Solaも飛べるはず

きっと今は、自由に・・・

8・15 郡上・白鳥おどり(2)

2009-08-20 | 旅紀行
郡上から帰ってから、いろいろな人に郡上・白鳥おどりのことを説明するのだけど、なかなか一言で表すのは難しいです。

いわゆる昔ながらの盆踊り。
よさこいや阿波踊り、野球拳みたいな、連を作って踊りを競い合うのとは違います。
かといって、広いところで輪をつくるわけでもなく、町のいろんな四つ辻などで、長い輪になって踊るんです。

真ん中の屋台の上では、ずーーーっとお囃子が演奏されていて、ただそれに合わせて、決まった形の踊りを踊り続けるだけなんだけど、一曲終わってもまた踊りたいというか、休みたくないというか、もっと言えば何時間踊ってもそんなに疲れない、ある種のトランス状態で踊るわけです。

だから、「ちょっと踊ればいいや」」などと考えて、気楽に参加しても、気がつくと1時間以上経ってた!ということがあるんですよね。

地元の人たちは、これを毎晩のように繰り返すんだけど、それでもちっとも疲れないんだよねー。むしろ、踊り続けるのが気持ちいいというか・・・。
もしかしたら、毎晩ジョギングかウォーキングでもするような感じなのかなー?

この感覚は、郡上に移り住んで、毎夏経験して初めて分かるものかもしれない。
郡上の博覧館で、踊りを教えてくださった「あつさん」という女性は、郡上踊り好きが高じてここに移り住んで来られたのだとか。
そこまでする!?って感じだけど、ちょっと分かるような気もします。


ところで、まず郡上での踊りの時、きっと暑くなるだろうと予想してタンクトップを着て行ったんだけど、完全に失敗でした。
それは、人気の「春駒」という踊りを元気に踊っていると、二の腕の振袖がプルプルと激しく揺れて、めっちゃカッコワルイ。

今度行くときは、二の腕が見えない格好で行かないと。
っていうか、いずれは浴衣で踊りたいな。

それから、この日の郡上は、昼間はうだるような暑さだったのに、夜はけっこう寒くて(天気予報では18度)、凍えそうだったんです。
だから、白鳥に帰ってから急いで宿でお風呂に入って体を温め、長袖に着替えてから踊りに出掛けました。

白鳥の駅前おどり会場では、持参した下駄を履いて踊ったんだけど、これは正解。
白鳥おどりは、下駄の音が重要な役割を果たしていました。
まるで、和製タップダンスみたい。そして、この音がとっても心地よかったのですよ。

ただし、やっぱり郡上1時間、白鳥1時間半、計2時間半も踊ると、足首やふくらはぎが痛くなってしまいました。
身体自体はそんなに疲れてなくて、踊りが終わる午前4時まで踊れそうだったのに。(郡上は午前5時まで)


それから、郡上おどりは10曲。白鳥おどりは7曲ありますが、郡上と白鳥では踊り方も曲も歌詞も違います。
郡上おどりは3年目だし、お昼に教えてもらったこともあって、だいぶ踊りが分かってきたけど、白鳥はちょっと難しいのもあったので、きっと次回踊れるようになってリベンジしたいと思います。


とにかく、楽しかった!
帰りに乗った長良川鉄道も、眺めが素晴らしく、見なきゃもったいないと思って、運転席の真横に陣取って、鉄道好きなちびっ子たちと一緒に興奮していました。
長良川の風物詩「鮎釣り」の人たちを眺めるのもとてもよかったけど、私が一番興奮したのは、古めかしい(昭和初期?)トンネルをくぐるときです。単線なので一両通るだけの小さなトンネルは中に照明ももちろんなく、それがスリリングで楽しかったです。何度もトンネルが現れるたびに心の中で「おおーっ!」と声をあげていました。

実は、この後、うちに帰ってから(11時過ぎ)何気なくつけたテレビのBS1で、『木造駅舎の旅スペシャル』みたいなのをやっていて、またまた心を奪われてしまいました。
長良川鉄道の各駅の駅舎も、これから紹介されるらしいので、きっと私のことだからハマッてしまうと思います。
新しい楽しみができたわ!ウレシイ!






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2 コメント

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お楽しみいただけましたか? (Atu.)
2009-08-20 18:49:52
偶然見つけてしまいました!
先日はご来幡下さってありがとうございます。
博覧館のあつです。
年中仕事で踊っているとはいえ、やはり夏は特別。
そして、このように見知らぬ人と踊りを介して出会えるのも、郡上の夏の幸せなのです。
素敵な出会いをありがとうございます。
どうかまた、故郷が一つ増えたと思って遊びに来てくださいね。
さて今夜は、八幡の宗祇水神祭と白鳥の貴船の拝殿をハシゴしてきます。
貴方もどうか残り少ない夏を楽しく元気にお過ごしください!
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コメントありがとうございます (sola)
2009-08-20 22:18:00
あつさん!!
ようこそお越しくださいました。
とてもうれしいです。

あつさんの名前をどうやって知ったかと言うと、「白鳥おどり」で検索していたら、おどりコンクールの優勝者が写真入りで紹介されていて、そこで見つけたのです。
素晴らしい方にお会いできたんだなあと、感動しています。

ブログの中で実名で紹介してしまってすみません。でも、おかげで、こうしてネット上でお会いすることができました。

あの日は8時から郡上八幡、その後白鳥でおどっている間中、あつさんにお会いできないかと、ずっと探していたんですよ。それほど、私たちはあつさんの踊りに魅了されてしまったのです。

郡上も白鳥も、本当に素敵なところですね。あつさんが移住なさったのも、共感できます。

また、きっとお訪ねしますので、その節は白鳥おどりの「世栄」と「猫の子」を、教えてくださいね。

今後のご活躍を遠く四国・松山からお祈りしています。
また、いつかお会いできますように。
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