ルフィかのごとく拓也さんが
「スタジアムバンドになる!!!」と宣言した翌日。
アリーナツアー4公演中の4公演目。
『AlterGeist0000 ARENA TOUR 2025』 4/19 大阪
ツアーファイナル。
メジャーバンドばかり見ていると2箇所4公演なんて「それツアーなの?」って思うかもしれない。
以前の私ならそう思ってたかもしれない。
でも、彼らのシーンであったり、彼らの立ち位置を知るとアリーナを4公演するのは大きなことで。
だからこそ、その4公演は濃くて意味あるものなわけで。
っていうか、私…結局3公演行ってるやん
これには深くて浅い訳があって(笑)
1月。4月以降の仕事がどうなるか分からなかったので、とりあえず大阪初日をFC先行で取って。
2月。ちょっと鬱鬱とした日々を過ごしていたこともあって、「行っちゃうか!」てな感じで横浜初日をAL封入先行で取って。
「これで十分かな」と思っていたら。
拓也さんがインライで
「1日目と2日目でセトリ変えるから」
私「ええっ!?まじか」
というわけでオフィシャル2次(だったかな?)で大阪2日目を取って。
気づけば3公演になってた、というわけです。(浅いw)
まーね、彼らのライブを席ありで楽しめる機会も貴重だし。
私自身いつまでライブに行けるかわからないしね。
まさに「推しは推せるうちに」の精神。
大阪2日目はスタンド席。
横浜初日より全体が見渡せる席で、とてもイイ感じでした。
思いつくままに感想を。
【セットリスト】
01.Bitch!!
02.DIKIDANDAN
03.BUG
(MC)
04.BLACK MEMORY feat.HYDE
05.ワガママで誤魔化さないで
06.OD
07.SODA
08.GET BACK
09.UNDER and OVER
(MC)
10.愁
11.A-E-U-I
12.PSYCHOPATH
13.Saivor of My Life
(MC)
14.狂乱Hey Kids!!
15.カンタンナコト feat.SKY-HY
16.DUNK feat.Masato
17.Red Criminal
(MC)
18.5150
19.See you again
(encore)
(まさやんショッピング)
20.YELLOW
初日と違うのはピンクのところ。
『Bitch』『BUG』『DIKIDANDAN』ですでにオーラルワールド。
BUG終わったとき、「ん?まだ2曲目?」と思わせる会場の熱気と一体感。
拓也さんの煽り方とか演奏の激しさとか…
やっぱあれは短時間で魅了させないといけないフェスを何本も経験しているバンドだからこその技、というか術というか。
そしてひとつめのMC。
山「最近“ありがとう”のイントネーションが”ありがとう⤴”ではなく”ありがとう⤵”になってるんちゃうか?東京に染まったんちゃうか?と言われたりしますが。笑」
山「知ってる人も多いと思うけど俺、関西帰ってきてますから!”ありがとう⤴”って言うから!」
拓也さん、東京離れて関西に戻ってきたのね。話の流れを総合すると…大阪っぽいな。
だけど…たぶん誰も「東京に染まった」とは思っていないような…
関西の兄ちゃん感めっちゃあるもん(笑)
で、この話があったからではないと思うけど、この日は曲終わりとかなにかにつけて「ありがとう⤴︎」って言ってたなぁ(しみじみ)
山「今日来た人、ラッキーですね。ヤバイっすよ。…ちょ…俺もサングラス外してうしろ置いとこ」
客「え?なに?なに?」
『BLACK MEMORY』…HYDE登場!!!
客「ぎゃーーーーーー!!!」
横浜2日目ではこの曲でマイファスのHiroがゲストきてたからHiroが来るんだろうと(私は思ってた)
まさかのHYDEで。
HYDEは拓也さんの憧れの人。
すごいね、小学生中学生の頃に聴いてたバンドの憧れの人と今、同じステージに立ててるなんて。
夢あるよねぇ。
で、HYDEはどうだったかというと。
やはりオーラがある。第一声を発したとき会場沸いたもん。
歌詞飛びはあったけど、
山「あちこちに歌詞貼ってたけど、あの人ほとんど見ずに歌ってたな。こんな後輩の曲を」
って。
あーーーそれはカッコエエな。
『ワガママ~』では拓也さんのタンバリン姿も拝めたし
『OD』もカッコイイ!
途中、声色も変えて「過去のヤマナカ」出てきてたもの。
『GET BACK』の始まりもかっこよかったなーーーー(カッコイイばっかりw)
『愁』はスクリーンに歌詞も表示されるもんだから、ほんとグッとくる。
曲終わってからも静まり返ってたもんなぁ
『A-E-U-I』も『PSYCHOPATH』も楽しかったー。嬉しかったー。
PSYCHOPATHの拓也さんの低音ボイス…最高だわぁ
『Saivor of My Life』
山「あなたのHEROに捧げます」
これは…
あの会場に来てた若い子たちにとってはオーラルがそうだよねぇ…と客観的に思う私(哀)
あらためて『狂乱~』はすごい。すごいキラーチューンだわ。1曲であんなに会場の熱量上げるって。
ちなみに最後のキメ台詞は
「I swear 大阪城ホール、ライブハウスでした 」
だった!
『カンタンナコト』もすごい。でももっとすごいのはSKY-HI。
あの人4公演全通だよ?笑
さらに翌日にはビーファの帯同でアメリカ到着してたよ?? ナニアノヒト
前日に引き続き『DUNK』ではMasatoも登場。
Masatoも当日京都フェスに出て、その後大阪へ再度来たわけで。
彼らのシーンの「友情」「絆」ってウラヤマシイくらいスゴイ。
そして『Red Criminal』
あの部分でみんなを座らせた拓也さん。
山「あーーもうオレ、タカが外れたわ!!もうギターも置くわ!!!」
と言って、ステージ降りて走ってアリーナ中央付近へ。
近づくにつれて立ち上がるアリーナのお客さん。
山「誰が立っていいってゆーてん!座れーーーー!!!」(半ギレ)
座る客。笑
そこからラストまでもう騒然。
盛り上がったーーー
『狂乱~』から『RC』までの4曲の雰囲気。
たぶんこれが「アリーナライブハウス化」の第一歩。
『See you again』
スクリーンに歌詞。
あれは…拓也さんの手書きかな。愛情と想いが伝わる感じがしたな。
アンコールのときのMCは前日と比べてあっさりしてた。
なんとなくだけど…
これでアリーナが終わることがさみしかったんかな、と。
あとこの日のMC。
あきらさん結婚話。
山「いや…リアコっていうの?正直、そこ心配やったで。俺、”あきらかにあきら”でエゴサしたもん」
あ「え?まじで?ありがとう~。で、どうやった?」
山「大丈夫やった!」
これ言うことでこれからもあきらさん守れるよね。
ふふ…尊い。
オーラル、満喫したなー
実は私自身、仕事がけっこうハードで体は疲れまくっていたのだけど。
なにもかも忘れて楽しめた。
拓也さんが言ってたんだけど。
山「俺らのライブは”ショー”ではなくってみんなとのぶつかり合いで…それで生きてるって感じがする」
たしかに。
それなんだよね。
例えばミスターのライブは彼らが魅せる世界と音を受け取って満たされる部分が大きいのだけど。
オーラルや彼らのいるシーンのライブは客も全力でぶつかっていって成立する、というか。
「歌え!」「跳べ!」「かかってこいや!」に全力でこたえないと失礼なんだよね。
だからホント、会場内の熱気と一体感がすごい。
私がこちらの世界に惹かれたのは今までにしてこなかったライブの楽しみ方を知ったからだと。
どちらの世界も楽しいし満たされる。
広がったなぁとつくづく思う。
ありがとう~
*終演後対バンツアーの発表が。この動画、リアタイでバックヤードと会場で作成されたもの。やることがオシャレだわぁ。
そして、この対バンの相手が昨年の…あの日…パラデジャ2日目の面子という…それは…胸アツ。