仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

読書録 2024年6月上旬

2024-06-10 21:22:00 | 読書録(備忘)
『明治文学小説大全』 (全50篇)より6月9日『破戒』 (島崎藤村)明治39年(1906年)3月再読。中学時代に初めて読んで以来約半世紀ぶり。近代文学史上、いわゆる自然主義の代表作といった位置付けにある。冒頭の「蓮華寺では下宿を兼ねた」を読んで、冒頭の一文とその作品名と作者名を結びつける問題があったのを思い出した。高校入試の模擬テストだったかな。表記は歴史的仮名遣い。残念ながら漢字は略体字。中 . . . 本文を読む
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