一関市藤沢町黄海地区南東部、丘陵上から集落道を下って行くと、山蔭で薄暗くなった場所が
あります。道路の法面には何種類かの羊歯植物が生えていて、その中にナライシダらしきもの
が何本か生えています。葉身が五角形状で4回羽状中~全裂、葉質が薄いことからナライシダ
でしょうが、仲間に何種かあるので、後で羊歯植物図鑑で調べることにしましょう。
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一関市藤沢町黄海地区南東部、丘陵上から沢沿いの集落道を下って行くと、山側斜面の木から
つる植物が垂れ下がっています。葉が厚めで縁が3~5浅裂していますから、エビヅルでしょう。
実が生っていないかつるを目で追うと、葉陰やつるの上部にいくつか黒紫色の実が房になってい
るので、エビヅルで間違いないでしょう。
しばらく下ると、山側の林縁や耕作放棄地の脇にエビヅルが藪をなしていました。
残念ながら実は付い . . . 本文を読む
一関市藤沢町黄海地区南東部、丘陵上の集落道を南へ上がって行くと、道下の法面が雑木林
になっていて、林際の木に何かのつる植物が絡んでいます。歩み寄って確認すると、葉陰に
黒紫色の実が房状に生っています。葉を見ると、やや光沢のある広卵形で先が小さく尖り、
縁が波打っていますからマツブサですね。
この植物はたまに見ますが、果実を観察するのは4~5年ぶりです。
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一関市藤沢町黄海地区南東部、丘陵上の道路脇に陶芸センターがあり、ここに広い駐車場が
あるので、この地区を踏査する際の起点にしています。その駐車場の際に一本の高木が聳えて
いて、今は大きな葉が黄色く色づいています。
数年前の7月中旬だったか・・駐車場脇の高木に白い花が幾つか咲いています。
下から見上げるとキササゲの花に似ていますが、花が白いので同属の別の種と思われます。
なおキササゲの花は淡黄色で . . . 本文を読む
石巻市北上町十三浜地区、海岸沿いに荒れた林道が通っていて、これを南へ行くと東側へ脇道
が分かれています。どこへ行くのかと入っていくと、東へ緩やかに傾斜した広い畑に出ました。
北側の半分は耕作放棄されているようで、背高の雑草が生い茂っています。
南側はまだ管理されているようで、畝状に多くの低木らしきものが植えられています。
畝の数は30~40本はありそう・・そうか、ここは茶畑なんですね。
日当たりが . . . 本文を読む