真実を求めて Go Go

今まで、宇宙についての話題を中心に展開してきましたが、今後は科学全般及び精神世界や歴史についても書き込んでいきます。

「次元の解明」 そして 「時間とは」

2015年02月23日 | リザムの宇宙

 今回は、前回に何もふれずに残しておいた、図2に関しての話からスタートしていきます。この原図を見た時に頭の中に浮かんだことは、円と軸となる直線を書き込むことでした。そして当然のごとく、前回説明しました「双軸トーラス」と同じ発想で書き入れています。

 ところが、この図に円と直線それに実軸と虚軸を書き入れて、私の思考経路が完全にストップしました。

 「これは何かが違う」

 そこで、このクロックサークルが、私にトーラスとは違った世界を知らせるための暗号に感じてきました。この様に思いましたので、インターネットで別のクロックサークルを探しました。その時、見つけ出した写真映像が、2009年に出現したという下に示す図1になります。

クロックサークル3
図1: 東ケネット、英国

 この図1は、見てわかるように太極図を180°回転させています。しかし太極図同士は接触していません。それと、上と下にこの二つの太極図を合体させるなさい、と思えるような感じの印が示されています。
 これを見た瞬間に、前回の図に書き込んだ直線とその軸の意味が、間違いであったことに気付かされたのです。このことを伝えたかったために、あえて原図ではなくて、前回の思考過程の残された図にしました。

 そして、この図1には私にとって「ヒントとなる言語」が隠されていました。その「ヒントとなる言語」が有って初めて、私たちが住んでいる、銀河系、太陽系そして地球へと繋がる過程が見えてきました。その先には生命を育む生物やその他の物質、そして究極の素粒子へと繋がっていました。

 今回も前置きが長くなってしまいましたが、こんな私の発想が、今までの数学的追求から物理学的追求へと繋がっています。

 では、物理学的な世界へと突き進んでいきます。まず最初に行ったことは、クロックサークルで示されていたように、二つの「オイラー」「マツイ」の空間を実軸同列に並べることでした。その図が下の図1です。

転倒空間比較2
図2:実数複素空間と虚数複素空間の領域

 この2つの複素空間を「Ⅰ」の領域に設定することで物質中心の宇宙が出来上がります。すなはち、右側の球体を「左側球体」の奥に移動させ合体させます。すると「ⅠとⅣ」、「①と④」が合体した立体が出来上がります。
 この方法を使うともう一つ「ⅡとⅢ」、「②と③」でも同様の空間が出来ます。

 しかし、これだけでは空間を作っただけで固定されてしまい動きがありません。なぜなら、実空間を虚軸の頂点から眺めてみると分かるのですが、実軸平面の中心とその外円部に特異点があるだけで実軸平面はプラス(+)とマイナス(―)が相殺されています。ここで創った空間を実空間(3次元空間)、あるいは「我々の宇宙(大宇宙を含む)」とします。

 では、この空間が動き出すためにはどのような操作を加えると良いのでしょうか?

 下の図3を見てください。この図には上に書いているように全部で4つの領域が示されています。この図3から分かりますように図3の左側の図を虚軸の頂点から実軸平面のマイナス45°とプラス135°の直線に沿って切断した図面になっています。
 この平面を中心として球体を4個創造しています。そして、この球体を回転させることで、「時間」を作り出しているのです。だから、この図3の「Ⅰ」の領域と「Ⅳ」の領域が複素共役の関係として認識出来ます。 

8複合空間2
図3:「Ⅰ」の領域は我々の宇宙

図3の緑色の円(球体)を見てください、図で分かるように緑色の円は、青と赤の実数複素空間(左)と虚数複素空間(右)の領域とは隔離された状態にあります。ですから、例えば「Ⅰ」領域の水色で囲まれた球体は大きくもなり小さくもなることが出き(この図の球体が最大の場合です)、無限の球体を創ることが可能となっています(ただし球体は中心軸と実軸に接している)。すなはち、多世界宇宙にもなり得ると言うことです。これと同様に、この図では4個の球体しか表してはいませんが、後4個の球体もあります。
 
 それと、この宇宙を理解するために、もう一つ重大なことがあります。それがこのブログ「複素球体を八つの領域に分断する」で紹介した「次元の動画」の世界でもあるのです。

 それに加えて、緑の円の中心となる特異点の位置から「1/2」離れた場所に原点(中心軸)を定めていることです。そのため、特異点側をマイナス無限大、実軸の円周側をプラス無限大とすることが可能になっています。

 このことは小さい側では、素粒子、もっと小さくなるとプランク定数という特異点にまでなります。
 反対に大きい側では太陽系、天の川銀河そして、大宇宙という138億年前、突然に特異点がインフレーションを起こし、ビッグバンによって宇宙が始まった、といった解釈が成り立つ空間でもあります。そして、この限られた空間の実軸との接点もやはり特異点になります。

 しかしこの実軸自体は、+・-の「打ち消された」軸に無理やり「1/2」の場所を原点(0)としています。ですから、当然この実軸には射影された空間としての意味が持たされています。それが、+・-の「打ち消された」軸にプラス側の虚数3次元とマイナス側の虚数3次元が折りたたまれたことを意味します。

 それが、余剰次元の6次元です。この6次元に「領域1」のx、y、z座標の3次元(複素空間では2次元平面に折りたたまれている)が加わり、さらに宇宙を動かすために時間を伴う回転の1次元(左右の回転を別にすると2次元)となります。

 話が長くなりましたが、時空の次元数をまとめると、6+3+1or2=10次元or11次元になるのです。

 この10次元、あるいは11次元での研究が超重力理論・超ひも理論や、この両者を含めたM理論あるいはブレーン理論として、世界の優秀な天才物理学者が競い合って研究を重ねているのです。


 今回で、時空構造について語れるようになってきました。どうしても多次元、特に虚数体系の余剰次元に関しては複素空間(ここでは複素領域)を理解するしか方法がない所まできています。

 今までも、ここのブログの場で、時間と空間に関しての話題を多く載せてきました。そして、上にも書いていますように、やっと10次元・11次元を視野に入れた現代物理学の話題、特に超ひも理論やDブレーンの話題にも挑戦して書いていきたいと思っています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿