」と申し上げましたが、実は「物質体」の方が特殊な存在で、本来ある形態は魂魄(エクトプラズム)という形の様々な波動の在り様なのです。
そういう言い方のほうが普遍的かもしれません。
しかし本来は「魂魄」も物質に近い租い波動のエネルギーを指すものですから、あまり正確とはいえないのですが、私たち人類は直接それを指し示す言葉を持たないのです。
造語すればよいのでしょうが、あまり複雑にしたくないのでなるべく既存の言葉で対応してまいります。

 今、私たちが生存する物質世界以外の世界は、異なる波動を持つ魂魄体として存在します。
そしてその存在は実は私たちがすでに幽界、霊界、あるいは神界と呼称して来ていた「あの世」と同じレベルの者なのです。
神智学的に申しますと、アストラル体、メンタル休、コザール体等です。
なんと呼んでもいいのですが魂魄波動という難しい字を使うより「物質波動」の方がとりあえず今の人類にはわかりやすいのでこの本では物質波動で統一します。

 そういたしますと太陽系の外はすべて霊界もしくは幽界、神界なのでしょうか。
結論から申しますとそうなのです。
しかし霊界や幽界を私たちは見ることができません。
なのになぜそれと同じ存在である太陽系以外の宇宙の星々が私たちの目に見えるのでしょうか。
それはそういうように操作されているのです。
この私たちの世界は物質波動の周波数が250~450レベルという帯域に設定されております。
つまり、その範囲のものを見ることはできますが、それ以外の波動領域のものは存在しても私たちの肉体では見ることも感じることもできません。
そして太陽系の外の宇宙から来る光は600レベルのものまでを上限として、この世界の基準に合わせて変換され私たちの目に届いています。
ですから私たちは夜空の星々を見上げている時(変換はされていますが)霊界や幽界を見ているのです。
そしてこの変換回路は光だけではなく、重力や磁力、その他の真空伝達要素のほとんどをこの基準で変換して私たちに届けています。

 現在天文学者の間では、ダークマターといわれる「宇宙暗黒物質」が重要視されています。
天文学者たちは私たちが目で観測する(電波でもいいのですが)宇宙には、いまだ観測しきれていない物質が見えているものよりはるかに多いことを予測し、実際に観測もしております。
目に見えない観測できないものをどうやって観測したのかと申しますと、光(電磁波)は観測できないのですが、重力は観測できる(という前提の下に)観測してみたら……実際に結果が出た(ダークマターが観測できた)……ということです。
ですから、この観測結果も(重力は観測できる)という前提の下に出た結果ですので、部分的なものといえなくもないですが、それでもある程度の事実の解明は果たしているものと思われます。

 これは宇宙の中の物質波動レベル200~600レベルまでの物の中で更に今の私たちのレベルでは感知し得ない何かということなのです。
つまり、ダークマターは「宇宙における物質以外の存在」……つまり幽体や霊体がその正体だと単純に思ってしまいそうです。
しかし実は物質波動レベルが私たちに見える範囲のもの以外のものは、まったく感知しない(重力も)ということです。
重力による観測結果であるダークマターの存在は、明らかに目に見える範囲の存在の中の「いまだ感知し得ないもの」なのです。

 このオーム宇宙全体の質量と私たちが観測可能な領域の質量の比は重力が関係する以上、対比は不可能ということになります。
その行き詰まりを打開するためには、別な角度から対比する必要が生じます。
つまり、地球における物質の質量というものが、この宇宙では決して普遍的なものではないということだと思います。
それでは、「質量」という要素がから「エネルギー」(相対性理論では同じもののようです)という要素に変えて対比させると

 1対10000でした。

 つまり私たちが見ている宇宙の1万倍のエネルギー(質量)が、いまだこの宇宙には隠されているのです(それ
でも宇宙全体ではなく、領域が限られた範囲の質量なのです)。


 さて太陽系はどのように創造されたのでしょうか。

 太陽は今から4579億年前に創造が始められました。

 ほぼ今の太陽の位置に最初ホワイトホールを出現させ、そこから他の世界から集めた物質を放出し10キロメートルほどの大きさの黒い塊を造りました(ホワイトホールとは空間に開いた穴のような存在で、穴の先は私たちの宇宙とは別の世界、もしくは同じ宇宙の離れた空間になっています)。
ちょうどブラックホールの出口のようなものとお考え下さい。
今の科学ではブラックホールとホワイトホールは入り口と出口と思われていますが、実際はその両方を同時に備えた奇妙な構造を持っています。
別の宇宙から持ってこられたエネルギー(形態としてはエネルギー状態で運ばれてきます)が、ホワイトホールの吐き出し口の前段階で私たちの宇宙空間になじむように物質体に変換され、ホワイトホールから吐き出されます。
太陽の場合、この塊は非常に重い比重の塊で、約55程の比重がありました(重い鉛で11程ですから相当重いものです)。
ホワイトホールとブラックホールは各宇宙間の循環サイクルのパイプ役をしていまして、常にあらゆる宇宙とつながりエネルギーの循環システムを構築しているのです。
また単なる循環ということだけではなく、星はすべて基本的にこういうやり方で作られているようです。

 そこに周りにあった宇宙空間の塵やガスが集まってきます。
中心にあるホワイトホールからは物質が供給され続け、周りの宇宙空間からは集塵をし続けて今から547億年前太陽はある一定の大きさと質量を持つことで核融合を始めます。
つまりそれまでは黒い塊に過ぎなかった星が輝きだしたのです(太陽が核融合を始めた瞬間ホワイトホールは撤収されています)。

 太陽の誕生でした。
それにしても太陽が輝きだすまでは4000億年以上もかかっています。
あまりにも長すぎると思いますが、「創世のリズム」というのが厳然としてあり、早ければいいというものでもない。
ただ時間に関しては人間時間に変換してあるだけで、逆算したらそうなったという形である。
それをどう感じるかは人類の問題なのでしょう。