娘の散歩道

東京町田市より、普段の出来事や散歩に行った時に感じた事を
記録しています。

サイクリング

2006年06月29日 10時59分50秒 | 
昨日、会社から帰ってくると娘が家の前で自転車に乗って遊んでいました。

最近、自転車にも乗れるようになって、その自転車でどこかに行きたいと
しきりに言ってくる日が続いています。

今までは、「小学生になったらね」と言い聞かせてきましたがそろそろ不満が
積み重なってきているように見えます。

夕食の準備が出来、呼んでも家に入る様子はなく家の前を、壊れた洗濯機みたいに
グルグル回っていて、籠の中の小鳥状態。

そんな様子を見ているとちょっと可愛そうになり、「じゃーちかくのスーパーまで、いってみようか?」と言うと「うん、いってみる」と嬉しそうです。

確かに、そのうれしさは私にも解ります。
子供にとって、歩く以外の手段である自転車は、未知の世界への乗り物、しかも自分自身が操る事でいっそう楽しく、またスリルがあるものと思うのでしょう。

スーパーまでは歩いて10分程で、その道を娘は知っているものの実際自転車で
通ると、いろいろな発見があります。

歩道部分の道幅の狭さ、深い排水溝、歩道上に邪魔となる看板等があり、
そのどれをとっても娘には驚異となった事でしょう。

そして、車道には車が通り、大きな音にびっくりしながら、そのたびに自転車を止めきょろきょろしています。

私も、娘と一緒に歩くと思いの外、歩道部分の狭さを実感します。

途中、「あまり車道側に近づくと危ないよ」と言ったものの「あまりそっちに行くと溝に落ちるよ」と言う事しきり。
「はい、ここではちゃんと止まってね」、「あの車が行ったら、ペダルをこいで」等々。

この調子で、30分くらいかけてスーパーを往復しましたが、娘は本当の道にはいろいろな障害があり、それに注意を払わないといけない事が少し解ったみたいです。

娘にとって命がけのサイクリング?、「もう、こういう時期なのか」と思います。

危ない事を先延ばしにするのではなく、危ない事であるからこそ、興味を持った時に親と一緒に「どうしたら安全か」、「どのようにしなければならないか」を考えながら、そして経験することが必要ではないかと思います。

安全教育は、幼稚園でも行われていますがそれだけに任せるのではなく、家庭での教育も必ず必要で、特に自転車などの乗り物を使う場合は、歩くより速い事から
一瞬の判断ミスや、動作のミスによっては事故にもつながりかねないと思います。

安全教育については日頃から、家庭内で信頼される立場の親が適切なアドバイスを
することで、危険の度合いを子供ながらに感じてくれると思います。

更に危ない事をしたり、言う事を聞かない場合は、自転車を取り上げるなど厳しい対応も必要と思います。

いずれにしても目が離せない時期であり、相反して子供にとってものすごく楽しい時期である事は間違いありません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿