Baabaの腕まくり日記

朝雨は女の腕まくりで大したことではないという意味の諺からこんなタイトルにしました

読書の秋

2006年10月20日 | 日記

散歩の途中、立ち寄る図書館で見つけた高峰秀子著「にんげん住所録」から抜粋しました

『・・・・・・ある日とつぜん「あぁ、そうだ、あれを片づけなくちゃ!・・・でも、明日でもいいか」と思ったとたんに老いがはじまる、ということではないかしら?・・・・・・「明日でもいいか」はあさってでもいいか、になり、来週でもいいや、と、老いは日毎にひた走って一路「老衰」へと接近してゆく。明日でもいいか、は、他人にはわからない自分だけの老いのサインである。・・・』

と、なるほどネ全く同感!秋の夜長の読書は眠り薬どころかますます目が冴えて、殆ど一冊読破し、明日はあれをしてこれもしてと夢を見ながらBaabaは・・・



折に触れ思い出す幼い頃のこと、両親との日常会話に「デコちゃん!」がよく登場してた記憶がありデコちゃんの愛称が心にずっと残っています・・・両親ともに特に映画が好きという訳でもないのにその頃唯一の娯楽だったのでしょうね。
以来ずっと1フアンです

高峰秀子の本 にんげんシリーズは今までに三冊、
「にんげん蚤の市」
「にんげんのおへそ」
どれも面白く一気に読み、折に触れ手にしては読み返しています