加美町宮崎旭地区西部、沢に並行する林道をどんどん上がって行くと、水量の多い沢を橋で渡ります。対岸の山側法面が崖地のようになっていて、その下に白い小花が多数咲いているのを見つけました。歩み寄って確認すると、花びらが「大の字」に付いていますからダイモンジソウと思われます。念のためフキを除けると、浅く掌状に裂けた葉を観察できましたから、ダイモンジソウで間違いないですね。
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加美町宮崎旭地区西部、沢に並行する林道を上がって行くと、湿った斜面下にたくさんの青紫色の花を付けた植物が帯状に群生しています。林道をさらに上がって行くと、似たような小群生地が、斜面下の林道端に点々と続いています。花がシソ科のそれらしく見えますし、葉の先が亀の尾状に伸びていますから、たぶんカメバヒキオコシでしょう。
二枚とも202 . . . 本文を読む
加美町宮崎旭地区西部、尾根筋の踏査を終えて窪地内の山道を下って行くと、一帯に杉林が続いていて、その中を細い山道でさらに下って行きます。しばらく下って行くと道脇に草叢があって、草葉を透かして何か赤いものが見えます。溝のような草叢に入って草を掻き分けてみると、赤いものはツチアケビの実で、周辺には4株ほど生えていました。花は数年前に観察したことがありますが、実を見るのは初めてです。
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登米市東和町錦織の嵯峨立地区北西部、小河川中流部にあるダムから、車道を下流側へ下って行くと、山側法面につる植物が茂っていて、花穂なのか、或いは果穂かも知れませんが、上向きにたくさん立てています。オオツルイタドリか、その仲間でしょう。花穂の長さはまちまちですが、6~7cmのものが多いですね。花は花穂先端の数個だけで、他はすでに果実になっています。
周辺を見回すと、あちこちにこのつるが絡んでいて、特 . . . 本文を読む
登米市東和町錦織の嵯峨立地区北西部、小河川の中流部にロックフィルダムが築かれていて、かなり大きな貯水池になっています。
ダムサイトから車道を下流側へ下って行くと、道路の山側法面の草叢に、黄色い花が点々と咲いています。急な法面を登って花を観察すると、直径1.5cmほどの黄色い五弁花ですが、多くはすでに結実していますから、名残の花という印象です。初めて見る花ですね、周辺には牧草地や牛舎があるので、帰 . . . 本文を読む