室津港 2016.11.15
約2000年前、神武天皇の東征先導役が室津に港を建設したといわれる。
藻振ノ鼻(室津半島先端部)と金ヶ崎(たつの市・相生市境)で囲まれた室津湾の、さらに東側奥にあることから、
「室の如く静かな津」ということで「室の泊」と呼ばれたのがその名の始まりと伝えられる。
『播磨国風土記』に、「コノ泊、風ヲ防グコト室ノゴトシ 故ニ因リテ名ヲナス」と記されているように三方を山に囲まれ天然の良港であった。
奈良時代には行基によって「摂播五泊」(河尻(尼崎)、大輪田泊(兵庫)、魚住泊(明石)、韓(的形)、室津)の一つとされ、
海上と陸上交通の要衝として「室津千軒」と呼ばれるほど栄えた。
道の海駅から家島諸島
室津港
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